こんにちは。
与論島移住15年の、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
10年以上も住んでいると、与論島のみなさんにもだいぶおぼえてもらえてきたのかな?と感じていますが、わたしはどちらかというとお年寄りより若者が誰かわかりません。
ご近所さん・・といっても、与論島は小さい島なので、島のひとみんながご近所さんみたいなものです。
こっちが知らなくても、あっちが知っていることはよくある話です。
気付けば、みんな親戚みたいな感じさえしてきます。
実際、そうかもしれない。
だけど、ご近所づきあいは、めんどくさい!!
と思われている人も多いでしょう。
確かに、都会と比べれば、与論島はご近所づきあいはかなり濃いです。
参加したくなくても地域の寄り合いには参加することにありますし、いろいろとめんどうなことも大いにありまくりです。
正直、どうしてもご近所づきあいなんかしたくない!!
という方、地方移住はやめておいたほうが身のためです。
独身のときはなんとかなりますが、結婚とかすると逃げられなくなります。
だけど、田舎のご近所づきあいにはいいこともたくさんあるのです。
ご近所づきあいは、助け合いでもあります。
そんなご近所づきあい。
今回は、与論島のリアルおすそわけ事情をお届けします。
目次
人付き合いが苦手なのに、地方移住しちゃいました!!
わたし、人見知りなゆえ、人付き合い苦手です。
苦手でした?
いや、いまだに下手くそ。
人見知りというか、コミュニケーションが超絶ヘタクソなんです。
だんないわく、
なわけで言いたい放題されてますが、
初めての出会いで、最強の挙動不審を披露したり、酒を飲みすぎてやらかしたり、となんとも、第一印象がよくないようなんです。
だから、自然と(いや、かなり自分のせいで)、あまり深く人付き合いはしていませんでした。
地元は、田舎ではありますが、お隣さんとものすごい距離があったし、大人が対応してくれていたので、あんまり考えたこともありませんでした。
そんなわたしが、与論島に来たわけですが、
ここで感じたのは、今までにない近すぎる距離感でした。
そして、いろんなものをおすそわけしてくれるんです。
そこで、驚いたこと。
今まで、誰かに何かしらいただくときは、もう出来上がったお土産のお菓子とかが多かったんですが、
なんと与論島では、とれたて、そのまんまのおすそわけをけっこうもらいます。
野菜や魚など、自分で収穫したものが多いのです。
見たこともない、どうやって食べればいいのか?
料理もできなかったわたしは、とまどいを隠せませんでした。
田舎のおすそ分けは、その土地でとれた生もの!
与論島に移住して、最初にもらったものは、ビニール袋に入った白い謎の液体。
それと、めっちゃ臭いたまねぎ、しかも泥つきまくり。
何も言わず、朝起きると、玄関の前に置いてあるという、かさ地蔵のような現象が起きていました。
これは、昔住んでいたところのすぐそこにあった豆腐屋さん(今はありません)が、豆乳と、たまねぎではなくニンニクを置いてくれていたようなんですが、怖くて食べられませんでした・・・豆乳も泥つきニンニクも初めて見たし!
これは、与論島に来てすごい衝撃だったので、忘れられません!!
豆乳は途中から、豆乳鍋に使わせもらいました。
ほんと、友達と一緒に住んでてよかった。ひとりだったら、全部捨ててた・・・
その後、
たまたま結婚して、オーシャンマーケットにいるようになると、またいろいろなおすそ分けがもらえるようになりました。
最近は、お魚のアラをもらう機会が多くて、味噌汁の具には困ることがありません。
が、与論島でとれる魚って、すごい色です。最初はビックリします。だって、レインボーカラーですからね。
いまからこれをどうにかします pic.twitter.com/BmeV8BE8e8
— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年11月11日
真っ赤な魚もいます。
あひょー
てゆー魚だって pic.twitter.com/PFps4fKsaX— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年11月7日
なんだか分からない魚をもらうこともよくあります。
たまに毒のある魚もおりますからね、正直、心配になるときもあります。
もらいものならまだ安心ですが、自分で釣ったやつとかは、何者かすら分かりません。
なんじゃ、この魚は
食っていいやつか pic.twitter.com/ZeGgPeADzK— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年11月7日
今年は、しぶい(冬瓜)が豊作だったようで、くっそでかいしぶいをいただくことも何度もありました。
与論島にもどんぐりあるよ。
しぶいどんぐり太郎 pic.twitter.com/hComAovdng— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年10月24日
そして、ふと思い出しました。
そういえば、田舎での自給自足生活に憧れて、田舎に移住したんだったー!!!
