ただいま!!与論島!!!
なんだか、ちょこっとはなれていただけで夏になってるじゃあーりませんか。
はなアンニャー(@hanadeso3)が、山口県からのこのこと帰ってきましたよ~。
初日から、飛行機が欠航するという、最悪のアクシデントから始まった2年ぶりの里帰り計画でしたが、思い返してみると、今までとは違った感覚で、里帰りを楽しむ事ができました。
今までは、ただただ孫をじーさんばーさんに見せることが目的で、他の事はついでみたいなもん。
だけど、今回は、いろいろとこれからどう生きるのか。
子供が大きくなったぶん、今まで見れなかったいろいろな部分を観察して、勉強できたような気がする、と勝手に思い込んで満足しているところです。
目次
与論島より地元のほうが田舎だった件について
今回、一番感じたことはこれです。
与論島もド田舎かと思っていましたが、わたしの地元、さらにドドドドド田舎でした。
春って、自然がいっぱいになるので、本当に田舎っぷりがハンパなくすごいなって感じました。
つくしんぼうとか見るの、一体何年ぶりですか??普通に住んでいたら、きっと当たり前になっていて、気にもとめなかったであろう、つくしんぼう。昔なら、ただの食料としての認識しかありませんよ。ふきやゼンマイ、ワラビとか、おばあちゃんが生きていたら、これらを使ってごちそうを作ってくれただろうなぁ・・・
やっぱり、ここらへんも超高齢化地域で、いろいろなお店がなくなっていたり、空き家が増えていたり・・・子どもはあまりいない。弟夫婦が実家の隣にお家を建てていましたが、周りにあまり子供がいないみたいでさみしいかも。まぁ、わたしの子供の頃も、いなかったんだけど。
このあたりはほとんど、車も通りません。
代わりに、鹿の集団5頭が自分らの車の前を走り去って行ったときは、マジでびびりました。わたしが住んでいたころは、この辺には鹿は出てこなかったのに。
せいぜい、タヌキやイタチ、イノシシくらいでした。鹿まで出るとなると、相当です。しかも、5頭って・・・。
住んでても、めったに鹿は見ないらしい。団体はさらに貴重。うちの子供は大興奮。いい経験しました。でも、やつらが車にぶつかったら廃車だからなー・・・。
道端で、畑を耕しているおばちゃんたち、わたしのことは分かるみたいで、
「久しぶり!!元気しちょったかね!?」
って、言ってくれるんですけど、わたしには、一体どこのおばちゃんなんだか思い出せない、わからんのです。ごめんなさい。
田舎って、地域全体で子供育ててる感覚があるので、昔はどこのおばちゃんでも知り合いだったなぁ。子供が少ないと、こうやって、地域の人に守ってもらえるから安心でもあります。
小学生の頃、帰り道にあんまりにも眠たくなって、道端で寝ていたら、近所のおじさんが家まで連れて帰ってくれたのは今でもおぼえてる・・・道端でも眠れる安心感。
めっちゃ田舎だ、実家・・・・田舎過ぎる。こことくらべたら、与論島って都会やんか!!だって、飛行機飛んでるし。近くに、お店もいっぱいある。
最後の写真のカピパラさんは実家とは関係ありません。
子供が大きくなってからの里帰りのいいところ
今回、子供ふたりともが小学生になって初めての里帰りでした。
妹のほうは、甘えん坊なので、いまだに「かーちゃん、抱っこして~」はいつものこと、眠たくなったらぐずるのは当たり前なんですが、今までと違う点は、
どこに行くにも連れていかないといけないってことはなくなりました。弟の子供がふたりいるので、一緒に遊びたいからと実家に残るとのことで。弟の嫁さんに、おまかせして。
おかげさまで、今回、初めて、里帰り中に、自分ひとりでお出かけするということができました。
このとき、地元のいちばんの友達と会ったのですが、友達の子供もついて来なかったので、ほんと久しぶり、まじで10年ぶりくらいに、その友達と二人だけで話をするという嬉しいことができたんです。このひと、10年前に、一緒に与論島に来てくれた最強の友達です。
お互い、10年の間に結婚して、子供がふたりいます。
ホントに、月日がたつのは早いもんだ・・・だって、あれから10歳も歳をとったんだから。
ゆっくり、話をして、ゆっくりごはんを食べて・・・与論島でもできない、こんなこと。
それから、もうひとり、地元でカフェをしている友達のところにも行けたので、わたし個人的にものすごくいい里帰りになりました。
みんな、変わっちょらんかった!!!
