こんにちは。
食べ物の好き嫌いはほとんどない、食いしん坊ばばぁ、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
先日、ゴーヤを大量にもらったんですよ。
わたしは、ゴーヤ大好きです。確かに苦いけど、それがクセになるってゆーか・・・
それ以上に、ゴーヤの栄養を期待して、バリバリ食べています。
ちゃんと、ネットで調べて塩水につけてみたりしてるのに・・・・・・
なのに、わたし以外の家族と来たら・・・・
もう散々。ゴーヤに対して失礼極まりない。
ダンナに関しては、嫁に失礼すぎる!!!
むかついたので、心優しいツイッターのお友達にゴーヤのおいしい食べ方について聞いてみました。
すると、たくさんいいアイディアを教えてもらったので、ここにまとめておきます。
ネットで、田畑農園のゴーヤ販売も始めましたので、そちらも注目です!!
目次
ゴーヤの苦味を抑える方法
ゴーヤの別名はニガウリ。
我々若者(つっこみがきそうですが・・)や、島の外から来た人は、ゴーヤと呼びますが、島のおばあちゃんたちは、ゴーヤのことは大概、『にがうり』と呼びます。
その名のとおり、苦いウリなんですよ・・・・
見てくれも奇抜で、もしかしたら見ただけで嫌いなひともいるかもしれません。
が、ほとんどのひとがゴーヤを嫌う理由は、その苦さです。
ゴーヤの苦い部分は、外側の緑の粒粒の部分。特に、粒粒が小さいもの、緑が濃いものは苦いようです。
よく、ワタを取り除くように言われるのですが、ワタはまったく苦くない!
苦さの原因は、モモルデシンという成分によるもの。
このモモルデシンには、
・胃腸の粘膜を保護し、食欲増進
・神経に働きかけて、気持ちすっきり
という効果があるんです。夏バテ症状にピッタリの食材というわけですな。
やっぱり、南国野菜。
ちなみに、与論島ではビニールハウスのなかでゴーヤを育てているので、夏野菜と思いきや冬も食べられたりします。
今はどうかわかりませんが、山口県に住んでいたころ、ゴーヤなんてほとんど見たことはありませんでした。
やっぱり、その土地に合った野菜が重宝されるんですよね。
わたしがやっていた苦味を取る方法は、
塩水につけてしばらく置いておく。
なんか、一番楽そうだから・・という理由でやってたんですが、正直上手に苦味が取れてないのは気付いていました。
でも、苦味もうまさのひとつよね!と前向きに考えて、食卓に出した結果が、ダンナのセリフです・・・
一般的に、ゴーヤの苦味を取る方法は4つあります。
①塩でもむ
②塩と砂糖でもむ
③油でいためる
④苦味の強いものとあわせてごまかす
①をやってるつもりだったんですがねぇ・・・・もみ方が足らんかったのか・・・最後、水分を取るために揉むと言うより、ひねりつぶすいきおいだったのに・・・・
②の塩と砂糖は初耳でして、砂糖!!!と最初聞いたとき、ビックリしました。
スイカやトマトに塩や砂糖をかけるとゆーやつと同じやつです。どちらもやったことなにです・・・素材の味が一番だと思ってる派なので。
たしかに、甘くなる・・・?ものすごい抵抗あるなー・・・
④のほかの苦いのと混ぜたら、めっちゃ苦すぎるのでは・・・・・???
さて、島人、島好きなみなさんが実際にやっている方法とは?
水道水で流しっぱ
ザルに入れたゴーヤをボールに入れて、水道水を10分くらい流しっぱなしにして、ゴーヤを水にさらす方法。
塩も砂糖も使わない。
これで、苦味はだいぶとれるそうです。
砂糖につけて漬物にする
もう、苦味を取ると同時に料理にしちまうという方法。レシピになっちゃいますけど。
甘めのマリネにしたり、氷砂糖と梅干と混ぜるという方も!!
苦味を甘さでカバーする技は、女子のあいだで人気のようでした。
でも、わたしの頭が男脳だからか、砂糖にゴーヤを入れることがどうしても抵抗が・・・
でもでも、なんか美味しいそう・・・ゴーヤの梅・氷砂糖漬けは徳之島のトライアスロンでも出されるスタミナ回復メニューなんだそう!!!
鰹節の味成分とゴーヤの苦味成分の出会いに期待
なんと、鰹節にはゴーヤの苦味を抑える効果が・・・!!
さっぱりわからない論文がこちら。
まとめると、鰹節のなかに苦味を抑える成分が入っている!!
