こんにちは。
与論島移住応援団、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
わたしは地方移住のなかでも、与論島移住を主に応援しております。
が、みなさん、あなたの選択肢は限りなく多いのです。だって、日本には島が4917個もあるんですから!

離島暮らしに、憧れてるひとの少しも参考になればと思い、主に与論島について毎日このブログにつづっておりますが、今回はわたしが与論島以外に唯一、長期間暮らしたことのある宮古島にもスポットを当ててみたいと思います。
ちゅーても、10年も前、たった2ヶ月なんですけどね。
しかも、ヤフー知恵袋を見ると、
なぜか、与論島と宮古島を比較する質問が案外多いので、ここぞとばかりに、ふたつの島を比べてみたいと思います。
目次
与論島と宮古島の決定的な違い
与論島と宮古島、旅行するならどっちがいいですか?
という質問をよく見るんです。
本当に、なぜ二つの島が比べられるのかが謎であります。
まず、大きさ自体まったく違います。
与論島は、20.8k㎡。
宮古島は、159.2k㎡。
面積だけも宮古島は、与論島の8倍です。
与論島は鹿児島県の小さな与論町。
それにくらべて、宮古島は宮古島市。市ですよ!!もう名前からして都会なんです。
わたしが、宮古島に行った理由は薬剤師が足らない病院へのお手伝いなんですが、まずびっくりしたのはお薬の卸しやさんが宮古島にはあるんです!!与論島みたいに宅配便では来ない。人間が持ってきてくれる。
都会みたいに、薬がなくなったらすぐ持ってきてもらえる!!
ちなみに、奄美群島で薬の卸しやさんがあるのは奄美大島です。
とゆーか、宮古島は正直、離島な感じはほとんどしません。コンビニもたくさんあるし、おしゃれなお店もたくさん。
島にいるだけで、大抵のものは手に入ります。与論島のように、ネット通販でなくても、自分の手にとって買い物ができます。
そのとき買ったおしゃれスカートまだ持ってます。おしゃれな洋服屋さんもけっこうあったんですよ、宮古島。

ミンサー織りと芭蕉の葉っぱが沖縄好きにはたまらん一品でした。あの頃は、独り身だし欲しいものはガンガン買ってたなぁ~・・・今はもう買えない。若い頃に買って、今も現役なお洋服は珍しいかも。お気に入りです。
ちなみに、ミンサー織りとは、沖縄の伝統的な織物で、木綿糸を平織りで仕上げていきます。五つのマス目と四つのマス目を織り込んだ特徴的な模様には、
『いつ(五つ)の世(四つ)までも末長く・・・』
という思いが込められていて、琉球王朝時代、女のは人から好きな男の人に贈られた藍一色の帯「ミンサーフ」が、原型だそうです。
と、こんなかんじでわたしの好きそうな雑貨屋さんや、洋服屋さんがいっぱいありました。おしゃれカフェも2ヶ月では、行ききれてない。
おいしいごはんやさんもたくさんあって、とりあえず飽きません。生活にも困りません。
飛行機も便数が多いので、島外に出るにも便利です。
ただ、あんまりにも広すぎるので車は必需品です。与論島はちいさいのに、なんもなさすぎて車が必需品なんですが。
かと思えば、宮古島は自然も安定のクオリティー!!!きれいな川があるからホタルもいたんです。
行った時期がちょうどよかったんですよねぇ。
特に、スゴい!!!!と感動した場所が東平安名崎(ひがしへんなざき)というところ。
岬の先を見ると、東側が太平洋、西側が東シナ海になっています。灯台の最上階からふたつの、海が合体してるのが見れます。
あれは、すごかった。海と海の合流地点なんて、なかなかないですよ。海もキレイだし、花もたくさん咲いてるしすんばらしい景色でした。
わたしが、宮古島市に行ったのは4月の終わりから6月のはじめにかけてだったので、多分宮古島のベストシーズンだったのではないと思います。天気もすこぶるよかったんです!!
有名な宮古島のトライアスロンも見物できたし、浜辺で有名なアーティストさんの無料ライブにも参加しました。
仕事で行ったのに、相当宮古島を満喫したと満足しています。
にも、かかわらず与論島に住んでる私・・・・・
なぜだ??
