与論島は子供が弁当を作る!?島立ちを応援する弁当の日ってなに?

こんにちは~。

寒くなったり、暑くなったりと忙しい与論島在住のズボラかーちゃん代表、はなアンニャー(@hanadeso3)です。

こんなに寒いと、熱々のお鍋が食べたくなりますが、またすぐにあったかくなるとのこと。

我が家のお鍋は、ひたすら、味噌豆乳鍋、翌日のそれにキムチ投入バージョンのふたつしかレパートリーがありません。

ご飯作るのがめんどくさいときは、ほぼそれで済ませております。

お鍋って、作るのも楽チンで、肉から野菜からいろんな食材をいっぺんに食べられるからズボラかーちゃんにとっては、希望の星です。

 

でも、子供たちは鶏のからあげ、エビフライ、カレーライス、ハンバーグ・・・といったような、やたら手の込んだメニューをお好みなのであります。

 

めんどくさい。

 

 

目次

与論島に来て、初めて料理を始めました。

 

実は、わたし、本格的に料理をし始めた(本格的な料理を作ってるという意味ではない)のは与論島に移住してきてからです。

大学生になるまでは、実家暮らし。

大学時代は一人暮らしでしたが、勉強に専念してもらいたかったのか、こいつ絶対料理しないなと思われていたのか、実家のかーちゃんからレトルト食品が山のように送られて来ました。そりゃーもう山盛り。

なので、わたしが大学時代にできるようになったのはお米を研ぐことぐらい・・・それすらも正しいやり方かどうかわからないし。ちなみに、さすがに洗剤は使っていませんよ!!

それに、共同の台所で、誰かに見られながら料理する(やり方知らなかった)のも、嫌だったし、大学時代に自炊という言葉は、いっさい頭にありませんでした。

大学のまん前にコンビニあったし、学食はおいしかったし、レトルト食品は山盛りだし。

それで4年間過ごし、またもや実家暮らしへ。

実家に暮らすと、誰かが作ってくれるから、自分でやろうなんて思わないんですよ。特に、うちには料理上手のばーちゃんが家にいたので、かーちゃんが仕事でおそくなってもばーちゃんがいつもご飯作ってくれてました。

そんなわけで、ズルズルと料理に手を出さない年月が過ぎていったのです。

 

そして、月日が流れ26歳か27歳で与論島へ移住を決意。

ここから、しかたなく自分で料理を作って食べないといけないという必要性が出てきたのです。

与論島、物価高いし、引越しでお金ないし、外食するにも店が少ない。

このとき、山口から一緒に与論島までついてきてくれて、1ヶ月半一緒に暮らしてくれた友達に、味噌汁とちゃーはんの作り方だけは完璧に伝授されまして、今でもこのふたつだけは褒められる料理です。

ありがとう!!

だけど、これ以外はまるで料理のレパートリーがなく、毎日毎日、何を作ればいいのやら、悩んでおるのでございます。

スマホ片手に、クックパッドなどを見ながらやることもありますが、いまいちスマホは見にくくて、やっぱり紙のレシピ本が好きなんです。

山口帰ったり、沖縄行ったりすると、必ず本屋さんでチェックするんですが、レシピ本って、相性があるんですよね。

相性が合うか合わないかで、ずっと頼りにしてボロボロになったり、まったく開かないでなくしてしまったりと、本の行く末もいろいろあります。

最近は、本にビニールかぶせてあることが多いので中身が見れず、お気に入りのレシピ本との出会いは、奇跡みたいなもんなんです。

 

では、ここで今まで出会ったレシピ本の中で、奇跡の一冊といっても過言ではないレシピ本を紹介します。

この本のおかげで、鶏のからあげを上手に作れるようになりました。なんとゆーか、ざっくばらんぶりがわたしにちょうどいいんです。

事細かに書かれてしまうと、逆にワケ分からなくて、できなくなってしまうんですが、この本は最高でした!!ズボラでもご飯作れます。

この本は、山口に帰ったときに偶然見つけたものです。特にネットで調べてとか、中身を見てとかじゃなくて、ただ、真っ赤な表紙に惹かれて購入しました。

Mikageマダムさんという方のブログを本にしたものだそうです。本が出せるブロガー、かっこいい!!