さらにそのふたつを一緒に、噛めば噛むほど苦味がなくなってしまうんです。
鰹節も栄耀満点だし、嬉しい組み合わせです。
塩や砂糖、油、ごまかす以外にも、いろいろとゴーヤの苦味を取る方法はあるものですねぇ!!
島人、島好きの日常的なゴーヤレシピ集
生のままでもおいしい
水道水でしばらくさらして、苦味をとったゴーヤとシーチキンとマヨネーズを混ぜるだけ!!
これだと、食感が残っておいしいそうです!!!
ゴーヤはそのかりっとした食感も美味しさのポイントだもんね~
苦味が取れるまで水にさらすのが重要。
ゴーヤチップス
これなら、子供さんもぱくぱく食べてしまうとか。
片栗粉をまぶして、油で揚げてシオコショウするだけ。
でも、これがまた、おいしくて作ってるそばから、自分で食べてしまっちゃうようです・・・・しかも、酒にも合うようで、酒もすすんでしまうとか。
おそろしいレシピ!!
ちなみに後日、実際に娘と作ってみました!!
後から、じわっとゴーヤの苦味がやってきますが、それはそれでおいしい!!
やけどしましたけど、おいしくできました。
ゴーヤチャンプルー
これは定番中の定番、ゴーヤレシピですね。
普段食べないけど、沖縄や与論島のような南の島に遊びに来たら、お店でなぜか注文してしまうやつです。
このゴーヤチャンプルーただいろんなものを混ぜて適当に炒めるだけと思いきや・・・作るとべちゃっとなりやすく、案外クセモノだったりします。
べちゃっとならないように作るにはコツがあるんです。
①ゴーヤは素早く無駄なく下処理!!
タネとワタをキレイにとって、2ミリ厚に切って、塩をふって軽くもみこむ。→ざるに入れてざっと水洗い。→水分をしっかり落とす。
これを素早くやります。
②ポークランチョンミート入れよう!
ランチョンミートについては、以前記事で書きました、沖縄や与論島の定番缶詰です。
与論島でも人気のランチョンミートのおすすめの3つ食べ方と注意事項
生の豚肉を使うより、ランチョンミートを使ったほうが、コクと旨みを効かせることができるのです!!
③一気に炒めたらいかん
ゴーヤと豆腐のような水分が出てくるものは別々に炒めておいて、別々のお皿に分けておきます。
べちゃっとしてしまう原因は、たくさんの具材をダラダラと炒めてしまっているから。
ゴーやと豆腐を別に炒めることで、この問題は解決です!!!
ゴーヤの栄養はすごい!効能効果まとめ。
ゴーヤは健康にいいといますが、そういえば何にいいんでしょう??
ゴーヤ1本のカロリーは約43キロカロリー。
ビタミンC
ビタミンCは白血球をより活性化させる働きがあるので、風邪対策に効果的。
でも、ビタミンCは熱に弱いため、加熱せずサラダなどにして食べるのがいいんです・・・・
葉酸
貧血対策に効果的。
カリウム
カリウムは、体内に溜まった余計な水分、塩分を排出してくれます。
むくみがあるときに食べるといいですね。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維は、腸の動きを活発にします。
なので、溜まった便を押し出してくれるんです。
便秘のひとには朗報!
モモルデシン
最初に出てきた、苦味成分です。
モモルデシンは、胃酸の分泌を促進する作用があるので、食欲を増進させます。
夏バテで、食欲がなくなったときにありがたいゴーヤです。
しかーーーし!
ゴーヤの苦味を取るための下処理をしたり、加熱したりすると残念ながら、その過程で失われる栄養もあります。
ビタミンCや葉酸は水に長時間つけたり、ゆでたりすると流れ出てしまうのです・・・
なので、下処理は最小限に。ゆでずに蒸し焼きにするなどの工夫も必要。
じつは、苦味の元、モモルデシンも水溶性なので、水に流れていくのですが、嬉しい栄養効果も半減してしまっているんです。
ゴーヤの食べすぎにも注意!!適度に摂りたい、夏の味方。
体にいいと言われるゴーヤですが、食べ過ぎるとそれは逆に毒にもなるのです。
食べ過ぎると、モモルデシンによる胃酸分泌が過剰となり、胃に負担がかかり、腹痛が起こってしまうんです。
適量なら、消化を助け、食欲増進につながり、元気になれるゴーヤではございますが、裏もあるので、おぼえてきましょうね!!
与論島のひとがあまり夏バテしないのは、ゴーヤなどの島野菜のおかげかなー?
他にもおすすめのゴーヤレシピあったら、どんどん、はなアンニャー(@hanadeso3)まで教えてくださーい!!