宮古島での不思議な出来事と自分の生きる道
まぁ、一応、宮古島に行ったときは悩んでる時期ではありました。
与論島で最初働いていた職場をやめて、今の病院に再就職した矢先の宮古島行き。なんか、路頭迷いすぎです。
かーちゃんには、与論島に移住するのは一年間の約束と言われていたのに、その時点であっさり半年過ぎてしまっていました。
これから、どうしたらいいんだ~、わし、このまま山口に強制送還されるのでは??という不安・・・
逆に、宮古島から与論島に帰ってもどうすればいのか悩んでしました。このまま、与論島にいてもなんにもならないのでは・・・悩みは尽きません。
そんなわけで?
宮古島暮らし、終盤はなぜか、ちょうど山口から宮古島に移住してきた(無理やり宮古島に移住させた)友達とパワースポットめぐりばっかりしてました。その友達は、昔から宮古島に移住したい!と言っていたのです。
岩がゴロゴロしてる庭に行ったり、へんな宗教ぽいのに誘い込まれそうにもなりました。あれは危なかった・・・
が、特になんも感じるものはなく、パワーも補充されるわけでもなく、わたしたちはなぜか、徐々に弱っていったのです・・・
そして、宮古島から去る一週間前、宮古島にはホンモノのユタ(占い師的なひと)がいるとの情報を聞きまして、
なぜか、電話帳で調べたら普通にそのひとの電話番号が載ってたので、記念に行ってみようとすぐ電話しました。
今考えたら、なんて、ばちあたりな。
知らんひとにいきなり電話て、若いってコワイ。
でも、ここでミラクル発生。
電話したら、まじで、知らんひとが電話に(まず、ユタさんとも知り合いではない)。ちゅーか、相手の名前もちがうし。ユタさまじゃない。あんた誰よ?(あっちのセリフや)状態で、パニックになって、謝りました。
あれ?
電話帳見たら、一個下のひとの電話番号に電話しとるやん。ぅひー、ごめんなさい、ごめんなさい。
ほんと、おっちょこちょいなんです。ドジ。
ですが、おかげで、気づいたのです。

と、そう、思ったら心がぱぁ~っと開けたんです。
そして、早く与論島に帰りたい!!!!と思ったんです。自分の居場所は宮古島ではない!
なんか、ただのドジかと思いましたが、すごい前向きになって与論島に帰ることができました。

迷いは晴れた!
今思えば、ユタさまの遠隔操作だったのかもしれませんね・・・フフフ・・・・・・
旅行するなら、与論島と宮古島どっちがおすすめ?
正直、どっちが旅行に向いてるか・・・
私は宮古島でもダイビングしましたけど、海は与論島のほうが好きです。
与論島のほうが、マンツーマンな感じだし、宮古島の海は少し波が荒い気がしました。
わたしのなかで、宮古島は『観光地に行く』という感覚で、与論島は『島の暮らしにふれる』という感じなので、まず目的が違います。
旅は、まず目的をきちんと決めるともっと楽しめるんじゃないかと思っています。
わたしは、観光地をめぐるよりも、暮らしに触れたい、人と関わることが旅の目的なので、都会的な宮古島は、仕事でなければきっと行ってなかったと思います。だから、すごい貴重な体験ができました。
まさか、与論島に永住することになるとは、このときはまだ思いもしていなかったですが・・・(このときは、まだだんなさんとは他人)
まず、県がちがいますからね。
沖縄が好きな人は、もちろん宮古島です。
確かに、宮古島は都会ですが、沖縄の伝統には思う存分ふれることができます。
あと、買い物好きな人も宮古島ですね、宮古島は本当にカフェも多いし、お店が多い!!!雑貨屋さんもおしゃれ!!
本当に、買い物好きにはたまらんです。
沖縄本島とは、また違う雰囲気ですので、宮古島はおすすめの旅行スポットです。
大人数の旅行は、宮古島のほうが楽しいかもしれないなぁ・・・経験上。
ひとり旅するなら、与論島がおすすめ。与論島は不思議なもので、島人との距離感が近いので、仲良くなりやすく、ひとり旅でも安心です。
与論島、初めての女の子ひとり旅でも安心して楽しめる極意、教えます!!
移住するなら、与論島と宮古島どっちがおすすめ?
