こんにちは。
旅が大好き、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
与論島は、ひとり旅の方がけっこうやってきます。わたしも終盤は一人で与論島に来ていました。
わたしはね、子供たちにも旅好きなお人になってほしいんですよ。
自分の目でいろんなものを見て、触って、体験して、大人になっていろんな視野が広がってくれたらいいなと思ってます。
なので、夢は子供だけで旅をさせること。
できるなら、わたしは変装して、絶対にばれないように尾行してみたい。
子供たちも、早いもので、ふたりとも小学生になりました。
いきなりひとりは心細いだろうから、ふたりだったらいけるんじゃないの?とりあえず、来年の夏休みあたり、山口のじーちゃんばーちゃんちにふたりだけで行ってみてはいかがでしょうか?と思って、子供だけで旅に出る方法を調べてみました。
いつまでも、子供だと思ってかわいがっていると、とっちゃんぼーやになってしまいますよ!!
目次
子どもはひとりで、非日常的なことができると自信がつく
これは、もう4年前の話です。
うちの息子が小学1年生になりたての頃、息子は不登校になりました。
まぁ小学校にあがりたてで、これは多くの子供さんでもあることだと思います。
でも、息子の場合、別の校区のこどもえんからいきなりぽーーーんと、別の校区の小学校に入学したものですから、友達もいない。ましてや、息子の学年は男の子が極端に少なく、ほぼ女子という状況。
それで学校に行きたくないのは、親にもよくわかりました。
だけど、我慢強い息子は、めっちゃ嫌そうにしても、必ず学校に行こうとします。
そんなある日、限界が来たようで、もう泣きそうになりながら、
こどもえんも、いつも楽しげに行っていた息子です。
よくよく話を聞くと、学校に行きたくない理由は学校ではない別の理由でしたが、聞いてすぐに解決。だけど、やっぱり元気がないので冗談半分で、
ちょうど、だんなの弟さん(息子にとってのおじさん)が沖縄に行くというので、1日おくれで息子も合流するという計画をたてました。
正直、引っ込み思案の息子がやると言うとは思いもせず、本当に冗談のつもりでした。
そしたら、予想外の返事で、
と言うものですから、親も後に引けなくなってしまい、息子は片道の飛行機に一人で乗るだけですが、人生初のひとり旅に行くことになったんです。
その旅の最中は、とても楽しかったようで、宿代込みであげたおこずかい15000円(飛行機代は別)を全額残らず使い果たし、帰ってきました。
自分用の妖怪ウォッチと妹用の妖怪ウォッチ、妖怪ウォッチを2個も買ってきたときはさすがにむかつきましたけど。
ちなみに、1泊2日の旅です。
でも、この旅をさかいに、息子は元気に学校に行くようになりました。
そりゃーもう、見違えるほどに元気に。友達もできるようになり、サッカーのスポ少にも入ったり、友達の家にどんどん遊びに行くようにもなりました。
それからずっと、ひとりで飛行機に乗って行ったことを自慢げに話していたので、相当自信がついたようです。
かなりの出費ではありましたが、子供が自信をつけることができたので、やってよかったと今でも思うことです。
日頃、できないようなことをひとりでできた!!という現実は、息子をひとつ大人にしてくれました。
子供だけで飛行機に乗せる方法~JALの場合~
そんなこんなで、子供だけで旅に出すことのメリットをひしひしと肌で感じたわけです。
そのときは与論空港から那覇空港までの片道経路のみ。
利用したのは、JALのキッズおでかけサポートでした。
このサービスは、6歳、7歳、希望によっては11歳までの子供だけで、満12歳以上の同伴者がいない場合が対象です。
ふたり以上の子供で行く場合、ひとりが6歳、7歳でも、もうひとりが5歳以下では利用できません。
満6~7歳の子供の場合、ホームページから予約はできず、JALスマイルサポートデスクに電話して予約します。
搭乗の際、「キッズおでかけサポート申込書」が必要になります。この申込書は、1区間につき、1人1枚、往復利用の場合もそれぞれ必要になります。
申込書は、キッズおでかけサポートのページからプリントアウトしたものを当日、空港カウンターに持参します。
与論空港の場合は、当日に、空港カウンターで書きました。ここで、誓約書の同意も必要とされます。このとき、見送りの大人とお出迎えの大人の名前とすぐに連絡がとれる携帯電話番号が必要です。
