与論島にはハブはいません!代わりにいる迷惑な生き物たちを知ろう

こんにちは。

はなアンニャー(@hanadeso3)です。

わたしは山口県の山奥の生まれでございますので、正直、虫もちょっとした動物もそんなに苦手ではありません。

なんなら、そのへんにゴキブリがいたとしても、

はなアンニャー
あ。ゴキだ。

で終わります。ひどいときは、空気のような存在として共存できます。

子どもたちには、ゴキブリを見つけたら、ティッシュの箱でぶったたいて、そのティッシュで包んでゴミ箱に捨てるように指導しています。

だけど、世のなかには、虫や爬虫類が苦手でしょうがないというひとも、もちろんいるんです。

今回、地方移住を考えている方から、

 

与論島にはヘビはいるんですか?』

 

とのお問い合わせがありましたので、さっそく調べてみました。

 

目次

与論島にハブはいません

 

とりあえず、最初に書くと、与論島にハブはいません。

南の島といえば、たいていハブが生息すると思っている人が多いでしょうが、与論島にはハブはいないのです。

お隣の沖永良部島と少し離れた喜界島にもいないといわれています。

奄美諸島のなかでハブがいないのはこの与論島、沖永良部島、喜界島の3島だけです。

なぜ、他の島にはハブがいて、この3つの島にハブがいないのでしょうか?

これについては、簡単に言いますと、ハブがいない島は標高の低い珊瑚隆起の島であり、他の島は標高の高い火山島であるという違いです。

昔は陸続きで、どこにでもハブはいたけれど、海面上昇が起こり、低い島は海の中に完全に沈んだのでハブが全滅しました。

その後、再び海面が下がって今のような島の形になったのが与論島などのハブがいない島々という説があるようです。

珊瑚礁の化石でできた島は、土壌がアルカリ性だからハブが生きられない!という話もあるようですが、同じ珊瑚礁の島でもハブが生息する沖縄の島もあるので、ハブの謎は謎のままです。

 

とりあえず、与論島にはハブがいない!!

 

これだけでも安心して住めますね!!

だから、与論島の病院にはハブの血清は常備されていません。

 

そういえば、こないだ石垣島に住む看護師さんが病院から出ようとしたらハブにかまれた!!と言っていたので、けっこうその辺に潜んでいるようです。

はなアンニャー
お~こわっ。

ちなみに、わたしの地元の山口にはハブはいませんが、マムシがいて、わたしのまわりにもかまれた人がたくさんいました。よくあることなので、抗マムシ血清は常備してありましたよ。

ハブ酒は、いつか飲んでみたくもあります。

 

与論島に住むヘビは主に2種類

 

与論島に、ヘビはいないのか??

といえばそうでもないようで、つい最近、車で夜道を走っているときに、与論島の言葉で、『マッタブ』と言われるヘビがにょろにょろしているのを発見しました。

このとき、思ったのは

 

はなアンニャー
あれ?そういえば与論島でヘビに会うのって珍しいな

 

そうです。与論島にヘビは、いるにはいるようですが、普通に生活しているうえでは、ほとんど遭遇することはありません。

一緒にマッタブを見つけた与論人も、珍しいなぁ~と言っていたので間違いないです。

 

与論島に住んでいる主なヘビは2種類です。

①アオダイショウ

これは日本各地にいるやつですね。

うちの地元にもわんさかいました。じーちゃんのベッドの下とか、トイレの隅とか、家はやたら山の横に家が建っているので、ヘビからタヌキからキツネからイタチから、ヒルもおるしなんでもかんでも生息していた場所なのでした。

逆に、アオダイショウがいる家は幸せになるとの言い伝え的なものがあり、どうやら我が家は超ハッピー家族なんじゃなかろうかい?と思うくらいアオダイショウは家の中にいました。

ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金持ちになるとか、白いヘビを見たら縁起がいいとか、なにかとハッピーな生き物として、ヘビは重宝されていたのです。