移住・・・こればかりは価値観かと。
どちらの島が好きかどうかです。
わたしは、初めて与論島に降り立ったときに、直感でこの島に住む!と感じて与論島に移住しました。
直感て大事です。自分の直感は信じていいと思います。
わたしの友達も、ずーーーーっと宮古島に憧れて、わたしが宮古島に出張に行くと同時に移住しました。
この人は、宮古島には行ったことないのに、最初から宮古島に住む!と決意してわたしより先に仕事も辞めてました。
わたしのまわり、直感で生きてるひとが多いので、楽なんです。
類は友を呼ぶともいいます。
正直、与論島は飛行機などの交通の便も悪く、ネット通販に頼らないといけない現実があります。ネット通販でさえ、送料等の問題が出てきます。正直、ネット通販がめんどくさくなってきたわたしです・・・
島に住んでも、便利な暮らしがしたいなら宮古島をすすめます。
本土に頻繁に行かないといけないというひとは断然、宮古島です。
与論島では、きっと不便だと思うところが必ず出てきます。
自分がなんで島に移住したいのか、どんな暮らしをしたいのかが一番大事なポイントです。
与論島と宮古島、どちらがいいか?
なんてゆーのは、自分の価値観の問題。あとは、やっぱり直感を信じて。
わたしはもちろん与論島が好きなので、与論島をすすめたい・・・んですが、やっぱり、何度も通って、決めてほしいです。
旅行と違って、移住は人生をけっこう大きく変えます。
わたしなんて、まさか結婚して永住になるとは夢にも思ってなかったんですから!!!
独断と偏見で決める与論島と宮古島対決の結果
こんなあやふやでは分かりにくいので、わたしの独断と偏見でシチュエーション別の与論島VS宮古島の勝敗を勝手に決めようと思います。
ゴールデンウィーク
宮古島かなぁ?
これは、泳ぐことを考えるとゴールデンウィークは宮古島のほうがあたたかいのでおすすめです。
与論島も泳げるんですが、寒いです・・・
飛行機の便数も多いので、与論島より行きやすいのも○。
実際、ゴールデンウィークに宮古島にいたことがありますが、石垣島にも行けたし楽しかったです。
夏休み
夏休みは難しいところ・・・・
子連れの家族旅行なら宮古島のほうがおもしろいでしょう。宮古島のほうが、お店も多いですし、子供が喜びそうな場所がたくさんあるので。
カップルさんは、与論島のほうが落ち着いて旅行できますね。
ひとり旅
ひとり旅は与論島がおすすめ。
与論島のほうが、一生ものの出会いも多いと思います。
ひとりは、行きたい場所の選択肢の少ないほうが充実した旅ができます。
移住するなら
これは、もう直感で。
島に移住する人は、直感で来ているひとがとても多いです。
特に、与論島に移住してきた人は、多くの人が直感で来た!と言っています。
勝手に結論
わいわいがやがやするなら宮古島、落ち着いた旅がしたいなら与論島。
って感じですね。
自分探しの旅へのすすめ
自分の人生において、好きな場所があることはとても素晴らしいことです。
わたしは、たまたまそれが与論島でした。
たまたま訪れた与論島で運命を感じて、移住。それから、結婚して、子育てして・・・・・
自分の好きな場所があるってすごい幸せなことです。
わたしは与論島が好きで、そこに行くために仕事も頑張れました。
ほんと、みなさん、たくさん旅をしてほしいです。
旅が人生を変えることもあるんです。
わたし、いろんなところ行きましたよ~、北から南いろんなところ。
海外は興味がまったくわかなくて、日本だけでしたけど、海外で運命の出会いがあることもあるかもしれない。
今いる場所で、物足りなさを感じているなら、ぜひ旅に出ましょう!!
好きな場所が見つかると、人生の方向性も見つかる・・・と言っては大げさかもしれませんが、本当に大事です。
自分探しの旅とは言いますけど、あながち嘘でもなく、見つかることありますよ。
与論島と宮古島、どっちがいい?
なんて、ちっぽけなこと言ってないで、両方行ってみたらいいじゃないですか!!
ほんとに、離島って、どの島も全然違いますから。
離島大好きな、わたしが言うから間違いない!!!!!