こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
田舎からさらに不便な田舎に移住して15年くらいたちました。
コロナ騒動をきっかけに、忘れていた憧れの自給自足の生活に足を踏み入れてみました。
暑い南の島でもできる、自給自足の田舎暮らしを実践してみなさんにお知らせするシリーズ。
今回は、自分でたまごをゲットする編。
目次
ごとうもみじのたまごゲットだぜ!
コロナウィルスで外出自粛となり、子どもたちも家にいるし、将来も心配なので、自給自足をめざして、畑作りを始めた我が家です。
昔から、だんな氏の趣味で、うちには軍鶏という種類のにわとりを飼っています。
この軍鶏もたまごを産むのですが、決まった時期にしか産みません。
産んでくれる春先は、自給自足できるのですが、それ以外はお店で卵を買うしかありませんでした。
自給自足に目覚めたわたしは、思いついたのです。
にわとりのことについて詳しいだんな氏、島の鶏友から、あっさり、ごとうもみじという種類の鶏の卵をゲットしてきました。
その数、13個!
これ全部生まれるとは限らないですが、全員無事に生まれたら、うちはプチ養鶏場ですな。
ごとうもみじは、純国産種で、卵は赤玉です。
産卵数が多く、1年間に300個くらい産卵するといわれています。
病気になりにくく、ストレスにも強いので、平飼いにも向いていて、比較的買いやすい鶏の種類になります。
何年か前にも飼っていたことがありますが、茶色でぽちゃっとしたかわいい鶏です。
卵はほとんど毎日産んでくれた記憶があります。
庭で放し飼いにしていたのですが、ある日、最近卵産まなくなったなーと思っていたら、家の外の畑の中にはえているソテツの木の根元に大量に卵が生んであるのを発見しました。ざっと、20個以上あったのでビックリしました。
当時のお隣さんに、10個くらいおすそわけしたんですが、全部腐っていた・・という暗い過去もあります・・・
ひよこが生まれたら、また写真のせます!
今は、軍鶏のひよこで我慢してください。
こいつらは、ほんと不良っぽくて、最初の一瞬しかかわいくないので、もみじちゃんがうまれるのが、ものすごい楽しみです。
ごとうもみじの卵を孵化させる
さて、たまごは、軍鶏もごとうもみじも孵卵器を使って孵化させます。
軍鶏の場合、親鶏が食べてしまうこともあるので、卵はいつも孵卵器でだんな氏が過保護に育てます。
人間の子育て以上にまじめに育てるので、ちょっと腹がたってきます。
うちの人間の子どもが産まれたばかりの頃は、わたしも初めてだらけで不安になったり、しんどくなったりして、何もしないだんな氏に文句を言ったものですが、
と言いやがって、ほんと泣きました。
それが、にわとりに対しては、生まれる前からいたれりつくせりなのです。
卵は、孵卵器に入れて、約21日後に生まれます。
なので、ひよこの予定日は、5月26日です。
10日もすると、中身がちゃんと育っているかわかるようになります。
暗闇で光を当てると、上の写真のように、光を通して、まるで電灯のように光るときは、黄身が育っていません。
光は、スマホの電灯や懐中電灯を使います。
逆に、ちゃんと黄身が育っていると、下の写真のように真っ黒です。
これを検卵というのですが、13個全部検卵したところ、3個は中身がもうダメだということが判明しました。
このダメだった卵をそのまま孵卵器の中に入れておくと、危険なガスを出すので、他の卵もダメになってしまうので、早々と廃棄してしまいます。
というわけで、残りは10個。
もしも、今からにわとり育てたい!というひとがいたら、孵卵器さえあればできますよ!!
うちには、なぜか孵卵器が4台もありますからね。
軍鶏の卵を孵化させるときは、いたるところに孵卵器が置いてあって、1時間ごとに音楽が鳴ったりして、にぎやかです・・・・
軍鶏の卵から生まれる瞬間は、何度か見たことがありますが、何回見ても感動します。
人間とはちがって、ひよこひとりで、卵を割って出てくるのです。
卵にひびが入る前から、卵のなかからピヨピヨ聞こえてくるので、ついつい応援したくなるのです。
ごとうもみじの鶏小屋を作ってもらいました
まだ生まれてないですけど、予習のため、育て方について調べてみました。
今までは、全部だんな氏がやっていましたが、今回は自分でやるのが目標です。
鶏小屋は、自分では作れないので、立派なやつをすべて廃材を使って、だんな氏に作ってもらいました。
手伝いはちょこっとだけしましたよ。
ひよこのうちは、軍鶏と同じように、家の中でぬくぬくと育てます。
気温に順応できるようになったら、鶏小屋に移します。
たまごを生むようになったら、小屋の中で生んで、ころころと転がって、手前の受け皿に入る仕組みにしたくて、小屋を斜めにしています。
ほんとに養鶏場みたいになってます。
軍鶏の小屋も全部、手作りで、しかも二階建てとかになっている我が家です。
ごとうもみじ小屋の奥にあるのは、倉庫ではなく、軍鶏のマンションです・・・・・・
ごとうさんちは、アパートみたいな感じですね。
と、こんな風に、新しいひよこが生まれてくるのを、ワクワクして待っている今日この頃なのです。
タマゴで物々交換!今からの暮らし
田舎は、家族や近所のひと、友達や知り合いのひとにいろいろとおすそわけをもらうことが多いです。
田舎ならではで、わたしはとてもいいなと思っています。
だけど、いつも、うちからはあげられるものがなくて、もやもやしていました。
野菜や卵がわんさか取れるようになったら、お世話になった人におすそわけするのが目標です。
都会では、隣のひとも知らないのも普通ですが、田舎は、特に島は島中顔見知りみたいなものです。
気がつけば、いろいろともらっていたりして、かなり助かっていることもあります。
特に野菜とかは、嬉しいですねー。
アフターコロナは地方移住が増えるとも言われています。
与論島は、元々移住してくるひとが多いので、今までとあまり変わらないかもしれません。
与論島には、あまり空き家がないないといわれていますが、結局はどこかしらに家を見つけて、みなさん住んでいます。
一軒家を借りている人も多いです。広めの庭がある家も少なくありません。
やり始めるまでは億劫ですが、やり始めると、楽しくて毎日、一生懸命やってしまう自給自足生活です。
自分の手で、なにかを生み出すっていうのは、やってみるとおもしろいですよ!!
みんなでやろうぜ、自給自足生活!!!!
たまごと何か、交換しましょー!!
あ。エサ箱もできて、完成しました。
グランドバードハウス!!!!
生まれてくるのが楽しみです。