与論島移住、15年目突入!今と昔で変わった離島田舎暮らしの真実

こんにちは。

はなアンニャー(@hanadeso3)です。

じつは、2019年10月は、わたしが山口から与論島に移住してちょうど?15年のアニバーサリー!でした。

ぶっちゃけ、日にちはまったくおぼえていないのですが、まぁ、この頃に与論島にやってきました。

9月末に、山口の病院を退職して、それからちょっとしてから、家を出発して、1週間くらいかけて、与論島に車に乗ってやってきたのです。

与論島に来る前に、四国に渡って、一緒に与論島についてきてくれた友達が結婚式に出席してみたり、寄り道しながら、旅行気分で来ました。

結婚式してる間に、わたしは本当にわからないまちで、大学のときの友達に会いに行って、カラオケに行くとか大冒険でした。

それから、九州に渡って、熊本に戻って、知り合いのカフェに挨拶に行き、そのまま、鹿児島の港まで一気に走りました。

そこから、車をフェリーに乗せて、20時間かけて与論島へ。

まさか、このときは、与論島に永住することになろうとは夢にも思っていませんでした。

じつは、親とは、与論島で暮らすのは1年間だけ、という約束だったんです。

 

ちゅうど区切りがいいし、知り合いが移住してくるタイミングでもあるので、この15年の間の与論島移住生活の変化をまとめてみます。

今から移住を考えているひとの参考に!

・・・・なるのかな・・・・?

いや、地方移住がこれから流行ると思いますが、経験者の意見を聞くのは大事です。

それは成功者だけでなく、失敗したひとの話も。

与論島が好きで移住したひとと、しかたなく移住したひとの感じ方はまた全然違いますよ!!

わたしは、与論島が好きで移住したタイプですが、理想と現実はだいぶ違いますが、わりと楽しくやってます。

 

目次

与論島、暮らしの変化~便利になった島暮らし~

ほんと、15年前とくらべると、ずいぶん便利になったなーと感じます。

やっぱり、ニシムタという大きなホームセンターができたのは大きいです。

通販に頼らず、なんでも手に入るようになりました。大きな家具も選ばなければ、島で手に入ります。

あと、葬儀屋さんができたので、お葬式を家でやる習慣がほとんどなくなったのも大きな変化です。

おかげで、遺族のかたは随分ラクチンになってよかったです。

コロナウィルスの影響でオンラインでお葬式も試みているとのニュースも見ました。

お年寄りは、葬式ひとつ行くのもかなり負担です。

これから、いろんなことがオンライン化されて、簡素化されていくのでしょう。

ある意味、最先端の与論島です。

結婚式も、遠くはなれた与論島に来たくても来れないひとがオンラインで参加できる時代が来るかもしれません。

はなアンニャー
それはそれでさみしい気もする田舎の民ですけど・・・

最近では、写真だけ撮るフォトウェディングも増えています。

与論島で撮るひともたくさんいます。

与論島、島内観光スポットめぐりウェディングフォトツアー

 

暮らしとは関係ないかもですが、15年前にあった大きなホテルが、この15年で3つもなくなってしまいました。

それだけ、与論島に来て宿泊できる場所が減ったというのは大変なことですが、ヨロンマラソンのとき以外はそこまで困っている風でもないんですよねー。

夏以外は、けっこう空いている宿も多いです。

その代わりに、長期滞在ができる施設や、ドミトリーなど小ぢんまりとしたアットホームな宿が増えました。

おかげでか、ひとり旅のお客さんが増えました。民宿人気ですね。貸し別荘も増えています。

今、旅の人が求めているのはリゾート地の与論島ではなく、島の暮らし自体を体験するもの、ひととのふれあいになっているようです。

 

その時代の暮らしの変化にあわせて、与論島も変わってきています。

 

おしゃれなカフェや居酒屋さんも増えました。

15年前は、カフェココもくじらカフェもメーダフユイもニコもトーグラもタキヤもあぐん茶もみじらしゃんも福家も全部なかったですよ。

他にもなかったお店、たくさんあるかもしれませんが、ほんと、この15年のあいだにお店が増えました。

なくなったお店もちょこっとありますが・・・

沖縄とかは、前来た時はあったお店が次来たらなくなってた、ていうことがけっこうあるのですが、与論島の場合は、昔ながらのお店もちゃんと残ってるのがすごいです。

お客さんに愛されているお店が多いんですよね。

老舗は老舗で、いい味出してますからね!

