さて、今日で2学期も終わり、あとはクリスマス、お正月を待つだけになりました。
学校から帰ってきた息子が、ひとこと。
「かーちゃん、冬休みはみんな家族でどっかに旅行するんだってよ」
・・・・そうだね、息子よ。
あんたたち小学生になってしまったから、旅行に行けるのは夏休みと冬休みと春休みとゴールデンウィークくらいだよね。
でもね、その長い休みの期間がオーシャンマーケットにとっては稼ぎ時なんだよ。
じつは、わたしたち4人家族。
4人そろって家族旅行に出かけたこと、一度もありません。
目次
家族旅行が失敗する根本的なワケとは・・・?
4人そろっての家族旅行には行った事ありませんが、とーちゃん抜きの親子3人旅は経験あります。山口県への里帰りくらいなんです・・・
3人の旅といえば、旅とは言えないですが、
長男が生まれたとき、未熟児だったので定期的に沖縄の小児科に通院していたことがあります。そのとき、一度だけ長男とわたしとだんなさんの3人で1泊2日の沖縄の病院旅行に行ったんです。
たった、その1回の旅行で、
と思わされたので、今回は意外と修羅場が多いと聞く家族旅行について書いてみました。10年前の経験を生かして、いつか自分たちもリベンジできるように。
まず、おぼえておかないといけないこと、とゆーか、これ言ったらおしまいだよって感じですが、
夫婦なんて、元々他人なんです。
家族になったからといって、好きなもの、価値観、なにもかもが相性ばっちりなわけがないのです。ここんとこ、忘れがちですが、変えようのない真実です。
うちの家族が、家族旅行大失敗した理由
わたしたち家族の一番最初に体験してしまった、最低最悪の家族旅行のことをまとめました。失敗しかありません。与論島に帰ってきて、残っていたのは思い出ではなく、疲労だけでした・・・・・
私たち夫婦の家族旅行失敗談その①
赤ちゃんがいるから、ホテルの禁煙部屋を予約したのに、当時、喫煙者のだんなが激怒!!しかたなく、赤ちゃんがいるのもかかわらず喫煙部屋に移動させられ・・・・
もう、これ。これが、こいつとは二度と旅行行きたくないと心に誓った出来事第一位。
確かに、予約する前に一言言っとけばよかったんかもしれないが、そこはTPOをわきまえてよ。
赤ちゃんいるのに、なんて野郎だ!!!
タバコくらい我慢せぇよ。って思いながら、心の中で泣いていたのを思い出します・・・
いや、大喧嘩したんだったか??ものすごい怒鳴られたような気がする。
今では、あんなヘビースモーカーだった男がすっぱりタバコをやめました。
産婦人科の壁に大量に貼ってあった「早産の原因はタバコだ!!」みたいなポスターをじっと見たり、わたしが無意識に言ってしまったからかもしれません。
なぜか、突然タバコをやめました。
本人は、
「大事な友達が病気になったので、願掛けのつもりでやめた。
特に、我慢とかせず、スパっとやめられた、ミスターストイックと呼んでくれ。」
とか、やけに自分を美化して言ってますが、確か禁断症状に苦しめられて、イライラしてふすまをぶち壊したりしていませんでしたかね、アンタ・・・わたしの勘違いでしたかね???
まぁ、今はタバコやめたんで一緒の部屋にしてやってもいいかな??
私たち夫婦の家族旅行失敗談その②
とりあえず、だんなの荷物が多すぎる!!!
わたしは、できるだけ荷物を持って旅行したくないタイプ。財布すら、ポケットにおさまってくれんかと思うくらい。
このときは赤ちゃんがいるからおむつやら、おしりふきやらいっぱい持っていかないといけないというのが超ストレスでした。
この荷物持ってくれよ~と、だんなさんの荷物を見ると
????????????????
たった、1泊2日のお隣の沖縄に、しかもただ病院に行くだけなのに、なんでそんな荷物多いの???ってくらいめちゃくちゃでかいバッグを準備していた。
でかいなんてもんじゃない。
そのバッグの中に、赤ちゃんがつめれば5人くらい入りそうな大きさ。バッグにはカンガルーのイラストかいてあるけど、赤ちゃん入れるためのかばんなのか??ちがうだろ!!
あきれて、中を見てみると・・・
着替え3回分(服、ズボン、靴下、下着一式)
靴 3足
トイレットペーパー1個
タオル いっぱい
水、ブラックコーヒー3本
まじで怖い・・・何回も書くけど1泊2日だよな??