いつも、ありがとうございます。
その土地の食材を使って、暮らしを営む
毎度、おすそわけをもらうたびに悩むのがさっきも書きましたが、
ってことです。
料理のレパートリーは少なめです。
アラは大体、味噌汁にするのですが、最初に作ったときはもう臭くて臭くて・・・・血あいの処理もせず、そのままお湯に入れて、いつもどーり味噌汁にしたものだから、だんなに怒られました・・・
次は、骨をグリルであぶってみたり、塩でもみこんでみたり、一度お湯でゆでてみたり・・・・ネットで調べていろいろやってみました。
与論島の食材を使って料理してみたら・・・・魚のフォアグラ料理方法
大体、失敗してきてるんですが、毎度、成長はしているようで、臭みは消えつつあります。
ちょっと、塩麹入れてみたりとか工夫したり、日々研究しているところ。
ホントに、今まで何をしてきたのかってくらい、料理に工夫を加えることをしていなかったので、毎日、成功するかな~?と楽しみでもあります。
うちのだんな氏、厳しいんで、なかなか合格点が出ないんですけどね。
でも、離島移住して、その土地のものをもらって、料理をしてみるって、すごく楽しいな!!って感じるようになりました。
今まで食べたことない、料理したことないものって、あえて買って食べようと思わないし、おすそ分けしてもらえるからこそ、料理してみよう!!という気持ちも生まれます。
って、実感する瞬間でもあります。
もっと、与論島の食材で料理が上手になりたい!!が今の目標です。
今は、家で飲み会をするときに、どんな料理を出そうか考えるのがとても楽しみです。
クックパッドに頼り放題ですけど。
田舎暮らしのご近所付き合いは、日々勉強である。
確かに、ご近所づきあいが嫌!というひともいるかもしれません。
近づいてきすぎの人もたまにいます。それはちょっと、自分も困ります。距離感は大事。
だけど、離島や田舎に移住してきて、その土地の暮らしを知るには、とても助かるのがご近所さんの存在です。
何かあったら、すぐに頼れるのもご近所さん。
おすそ分けによって、料理をもっと勉強したい!という意欲もわきました。
悩みは、自分は何をお返ししたらいいんかってことです。わたしは何も生み出してはいませんからね・・・お返しできるものが何もない。
しいて言えば、どこかへ行ったときのお土産を渡すくらい・・・・
もらってばっかり、申し訳ないです。
人付き合いが苦手なひとほど、田舎暮らし、地方移住が自分を変えるチャンスでもあるのかもしれません。
閉鎖的な田舎もあるようで、村八分とかよく聞きます。
だけど、与論島は程よく開放的で、あまり村八分的な話は聞きません。
うちは親戚づきあいもわりと、さらっとしていて、島にしてはラクチンなのもよかった。
わたしにとっては、とても住みやすい環境です。
まだまだ、与論島の暮らしについて知らないことたくさんあるので、いろいろと勉強していきたいですね。
与論島で田舎暮らし、わたしはやってよかった!と思っているところで、これからは、もっと自給自足に力をいれていく所存です。
コロナが終わったら、地方移住が増えるといわれています。
きっと、都市から少しだけ離れたプチ田舎的な地域が流行るだろうと予想されます。
でも、がっつり田舎暮らししたいひとは、与論島、ぜひぜひ大歓迎です!!
一緒に、田舎暮らしやりましょ!!!