なんせ、与論島は島外の常連さんが多いのがスゴイですから。

 

そして、この15年の間に、自分よりも若い人の移住者がとても増えました。

最近は、定年を迎えた方が移住されてきているのも多いです。

暮らし自体は、とても便利になって、定年後でも普通に暮らせるようになったのに、肝心の空き家がないのは島にとってはかなりの死活問題となっています。

せっかく、移住してくれるひとがいるのにチャンスを逃すようなもの。

最近は、土地を探している旅人さんも増えています。

どうやって見つけたのか、土地を購入して別荘を建てるひとも増えていますね。

不動産関係がもっと便利に、わかりやすくなるといいのになぁとしみじみ感じています。

島のひとにも、あまり不動産情報は回ってこないので、島の若者も建てたくても建てられない、住みたくても住めないひとがいます。

 

 

ここ最近のことですけど、キャッシュレス化が進み、旅人さんに喜ばれるようにもなりました。

昔は、病院と空港くらいしか使えなかったんですよ。しかも、クレジットカードのみ。

わたしも与論島に来て、初めて、クレジットカードとゆーものを持ちました。最初は、使うのが怖くて怖くて・・・今では、いろんなキャッシュレス決済方法があって、どれにしたらいいかいまだに悩んでます。

与論島のPayPayの普及は、本当にすごすぎ・・・

外国からのお客さんも年々増えているので、キャッシュレスは必要不可欠です。

でも、これからは本当にキャッシュレスが主流になります。

 

与論島、自分の変化~結婚、出産、子育て、仕事~

結婚、子育て

自分の変化と言えば、やっぱり結婚して子供がうまれたことが一番大きな変化です。

まさか、自分が与論島で結婚するとは思ってなかったので・・・

環境が変わるといろいろ変わるものだな、と実感した出来事です。

婚活とかしているひとには、今のままではなく、環境を変えてみることをおすすめします。

与論島に移住して、結婚した人かなり多いですよ。

環境が変われば、まわりのひとも変わります。一番は、自分が変わることが大事なんですけどね。

あと、自分が子どもを産んで、子育てしてるのも、昔の自分から見たら、

はなアンニャー
お前、大丈夫かよ!?

と自分で自分を問いたいくらいです。

正直、ありえないことが起きてます。

そんな子育ても、11年目に突入しました。

1682gの未熟児で生まれたにーちゃんも、今では軽度肥満児と判定されるレベルに大きくなりました。

あと、結婚して子供ができてから、自分の両親と、特にかーちゃんと仲良くなれた気がします。それまで、ケンカばっかりして、仲が悪かったので・・・

あのまま、実家暮らしでいたら、今頃、どうなっていたことか・・・ほんと、おそろしい。

でも、もし、今自分が結婚してなかったら、絶対婚活やってます。マッチングアプリとかちょー興味あります。

体重増加

そういえば、わたしも、移住してきたときとくらべると、体重が10キロ増加しています。

ただいま、必死にダイエットダンス中。40歳になるからでしょうか、全然体重が減らないんです・・・

15年もすぎると、自分の体も歳をとってしまって、代謝がすこぶる悪くなってるのをまじまじと感じる今日この頃です。

ホントにこれは、自分でもやばいと思っているので、早く本もとの標準体重に戻します。

病院薬剤師引退

あとは、病院薬剤師を完全に辞めたことも大きな出来事でした。

山口の病院をやめて、与論島に移住したときも、ほとんど間をあけずに、新しい職場に入職したので、実質、病院薬剤師という職業をやめたことがなかったんです。

仕事だけじゃないですが、辞めるというのはすごいエネルギーを使うんですよね・・・

病院薬剤師は、自分の天職かと思ってたんですけどねー。

自分の暮らしや精神力をけずってまでがんばる自信がなくなりました。

でもいつのまにか、もうすぐ、やめて1年になります。

随分と長い、お暇中です。

そろそろ、次の段階に進まないといけないなーと思って、その心構えとしても今までの15年を振り返っています。

ブログ、ツイッター、インスタ開始で世界が広がった!

