こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
さて、最近、与論島のいたるところで見かけるこのポスター。

じつは、わたしも、送る側の島民として、スカウトされたんですが、時間的に無理だな。と思って、丁重にお断りした次第であります。
ぶっちゃけ、よくわからないので、くわしく調べてみました。
これから、与論島に来られるみなさん、ぜひ活用してみてください。
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CREWクルーってなに?
CREWクルーとはなにか?というのは、ポスターの裏側に書いてありました。
『乗りたい』と『乗せたい』をつなげるモビリティプラットフォームサービス

です。
もっと詳しく書くと、
CREWというスマホアプリを使って、出発点と到着点を設定すると、近くを走るCREWパートナーと呼ばれるドライバーとマッチングし、希望する場所まで送ってもらえるというシステムです。
タクシー的なことを、近くにいるCREWドライバーさんがやってくれるのです。
このサービスが行われているのは、現在、東京都内の一部と長崎県の久賀島、そして与論島だけ。
与論島では2018年に、実証実験が行われています。その結果、評判がよく今年もやることになりました。
与論島は公共交通機関はバス1路線、タクシー8台だけ。これだけでは観光客の移動需要を満たすことが難しいということから、選ばれました。
CREWは、『移動』い関する課題を解決するために考えられたシステム。
長崎の久賀島も同じような境遇のようです。
このサービスに必要なのは、スマホとクレジットカード(VISA、Master Card、AMERICANEXPRESS)です。
CREWってどうやって利用するの?
まずは、CREWのアプリをダウンロードします。
アプリをひらいて出発地を指定。
すると、近くにいるCREWパートナーと呼ばれるドライバーが迎えにきてくれます。
出発地にお迎えが来たら、ドライバーが目的地まで運転してくれます。
行き先は、最初にアプリで知らせてあるので、タクシーのように行き先を伝える必要はありません。
目的地に着いたら、アプリで支払い。
料金は、移動にかかった費用(ガソリン代、高速料金)と手数料(運営会社に支払われる分)、そして任意の謝礼から支払い金額が決まります。
任意の謝礼は乗車後に価格を任意で設定でき、ドライバーさんに届くシステム。0円から設定可能。
そして、感謝の気持ちを伝えてお別れします。
と簡単に書くとこんな感じ。
配車から支払いまで、すべてアプリだけで終わるのでその場でお金の受け渡しなどはありません。
CREWパートナーと言われるドライバーは厳正な審査基準を通過しているそうなので、安心ですね!
ドライバーから謝礼を強制、強要することは禁止されています。
また、連絡先の交換やCREWを介さずに、ユーザー同士が送迎しあうのも禁止です。
本来は、自家用車による有償での運送行為は道路運送法によって禁止されているのですが、
CREWプラットフォームを介する(あいだCREWをはさむ)ことで、謝礼の任意性が担保され、法令に沿った安心で安全なドライブ提供ができるということになります。
移動のシェアは、これからの新しい移動手段になっていくのかもしれません。
与論島ではどんな感じで使われる?
与論島で実施されるのは、
期間 2019年6月12日~2019年10月31日
実施時間 午前5時~午前8時の3時間
場所 与論島全エリア
観光客が増える時期の、タクシーのない早朝の3時間だけです。
朝日を見に行ったり、朝SUPなどを体験する場合に便利。
ちょっとこの時間帯は、わたしは忙しいので辞退しましたけども・・・
朝活するには、もってこいですよね。
茶花から東区に行くのはけっこう遠い。歩いていくのは至難の技ですから。
最初に書いたとおり、与論島は公共交通機関がとても少ないです。
それは、タクシーやバスが動いている時間も同じです。
お酒を飲んだ後、タクシーや代行を呼んでも人手が足らなくて、なかなか来てもらえない・・・ということは本当に多いです。
夏になると、それがもっと増えると思います。
早朝だけでなく、昼間や夜間もCREWが活用できるっといいのになぁ・・と、わたしは思いますけどね。

与論島では、CREWでタクシーの配車も可能にする方針で合意しているようです。
こうなると、イチイチ電話しなくてもいいし、どのくらいの時間でタクシーが来るのかもわかります。運転手さんもどこに行けばいいのかすぐわかるので便利ですね。
タクシーの数が多い地域では、タクシー会社さんの経営のお邪魔になりそうですが、与論島ならうまくやれそうな気がします。
与論島では、旅人さんがひとりで重い荷物を持って歩いていたりすると、
『ついでだから、乗っていかない?』
とふつうに声をかけるひと、普通にけっこういます。
それを、アプリでやるってこと。
早朝だから、ドライバーが自宅から迎えに行くことになるんでしょうが、本来なら、近くを車で走ってるから、ついでに乗せてあげようっていうシステムだと思ってます。
CREWで便利になるかも、与論島
与論島では夏休みなんかは、レンタカーもまったく足らなくなったりします。
深夜はなかなか、タクシーがつかまらないこともしばしば。
代行も1軒しかない。
今は、早朝だけですが、だんだん昼間や夜間もシェアできるようになるといいかな。

いろいろ便利なシステムが増えて、快適な与論島の旅ができるようになると嬉しいですね!
さて、今年の夏も与論島でお待ちしています。
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