わたしなら着替えすら
まぁいっか。
で、こないだ沖縄行ったとき、着替え下着も持っていってない。
うわ~、こいつと旅行するのめんどくさい・・・こんなでかいかばん持ち歩いてる人と一緒に歩きたくない。
って思ってたけど、本人はそれだけ持ってないと不安でしょうがなかったらしい。
これはマジな話。
彼は、異様なほどの心配性だったのです!!
わたしとは、天と地の差!!!!価値観が違いすぎる・・・・
結婚して10年でやっと判明した、家族旅行を成功させるためのたったひとつの方法
ほんとに、結婚する前も神経質ではあるなと思ってはいたんだろうけど、旅行とか行ったことなかったし、わたしが最強にズボラで自分以外のひとの性格まで、気にならなかったんです。
昔、けっこう仲良しの職場の友達3人で四国の四万十川に旅行に行ったんですけど、旅行中の過程で、二人にうちの一人の人となりが見えてしまって、
「こいつとは、二度と旅行行きたくない、ちゅーかオンナの三人旅めんどくさい・・・」
と悟ってしまいました。
二人の友達の違いは、自立してる人と自己チューな人。
自立している人は、周りに合わせるのも上手です。もうひとりは、たしかに普段から、ん??と思うことあったんですが、旅行して長い間一緒にいると、そのひとの本質見えちゃいます。
旅行って、その人のホントの部分が見えるので、結婚する前にぜひ3泊4日くらいで旅行オススメします。
で、家族旅行を成功に導く方法ですが・・・・
旦那を自分色に染めまくる=旦那の調教
これしかないです。
これ、時間がめっちゃかかります。
10年かかりました。
自分を見失うことなく、だんなの神経質ぶりに染まることなく、自分を強く持ってズボラで雑な女でありのままに一緒に暮らしていた結果。
だんなさんもズボラになりました~!!!!
わたし、やりました!勝利しました!!!おかぁちゃん!!!!(マツイさん風に)
どうやら、ヤツの神経質ぶりよりわたしの適当ぶりのが勝っていたらしい( ´∀` )b
今では、タバコやめたから部屋は関係ないし、バッグもリュック一個だけになるという成長を遂げています。準備も何日も前からやっていたのに今では当日準備( ゚∀゚)ノ
あのでかすぎるカンガルーバッグは押入れにしまわれたまま。どーせならネズミにかじられてしまえ!!くらいに思ってます。捨てるときに罪悪感がなくなるから。
そして、行った先では別行動!!
好きな事してます。ご飯だけ一緒に食べてる感じ???
わたし、気兼ねなく一緒に旅行行ける友達が世界にふたりしかいないんですけど、そいつらと旅行行ってもお互い一人行動でした。目的が同じときだけ一緒に行動みたいな。
楽チンだったんだよな~あの頃・・・だから昔、たくさん旅できたんだよね。ひとりだと寂しくもあるから。
だから、価値観があうときだけ一緒にいるようにできたら旅行はもっと楽しくなるんじゃないかと都合よく考えているのです。
家族旅行は誰のためのもの???
子供がいると、どうしても子供中心になってしまうので、家族全員で移動しないといけません。これがまた、疲れるんです。
でも、子供って自分の血が流れてるからか他人ではない感覚あるし、子供がいたら子供中心の旅行になって、子供が楽しんでくれればかーちゃんは嬉しいなって思えるんで、それは自分も少し価値観が変わったなと思うところです。
でも、子供の頃、いろんなところに連れて行ったとしても、子供は結局なんにもおぼえていない事実に、将来的にがっかりします。
写真見ても、思い出せないし。
だから、わたしが最近思うことは、家族旅行ってゆーのは、親の自己満足で、子供にとってはその日、ちょっとでかい公園に遊びに行った感覚ですぐに忘れてしまうものとして認識。
だったら、子供が小さいうちは思いきり親の自己満足の旅でいいんじゃないか?
また、お金も時間もないから、旅行と言っても里帰りくらいしかできないのがずっとイヤだったけど、これは自分の親孝行、やまぐちのじじばばに孫を見せたいってゆー自己満足の旅というテイで行けば、別にどこか特別な場所じゃなくてもいいんでない??って最近思えるようになりました。
もっと、旅行らしい旅行は、子供たちがその価値がわかるようになってからでも十分なんじゃないかな。
山口帰ったら、遊ぶところいっぱいあるし。与論島よりはちょっと多いかな?くらいの田舎だけど。
家族旅行って誰のためにするの????
→A、自分のためです。誰かのために旅行しても楽しくない