こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
我が家の子どもたちも、だいぶ前からウキウキして毎日のように
「楽しみだなぁ」
と連呼していた2017年のトゥンガモーキャーの日がやってまいりました!!
運動会が終わっても、子どもたちは忙しいのです!!
秋は、行事が目白押しだから。
今日は夕方になると、与論島じゅうの子どもたちが、でっかい袋を持って、
トゥンガトゥンガ~
と言いながら、そこらじゅうを歩き回る不思議な日なのです。
旅行中の人が見たら、あまりの子どものうろつきようにビックリするかもしれません。
目次
与論島のトゥンガモーキャーって、なんですか?
さっきから、言いにくい、書きにくい言葉を連呼していますが、トゥンガモーキャーとは、旧暦の八月十五日、十五夜の夜に豊作を祈って神様にお供えしたトゥンガ(おだんごやおもち)を子どもたちがいただけちゃう、なんとも子どもにとって幸せな日なのです。
神様にお供えしたトゥンガが減ると、「神様が召し上がってくださったんだなぁ」と大人は喜びます。
この日は、いつもは悪童な子どもたちも、童神にランクアップして、それぞれのおうちにお供えされているおもちやらを見つけることができたらもらうのを許されます。
このとき、子どもたちは「トゥンガトゥンガ~(もち~もち~)」とさけびながら、トゥンガを探すのです。
ハロウィーンの与論島バージョンみたいなものなのです。コスプレはしないけど。
最近は、おもちやおだんごだけでなく、手軽なお菓子が主流になっていますが、子どもたちはお菓子の方が嬉しいようです。
でも、いろんな家のおもちを食べ比べるチャンスでもあるので、わたしとしてはおもちの収穫を期待しています。
かーちゃんも、しばらくおやつを準備しなくて済むからとっても喜ばしい日なのです。
与論島の方言的には、
『トゥンガモーキャー=おもちドロボウ』
ですかねぇ?ドロボウじゃないか、おもちもらいですかね??
ほんとに、びっくりするくらい袋いっぱいのお菓子を持って帰ってきます。
学校から、この日だけは、夜の七時半までにおうちに帰れば良いとのプリントまで配られるのが、またすごい行事です。
学校公認のウッキウキ行事なのです。他の島にもこんな楽しげな行事あるのかな・・・
与論島の大人にとっても、トゥンガモーキャーは楽しみな行事
おじいちゃんおばあちゃんは、普段あまり遭遇しないだろう、いろんな家の子どたちに会えるのを楽しみにしています。
がんばって庭先に、かごいっぱいのお菓子を準備してくれます。
子どもたちの嬉しそうな笑顔を見るのは、おじいちゃんたちも大好きなので、とても素敵な風習だなぁとしみじみ思います。
暗闇からヒョコッとかわいい子どもが出てきたら、ウヒョッとしてしまうけど。
子どもも大人も嬉しい、夜のトゥンガモーキャーなのです。
ただ、
子どもたちにわかっていてほしいのは、こうやって遊びに来てくれる子どもを待ってくれている人がいるということ。
ただ、トゥンガだからお菓子いっぱい取ってもいいん!!ではなく、きちんと感謝することを考える大事な行事でもあるのです。
黙って取るより、ちょこっとでも話しかけられたら嬉しいんです。
じゃないと、お菓子なんか置かないから。
独り暮らしのおじいちゃんおばあちゃんなんかは、ほんとに喜んでくれるはずです。
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トゥンガモーキャーじゃなくてもお菓子は毎度、たらふく置いていますが、今時期はさらに大量入荷しております‼️
毎年の一番人気はやはり、うまい棒の大袋の手軽さがお母さんに人気です。
ヒロヤさんの特製よもぎもちも大量入荷しておりますが、売り切れるのが早すぎる!!わたし、よもぎもち大好きなんですよ。
よもぎもちは、与論島の方言でプチムッチャーといいます。
なんか、イチャガラシ(イカの塩辛)にしても、ユーガマ(スクガラス)にしても、与論島名物はわたしの好みにめっちゃ合ってるんです。
ただ、山羊汁だけは、どうしても食べられないんです・・・
おつまみにもおすすめの駄菓子が大量にありますので、ぜひトゥンガ&宴会の準備はオーシャンマーケットでどうぞ。
なんなら、箱買いとかいかがでしょうか?
いつまでも、この子どもも大人も楽しめる素敵な風習が残っていきますように。
大事にしたいトゥンガモーキャーです。
さぁ、月夜のトゥンガモーキャーにでかけましょう。
くれぐれも、車や自転車には気をつけて、いってらっしゃ~い。