当たり前にやりすぎてて、忘れてましたけど、ブログ始めて、人生変わってきたのはまちがいないです。

ほんと昔はSNSってゆーものが怖くて、だまされたり殺されたりするもんだと思ってたので。

どーせ、友達もいないし、やってもつまんなさそう・・・

と毛嫌いしてました。

でも、興味はあるので、登録だけして、すぐやめる、パスワード忘れる。を繰り返してました。

そんな自分が、まさか、こんなSNS狂いになるとは!!

ブログやツイッター見て、与論島に来てくれるひともけっこういてくれて、本当に嬉しいです。

移住するひともたくさん。

いつか、自分も会いに行きたい・・・いや、会いに行きます!!

ほんと、実際に会ってなくても、自分とあってるひととつながれる時代になったなぁー。

アラフォーになって、SNS始めましたが、おもしろいです。これからもよろしくです。

 

与論島、これからの暮らし

さて、与論島に移住して15年目。

26歳のときに移住して、いまやもう来年は40歳ですよ。

ほんとに、人生の大事な時期は全部、与論島で過ごしたことになります。

15年のあいだ、本当につらいこともたくさんありました。むかつくこともたくさんありました。

多分、それはどこにいても同じことで、結局は同じことにぶつかって、同じように悩んだんじゃないかなと今は思ってます。

でも、そのぶん、ここでしかできなかった楽しいこともたくさんありましたからね。

結婚して、10年間は、ひとと仲良くするのがなんとなく、きつくて、心の引きこもりをしていました。

自分のことで精一杯だったとゆーか・・・

でも、この2年くらい、ひととかかわるのが楽しくなってきて、最近は、誰か自分とあうひととつながるのが楽しみでしかたないようになってきました。

誰とでも仲良くしないといけないと思ってたのが、自分の好きな人、自分とあう人とだけつきあえばいいやって思うし、自然にそうなるようになってきたように感じます。

今は、そんなひとが集まる場所を作るのが楽しいかな?

 

今の悩みは、病院をやめて、これからどうやってお金を稼いだらいいの??ってこと。

病院で働いていた頃より、稼ぎたいし。

でも、好きなことをやりたいし。

辞めてから、もうすぐ1年。

この間に、ダラダラと模索してきました。

オーシャンマーケットで薬を販売してみたり、お年寄りのお手伝いをしてみたり、タビカで島のガイドをしてみたり・・・

今まで、薬剤師以外の仕事は、たまにするカフェのバイトくらいだったので、どれもこれも新鮮、そして、正直、誰かにやってもらわず、自分で仕事をすることの大変さを思い知りました。

いやー、病院にいた頃は、裏方の仕事は全部誰か他の部署がやってくれていて、自分は言われたことだけやってたんだなーというのをアラフォーになって初めて知りましたよ。

じつは、雇われて仕事するのって、すごい楽だったのです。

だって、言われたとおり仕事してたら、決まったお給料がもらえていたんだから。なんなら、仕事少々さぼっても、同じ給料がもらえるってね。

これは会社員を辞めて、自分でやってみないとわからないことでした。

 

でも、自分でやるからには、自分の好きなことをやって稼ぎたい!!!ってゆーのがあるんです。

この1年、自分で好きだなと思ったのは、まさかの人と関わること。

自分は、人間嫌いだと思ってたから、これは大問題ですよ。

今まで、ずっとさけていたことが、実は自分がしたかったことだったとは。

人生はどうなるか、ほんと、わからん。

 

この1年は、自分を見つめなおす、お暇だったなぁ・・と、『凪のお暇』ってゆードラマを見て、勝手に自分と重ねてましたよ。

はなのお暇も、『凪のお暇』と一緒に、終わりたいと思います。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。