それから、家に帰ると・・・
こどもたちが、水鉄砲で遊んで、最年長の息子が、パンツ一丁になって、子供全員びっしょりになっていました。
まだ、3月だけど、いい天気で、こんな水遊びができるなんて、いい天気に感謝です。山口の山奥でこんななんだから、与論島はきっと真夏日になってるんだろうと想像してしまいましたが、帰ってみると、やっぱり暑い。
もう泳げるでしょう??与論島。
子供たちも大きくなったんだな。
それもよくわかった。
最悪のアクシデントか始まったけど、そのおかげで気づいた時間の大切さ
今回の里帰り、何度も書いてますが、初日飛行機が欠航したせいで、1日丸々無駄になったわけですが、そのぶん、時間の大切さがわかり、まったくの無駄のない充実した里帰りを満喫する事ができました。
今までなら、夜遅くまで、漫画本を読んで、次の日の朝11時頃に目覚めて、活動を開始するというものすごいもったない過ごし方をしていましたが、今回は時間をフルに活用。
意地で、うちら親子3人組だけの頼りないチームで、大阪に行って、ユニバーサルスタジオジャパンにも行けました。春休みだったので、お客さんがウジャウジャいたので、まずこれだけは乗る!!というやつを一個だけ決めて、アサイチでそこに猛ダッシュして、それだけは乗ることに成功しました。
子供たち、人生初の絶叫系に乗り、おにいちゃんは大興奮!!妹は大号泣・・・・新しい発見でした。怖かったのに、よく頑張りました!!
それからは、もう絶叫系には乗れなくなっちゃったので、射的とかいろんなゲームをして過ごし、妹が見事命中させて、ミニオンズの超でかいぬいぐるみをゲットして、喜んでいて、いい経験になったと思います。けっこう、無駄なく満喫できたと自画自賛。
それから、山口にびゅーーーんと帰って、山口で夜のアニメ映画を見るというものすごい過密スケジュールをこなして、子供たちは大満足。与論島では、あまり新しい体験をさせてあげられないので、こんなときはどーーーんといろんなことをやってもらいたいです。こんな強行スケジュールを手伝ってくれたばーちゃんにも感謝であります。
たまには、与論島から出るの大事。
今までは、実家近辺でしか遊べなかったけど、大阪まで行けるようになるなんて成長したもんだ。
そして、意外と大阪の乗り物の感覚まだ残っていたわたしもエライ。・・・といっても、よくわからなかったので、みどりの窓口で乗り換えのしかた全部、紙に書いてもらったんですけど・・・乗換え苦手な人、田舎者は素直に、みどりの窓口へ行きましょう。
ほんと、人が多くて、迷子にならなくてよかった。
子供には、派手な服を着せて、都会に行きましょう!!
今回、忙しすぎて、大好きな本屋さんめぐりができなかったことと、大阪で友達に会えなかったことが心残りではありますが、これは次回の課題として残しておきます。
今回、感じた時間の大切さ。これは、今からすごい大事なことで、時間には限りがあることよくわかりました。
時間はほんとに無駄にしたらいけない。無駄な時間なんてない。
時間を買う時代です。
与論島、山口県、どちらも大好きです
大学を卒業して、地元に帰ってきたときは、こんなつまらんところ、早く出て行きたい!!と毎週のように、福岡に行ったり、毎月関西に行ったりしていたのに、今になってやっと、地元の良さを痛感できました。
こんなに地元は、いいところだったのか・・・
あのまま、与論島に移住しないで、ここに住んでいたらきっとそんなことも気づかなかっただろうな。
とゆーか、あのまま山口にいたら、自分は本当にどんな人生を歩んでいたのか、きっと、与論島に移住してよかったんだと思ってます。
今までは、里帰りしても、途中から「早く与論島に帰りたいな・・・」と思っていたんですが、今回、初めてそう感じることがなかった。多分、充実もしていたし、地元の良さを再発見できたからだと思います。
でも、やっぱり、与論島に帰ってくれば、その空気感にものすごい落ち着くし、帰ってきたぁ~って感覚がすごいする。
自分にとっては、山口県も与論島も、どっちも大事で、どっちも故郷で、どっちも大好きです!!
でも、大事なものって、たまに離れてこそ大事さがわかるもんです。
毎度一人残されてさみしい、だんなさんには、
「これが最後の里帰りだぞ!!」
と言われていますが、懲りずに、これからもまた里帰りしようと思います。
わたしは、与論島の人間であるのと同時に、山口の人間でもあります。どっちかだけは無理。
だから、もっとがんばらないと。
たった1週間弱、里帰りするだけで、ものすごい出費です。なかでも、交通費がものすごいかかる。怖いくらい。
でも、与論島外から嫁に来るひと多いのに、給料は安い・・・これでは、里に帰りたくても帰れないひともたくさん出てくると思う。
なんかしら、里帰り補助金とか出たら、嬉しいのに。
そして、飛行機の席が圧倒的に足らない件について!!
せめて、観光客の増えるシーズンはどうにかしてくれないと、与論島のひとたちが困る。
与論島、これからもガンガン生きるぞ!!
ものすごい、リフレッシュできました!!仕事、長らくお休みもらってありがとうございました!!
いろいろと勉強になることも多かった。うん、研修旅行としては成功です。個人的には。
あいかわらず、とーちゃんは好きなことを仕事にして暮らしていたし、
あいかわらず、かーちゃんはお犬さまに夢中だった。
弟夫婦は、実家の隣に立派な家を建てて、実家は安泰そうだった。
みんな、元気そうで、頑張ってた。
わたしも、与論島でがんばります。
いつか、実家のみんなをがっつりご招待して、いっぱい楽しんでもらえるように。
結局、田舎から田舎に移住したとゆーか、山から海に移動したって感じだなー。
しかし、なんかぼーっとして、時間や曜日の感覚がないな・・・
明日から、ちゃんと仕事できるんかな・・・
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