マダムと書いていますが、意外と庶民派料理がたくさん載ってます。

ただの料理本ではなく、健康寿命をのばして元気に生活したいとの願いをこめて、作られた本で、おいしいだけでなく、身体のことも気にかけてくれてるマダムがステキです。

なんと、これ赤本、青本とあるらしく、今度青本見つけたらぜひ購入します。

 

ちらっと中身をご覧あれ。

たった、これだけなんです。もう、ありがたいことに、このとおり作れば、おいしくできます。この、簡潔すぎる書き方が好き。要らんことが、何一つ書いてない、スバラシイ本です。

見すぎて、ずたぼろになってます。そのくらい、重宝しています。

これ、買ったら、他のレシピ本見なくなりました。それくらい、わたしにマッチしてる。

 

与論島、食育の大切さ 弁当の日

 

最近、食育という言葉をよく聞きます。

わたしは栄養士さんではないですが、正直、人間の健康や病気を治すためには、薬なんかまったく役立たずで、食事が主役だと思っています。食事の前では、薬など無力・・どころか、薬と毒は紙一重だと思ってます。

食育とは、さまざまな経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

与論島の子供たちは、ほとんどが島から旅立って行きますので、その先で一番重要な「食」について学ぶことはとても重要なことだと思います。

与論島の小学校、中学校、高校とすべての学校で『弁当の日』というイベントを開催しています。

わたしも学校薬剤師ということで、『弁当の日』の資料など見せてもらう機会が多いのですが、子供たちの弁当、すごく上手です。おいしそうです、自分の手抜き料理が恥ずかしくなります。

自分の弁当をつくることで、食事の重要性や、毎日ご飯を作ってくれるヒトへの感謝など、大切なことが子供たちに伝わるステキなイベントだと思います。

実はこの企画、だいぶ昔に与論島にいた高校の保健室の先生が、頑張って始めた『弁当の日』プロジェクトなんですが、今では、与論島じゅうの学校に広まって、定期的に行われています。ひとりの先生が始めたことが、こんなに広まったのを間近で見てきたので、何もしてないけど嬉しいのです。

あの頃は、こんなにみんなでやるようになるとは思ってもいませんでした。

めんどくさいとかの理由で、やらなくなるんじゃないかとも思っていました。でも、違った。

 

信念を持ってすれば、何事も想いは伝わるんだとしみじみ、思います。

 

与論島、こどもと一緒にごはんをつくろう!!

 

これも、食育の一環なのかもしれません。

我が家のこどもたちは、やたら自分でごはんを作りたがります。男の子も女の子もです。

女の子は、卵焼きなどを作りたがりますが、男の子はとりあえず創作料理オンリー。ごはんにいろんなものをぶち込んで、混ぜるのが得意料理です。

 

彼らは、わたしが作った料理は、たいてい残します。昔は、「残さず食べなさい」スタンスでしたが、最近は、残すのは腹が減ってないからだと思うようになり、無理やり食べさそうとは思わなくなりました。お菓子ばっかり食べて、食事をとらないのは問題なんですが・・・

ですが自分たちで作った料理は、跡形もなくすべて食べてしまうことが発覚しました。

わたしは逆に、自分が作った料理の良さはまったくわからないけど、誰かに作ってもらったものはありがたいし、美味しいし、全部食べようと努力します。

でも、自分で作るようになったからこその、誰かが作ってくれるありがたみですよね。

昔は、かーちゃんばーちゃんが、ご飯作ってくれるのが当たり前でしたから。恥ずかしいことに、社会人になってからもかーちゃんにお弁当を作ってもらってましたからね・・・。朝、よく怒られてましたけど。

昔の自分らの頃は、食育みたいなのはぼや~っとした形ではあったのかもしれませんが、今のようにがつんと『食育』!!って感じではなかったので、今の子供たちは、食育学べていいですね!!

人間、やっぱり、『食』が基本ですよ。

病気になるにも、なにかしら偏った食事からですよね。それって、直そうと思えば直せる習慣です。食について、もう少し考えていくことができたら、薬なんて美味しくもないものに頼る必要性がなくなるのではないでしょうか??

そしたら、わたしの仕事なくなっちゃうかな~??まぁ、それはそれでよし。食べることに我慢する暮らしになるのは、人生がもったいない!!

 

いつまでも、おいしく、健康でおりたいものですな!!

 

今度、こどもと一緒にご飯をつくろうと思って、サンタクロースさんに何年か前に娘がもらったキッチングッズがあるんですが、まだ未開封っていうね・・・

もう少しでっかくなったら、これで料理作ってもらうのが、かーちゃんの密かな楽しみです。

はやく、開けて使えるときが来ますように。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。