実はわたし、与論島では、いまだに見たことはないんですよね。なんか、与論島ではカゲが薄いっちゅーか、ヤモリにおされ気味ですよね。

あまり、草むらにも行かないのもあるかもしれません。

ちなみに、アオダイショウには毒はありません。噛まれたら痛いでしょうから、イタズラなどせず、ほっといてあげましょう。

そんなに姿は現さないと思いますよ。

②アカマタ

さっきの『マッタブ』はアカマタのことのようです。沖縄でもマッタブと呼ばれているみたいです。

このマッタブも、アオダイショウと同じく、毒はありません。が、実は気性の荒いヘビなので、威嚇するだけでは飽き足らず、噛んできます。

近寄らないようにしましょう。

とりあえず、毒はなくとも蛇はヘビです。

イジワルすれば、噛まれます。

 

そういえば・・・・

抜け殻を財布に入れておいたことありますが、お金はたまりませんでした。

 

 

ほとんど、ヘビに遭遇する事はありません。

特に、生きてるヘビにはめったに会いません。

車に轢かれてぺっちゃんこになってるのはたま~に、これでもたま~に見るくらいなので、ヘビ嫌いさんでもビクビクしながら暮らさなくても大丈夫です。

 

ウミヘビはダイビングしてるときに、けっこう見ることはありますが、それはまた別のお話で。

 

与論島に住む、他の嫌われ者たち(息子氏セレクション)

 

ヘビのほかにも、与論島に住む嫌われ者たちの中でも、生き物大好き息子セレクションを息子のウンチク込みでお届けします。

やっぱり、自然の多い田舎なので、それなりに虫などは多いです。

①ムカデ

ムカデは、本土にも頻繁にいますが与論島でもところかまわず現れます。

与論島では、噛まれたら大変なことが起こると言い伝えられています。

物知り博士の息子の話では、ムカデの体の横にある穴を押さえると死ぬらしいですが、穴を押さえるまでが至難の技じゃんと思います。まず、さわりたくないですよ・・・

わたし、噛まれたことありますが、こうやって生きてます。

痛いは痛いですが、病院に行くほどではありませんでした。

正直、与論島で見るムカデより、山口で見るムカデのほうがめちゃくちゃ大きくて気持ち悪いです。

多分、言い伝えのようなことは起こりませんが、そのくらい痛いぞ!!との警告ということなのでしょう。

②ネズミ

わたしのくるみボタンをかじった憎たらしいネズミです。

与論島、普通のネズミもいっぱいいますが、外にめっちゃでかくて、すばやいネズミがいます。

昔、ネズミにかまれて真夏にインフルエンザにかかったことがあります。

こいつら、何の毒を持っているやら分かりません。

そういった意味では、かなり嫌な生き物です。

③アリ

1年中、家の中をぞろぞろと行進しているアリんこさんたちです。

小さいくせに、噛まれると痛い厄介者です。

最近では、アリの巣コ○リもあまり効果がなくなってきており、いろんなアリ除けを探していますが、次から次へと出てくるので、どうしようもできません・・・

④イタチ&野良猫

哺乳類は、見た目はかわいいような気がしますが、息子にとっては敵のようです。

理由はうちのにわとりを食べたから!!

そして、野良猫はウチの庭にウンコをしまくるし、それがまためちゃくちゃくさいので、もうほんとに腹が立ってます。

どうせ、家に住み着くんなら、ネズミでもやっつけてくれたらまだ許せるのに、それもやってくれません。

うちのにわとり様のおこぼれを狙って、家に集まってくるんです。

娘は、昔、野良猫に噛まれたので、猫が嫌いです。

息子は、やたら犬にほえられるので、犬が嫌いだそうです。

はなアンニャー
だけど、野良猫が集まってくる家は、いい運気が流れている家なだそうで、邪険にもできないということが最近、判明しました・・・

 

野生動物は、何のばい菌を持っているか分からないので要注意ですよ!!