見送りの大人も、搭乗口まで行くことができるので、子供だけで旅といっても、飛行機の中だけのようなものです。それでも、小さな子供にとっては大冒険なんです。そのとき、付き添いできる大人は、子供1人に付き1人です。
到着空港でお迎えの大人まで、空港の係のひとが案内してくれます。お迎えの人は、「JALスマイルサポート」と書いてあるピンクの看板(与論空港のは白だった!)のところで待ちます。
出発空港での見送りの大人と到着空港でのお迎えの大人が必ず必要です。
乗り換えのある場合、次の搭乗口まで係の方が案内してくれるようなので安心です。
天候により、飛行機の運航に変更が出そうな場合は利用できない場合があります。
JALダイナミックパッケージ
往復航空券+宿泊がセットでおトクなツアー
ANAの場合は、ANAジュニアパイロットというサービスがあります。JALとほぼ同じ内容のサービスです。
LCCは、子供ひとり旅をサポートしてくれるサービスがあるようですが、対象年齢が満12歳以上からという場合が多いので注意が必要です。
子供だけで飛行機に乗るときに教え込んでおく事
子供だから、と言って周りの人にご迷惑をおかけしてはいけません。
知らない大人に怒られて、せっかくの想い出が台無しになってしまうかもしれません。自分が悪くても、旅にトラウマを抱えてしまう可能性もあります。
旅に出る前に、きちんと教えておかないといけないことがあります。
ANAのANAジュニアパイロットのページに、わかりやすいガイドブックがあります。
めざせ!ひこうきキッズ★プレインはかせとミッションクリア♪
これが、イラストつきで、とてもわかりやすく、おぼえたらチェックする方式になっているので、楽しんでおぼえることができます。
その中から、特に親が心配なことをピックアップ!
①トイレをすましておく
コレが一番、心配なところです。生理現象ですから、どうにもなりません。
なるべく、飛行機に乗る直前にトイレに行っておくように教えましょう。
②携帯電話の電源オフ
うちの子供は携帯電話は持っていませんが、心配な親御さんは旅のときだけ持たせたりするかもしれません。
飛行機に乗るときは、必ず電源がきれていることを親が確認しましょう。電源の入れ方もきちんと教えておきましょうね。
③前の席をけらない。大きな声を出さない。飛行機の中を走り回らない。
基本的なことですが、まわりのお客さんに迷惑をかけないようにすることが、子供たちの最大ミッションです。他のことは手助けしてくれるひとがいますが、騒ぐのは誰も助けてくれないどころか、みなさんに不快な思いをさせてしまいます。
緊張して、静かにしているならいいですが、逆に興奮して大暴れしてしまったり、泣き出してしまったすることがあるかもしれません。
こどもにとって、安心できる何かを持たせたりするなど親の工夫が必要なところです。
④困ったら、すぐにキャビンアテンダントさんを呼ぶ。
何か、あったらすぐに、飛行機のキャビンアテンダントさんに声をかけるように徹底しておきましょう。
気持ち悪くなったり、トイレに行きたくなったりしても呼ぶようにしておくといいと思います。
子供にとっても、楽しい旅であるかどうかは、事前のとーちゃんかーちゃんの教えにかかっていると言っても過言ではありません。
与論島は、子供がいつか島を出て行く
周りのお母さんたちの話を聞くと、けっこう子供だけで飛行機に乗せて旅をさせるひといるようです。たいがい、どーーんとかまえているお母さんですが。特に、何か問題があったことはないようです。
与論島は、たいていの子供たちは島立ちをします。
それまでに、一緒にできることは一緒に。1人でもできることは、なるべく1人でやらせる。
これをモットーに、子供たちと暮らしていますが、どうしても過保護になってしまうことは、こんなズボラ適当かーちゃんでもよくあります。
という二つの思いがいつもぐるぐるしています。
でも、ホントにいろんな体験をするのは大人でも、自信がつくのだから、子供なんてすごい自信がつくに決まってるんです。
自信って、すごい大事です。
自分は何でもできる人間だ!!って思って生きてほしい。
島から巣立って行っても。
まとめ
子供のひとり旅のサポートサービスは、とても充実しています。
お父さんお母さんは、ただただ心配しすぎるのではなく、子供を信じて旅に出してみてはいかがでしょう?
かわいい子には旅をさせよ。
とも言いますし。
たまには、子供たちに旅をさせて、家にだんなさんとふたりきり・・・・なんてのも、またいつもと違う雰囲気でいいかもしれませんぞ~。