こんにちは!!
誰かの誕生日、記念日、国民の休日、伝統行事・・・そんなものにはいっさい興味のない、とゆーより、いっさいおぼえられない、記憶力のなさに定評のある、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
何日か前に、娘ちゃんがボソッと言いました。
えっ、なにが?
です。
誰かの誕生日でもないし、運動会でもない。はて、何の日だったか??
・・・・
忘れてたーーーーーーー!!!!
大人もみんな忘れてた。おっと、オーシャンマーケットのお菓子を注文しないといけない!!
と、娘の一言でバタバタした、先週の我が家でした。
そう!!大人のみなさーーーん、来週の月曜日は、タダの祝日じゃなくて、
平成最後のトゥンガモーキャーなんだよ~!!!!!!!
目次
オーシャンマーケット、トゥンガ用のお菓子大量入荷、間に合いました!!
娘の一言のおかげで、お菓子の注文、ただちに行いまして、ここにそろえてございます。
これは、まだまだほんの一部ですよっ!
ヒロヤさんのムッチャーも大量入荷予定です。こちら、想像以上に早く売り切れますので、ぜひぜひ予約をおすすめしますぞ!!
大人のみなさん、今年はたまたまトゥンガモーキャーの日が祝日、ちゅっても振替休日、子供にとってはトゥンガモーキャーのためだけの休日となっております!!
普段より、早めに子供たちが活動し、そしていつもより活発に動き回ることが予想されます。
早めに、大量にお菓子を用意することをおススメいたします。
我が家も、今年はお店だけでなく、家の前にも出そうかな??
与論島の謎のイベント、トゥンガモーキャーって一体何??
去年の、今頃もトゥンガモーキャーについては書いてますが、もう一度おさらいしましょう。
トゥンガモーキャーは、1年に1回、大人の人が家の前にお菓子を置いておくと、島中の子供たちがやってきて、
「トゥンガトゥンガ」
と声を出しながら、お菓子を取っていくというハロウィーンのような行事です。
トゥンガトゥンガとも呼ばれます。
この日は、暗くなっても子供たちがそこらじゅうを徘徊するので、車の運転も気をつけないといけません。
学校からも、この日だけは特別に午後7時までに家に帰るように、だとかのプリントが配られます。
学校も公認の子どもの夜遊びイベントなのです。
トゥンガモーキャーは、旧暦の8月15日の十五夜の日に豊作を祈って、神様にトゥンガといわれるおだんごやおもちをお供えします。
それを子供たちが神様の代わりにいただいちゃうというハッピーな行事なのです。
最近は、おもちだけでなくいろんな駄菓子などもお供えされるようになりました。時代と共に、そんなところは変わっていきますが、まわりのひとがみんな顔見知りのド田舎ならではのスバラシイ行事です。
この日だけは、泥棒とは呼ばれません、子どもたちは神様の使いです。
大人は、お菓子が減っていると、『神様が持っていってくれた』と喜びます。
一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんは、元気な子供たちがたくさん来てくれるのでとても喜びます。
だから、ただお菓子をとっていくのではなく、きちんのお家のひとにお礼を言ってもらっていくのが子どものルールなのです。
でも、子供たちはお菓子を集めるのに必死で、けっこう「ありがとう」を忘れちゃうんですよね・・・
昔は親戚や知り合いのおうちを、わたしが連れてまわっていましたが、今では我が家の子供たちも、小学生となり、自分たちだけでそこらじゅうをまわるようになりました。
子供たちは、お菓子が置いてあるとやっぱり喜ぶので、大人のひとたちも一緒に盛り上げていきましょう!!
平成最後のトゥンガモーキャーですからね。
やっぱり、お祭りは自分で参加して、自分から楽しんでなんぼですよ~。
しばらくは、おやつを買わなくて済むので、親はとてもありがたいです。
大人は、夜に十五夜踊りを楽しむ
この日は、トゥンガモーキャーが終わった後、今度は大人が楽しむ行事があります。
十五夜踊りという、国の重要無形民俗文化財にも指定されている室町時代から続く、五穀豊穣、島内安泰を願う、奉納踊りがとりおこなわれます。
この十五夜踊りは、
一番組と二番組によって構成され、一番組は狂言や能からなる大和踊りで、二番組は与論島や琉球諸島の言葉を使いながら、踊り方は琉球風の舞踏が取り入れられています。
といっても、わたしは与論島に住んで12年、一度も見たことがないんですよね・・・
どうしても、仕事の時間とかぶるのもありますが、めちゃくちゃ人が集まるので、あまり人ごみに行くのは苦手でして・・・
この時期、ちょうど与論島に旅行に来られているアナタは、とってもラッキーです。
貴重な十五夜踊り、ぜひ見学に行きましょう!!
そして、子供たちがトゥンガトゥンガと言いながら、夜遅くまで徘徊する、トゥンガモーキャーの不思議な世界を体験しましょう!!
お子様がいたら、ぜひ真似っこしてやってみましょう。
でも、たくさんあるからと言って、お菓子を一気に取りまくるのはNGです。
他の子どもたちみんなにお菓子が行き渡るように、ひとり一個が原則です。
袋いっぱいにお菓子を持って帰ってくる子供たちは、毎年とても幸せそうです。
後片付けがめんどくさいんですけどね、大人が。
しかし、ほんとに都会では、絶対できないであろう行事です。
ヘタすると泥棒です。こんなところが田舎のいいところなんですよね。地域密着型。島人全員参加型。
今年のトゥンガモーキャーも、楽しみです!!
大人の方、いつも以上の準備をお忘れなく。子供たちも、頑丈な袋が必要ですよ!!
くれぐれも、交通事故に気をつけて、トゥンガモーキャーをしてほしいです。
大人のみなさんも、車の運転は十分に気をつけてください。
子どもはどこから出てくるかわかりません。
この日は、幸せな気分で、1日が終わりますように。
先生、宿題なしにしてあげてください。