 

息子は、基本的に生き物大好き少年なので、あまり嫌いな生き物が思い浮かばないようです。

 

こんなわけで、与論島の嫌われ者たちは本土の嫌われ者たちと、ほとんど変わりはありません。

もしかしたら、遭遇率が多いような気もいますが、住んでいれば、慣れます。

どんなに、虫嫌いを豪語していた人でも、長くいたら慣れます。

迷惑な生き物、追加

 

まだまだ、考えてみると迷惑な生き物はいました。

アフリカマイマイ

雨降りのあとによく見かける、でかいカタツムリです。

こいつは、農作物にもかなり被害を与える、厄介者です。

また、恐ろしい寄生虫の中間宿主になります。

見つけても、絶対に素手でさわらないようにしましょう。

与論島は、本当に蚊が多い島です。

毎年、刺されまくっています。

暑さが原因だと思われますが、蚊が発生しやすい水溜りなどが多いのも原因です。

旅行中、虫刺されの薬を求めて、オーシャンマーケットに来られるお客さんがたくさんいます。

虫除けは、島旅の必須アイテムですよ。

 

番外編★与論島の妖怪特集

 

まったく、嫌われ者と関係ないですが、与論島には昔から伝わる妖怪がいるそうです。

その名は、『イシャトゥ』

イシャトゥは、与論島だけで言われている妖怪で、体格は小さく、子供のような見た目で、夜はいざりをするのが趣味で、魚のめんたまが大好きな妖怪のことです。

このイシャトゥ、ただの想像上の生き物だと思って油断していてはいけないようなのです。

海でイシャトゥに襲われて命からがら逃げ帰ってきたという話も昔から多くあるようで、なかなかあなどれない存在であります。

イメージ映像しかないですが、こんな感じでしょうか?

この愛想の悪そうな妖怪イシャトゥも、みんなの嫌われ者なんでしょうか?

 

まぁ、あっちからすれば、人間もかなりやっかいに見えているはずなので、あまり刺激せず、共存していきましょう。

 

 

 

 

 

2 件のコメント

  • こんばんは!
    さっそく○○について記事を書いてくださってありがとうございます!
    (○○とはアレのことです。書くのもつらいんです…)

    私が「与論島 〇〇」と検索しようとすると
    ○を入れた時点で○○と候補が出るので、調べている人たちがとても多いのでは?
    と思います。

    ○○苦手で、旅行前に調べてる人多いんだろうな~って感情移入です。
    (私の場合は主人やペットたちと一時的であっても移住希望です。)
    今日の記事が参考になる方、とっても多いと思います。

    この記事での、はなアンニャーさんの「地元」ということばは
    山口県のことなんですよね。
    ですから、与論は山口県の山に近いところよりはずっと○○が少ない
    ということなのでしょうね。

    私は長野県で、最近は○○を年に1回見るぐらいです。
    これくらいなら移住できそうです。

    ただ、ムカデ等のことも書いてくださり、本当に参考になったのですが
    そこらへんもがんばらないと、って思います。
    家の中にヤモリもいるんですってね。うわぁ!
    でも、与論の海の魅力のためにはガマンしないと。

    ほんとにびっくりしたのは、妖怪イシャトゥ!!
    ど、どうしよう…

    今回の記事、
    ほんとうに参考になりました!!!
    最後まで○○の写真が出てこなくてヨカッタ!
    旅行、移住の際には、
    オーシャンマーケット、お買い物しに行かせていただきます(*^◇^)/゚

    • お返事ありがとうございます。
      写真は載せてはならぬと思って載せておりません( ´∀` )b
      あまり、アレを見ないのは何人かにインタビューしてもそう言っていたので大丈夫かと思います。

      そらさんがいらっしゃるのをウキウキしてお待ちしております‼️

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    【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。