与論島の子育ては人まかせ?ほどよく誰かにまかせて我慢しないお母さんになろう!

全国のお母さんが悩んでいると思われる子育て問題。

 

最近は、おじいちゃんおばあちゃんが孫育てに疲れる『孫バテ』という言葉もできてしまったようです。

共働き家庭が増えてますから、どうしてもおじいちゃんおばあちゃんに頼ってしまうのもしかたないのですが・・・・

と思っているのは、自分だけなのかもしれません。

 

目次

子育ては、お母さんだけの仕事??

 

自分が子供を生む前の話ですが、

わたしは、おしゃれな子育て雑誌ばかり見て、子供が生まれたらおしゃれな洋服を着せて、なんならペアルックで、かっこいいベビーカーに乗せて、その辺をうふうふあははしながら散歩したりするのを妄想しておりました。その妄想のなかには、だんなさんは仕事に行って不在、一人でのほほんと子育てをしているのを想像していました。

 

その妄想は、わたしの場合は長男が生まれる前の大騒動により、けっこうはやく砕け散ったのですが、ここで思い知ったのが

出産は終わりではなく、始まり

だということでした。

 

妊娠期間は1年弱。妊娠には終わりがあるけど、子育ての終わりはいつなのか??

 

えらそうなことを書いてはいますが、じつは今はわたしはほとんど子育てしてません。

昔は、イチイチむかついてぎゃーっと怒ったりしてましたが、その後えらく落ち込んでいたんです。また、子供を本気出して怒ってしまった、こんな怒り方したら子供に悪影響だ・・・・とかって、毎度思っていました。わたしの怒り方怖いんで。

今でも、本気と書いてマジで怒ってますが。

このとき、子供に怒ってるんじゃなくて、ただ自分が機嫌が悪かっただけでそこに追い討ちをかけられただけなのは、自分が一番よくわかってるんです。後から気づくんですけど。

自分が子育てして、一番きついのはここでした。他は別に何もしてないし。

子供と接する時間が一番長いのはお母さん。

怒るのもお母さん。泣かすのもお母さん。

その後、泣くのもお母さん・・・そして、嫌われるのもお母さんではないかって。

 

でも、子供はどんなに怒られても

「かーちゃん、かーちゃん」

って寄ってくるのです。

 

怒った後の後悔、罪悪感が子育ての一番の闇でした。

 

でも、ある日、ほんとに突然ですが、子供が少し大きくなってくると、

子供も人間なんだから、むかついたら思いきり怒ってもいんじゃないかと思うときがきました。別に我慢して、むかついてるのに優しくしたりしてストレスためるより、思うがままのかーちゃんで子供に立ち向かったほうが、お互い楽チンであることが発覚したんです。

子供も、怒られた後に、後悔して落ち込むかーちゃんに違和感を感じなくてすむ。

それからは、思いきりびしばし怒る事にしました。

ホントに悪い事をしたと思ったときは、相手は落ち込むし、そうでもないときは言い返してくるし、こっちも後腐れなく過ごせるようになりました。

今まで、何をあんなに悩んでいたんだろうか。

完璧な、テレビや雑誌に出てくるようなかーちゃんにならなくてもえーやんけ。

 

我慢せず、暮らしていたら、こないだ職場で新人さんを子供に怒る感覚で怒ってしまいまして、ちょっと恥ずかしかったです・・・公私混同だめよね~。

家では、我慢せず怒りにすぐ火がつくんだけど、職場ではさすがに我慢してたのに、夕方なので、もう家に帰ってる気になってたのかなー??

 

でも、自分のかーちゃんはとんだガミガミ教育ママさんだったから、自分もそうなるんだろうと思ってたけど、子どもの勉強とかあんま興味ないし、好きなだけ遊んどけ~っていうふうにしか思えないのが不思議。

ウチのかーちゃんは、私がテストで悪い点数取って、学校のゴミ箱に捨てたとき、なぜかそれがバレて、学校のゴミ箱あさりに来たくらいなのに・・・夏休みの宿題の作文や自由研究もかーちゃんが率先してやってくれてた。これが、自分が物事の過程に興味なくなった原因じゃなかろうか・・・

 

うちの娘、人の話聞かないし、いつもうろちょろうろちょろしてるんです。それを山口のかーちゃん(保健室の先生)に言うと、

「その子、大丈夫」

って言われるんですが、わたしはただ子供らしくていんじゃないの?って思ってるから、まるで感覚がちがうんだよな~。

 

今の子供の勉強は、ちんぷんかんぷんだし、教えてあげられないし、ほんと放置。

でも、わたしと違って優秀なのは、

息子は、何も言わなくても、こつこつとぎりぎりまで宿題する。

娘は、けっこう早めにやるのをあきらめる。わりには、にーちゃんがやってるからしかたなくする。けど、ほどよくあきらめる。

夏休みも冬休みも、こんなに宿題出すなら、休みにすんなや!!くらい宿題あったみたいで、新学期始まる前日の夜遅くまで、途中、寄り道しながら勉強してた。

 

我が子ながらエライね~。やるにこしたことはないが、あきらめるのもアリですよ。

 

かーちゃん、子育てなんかなんもしてない・・・・

 

子育ては、仕事ではないのかも。

よく、『家事、子育て』って、同じくくりにされてるけど、家事とは明らかに違うような???

 

そして、かーちゃんだけでやらないといけないって、思い込んでるのは、じつはかーちゃんだけだったりしてね??

 

子育ては、ほどよくおじいちゃんおばあちゃんを頼ろう。

 

与論島は、比較的、おじいちゃんおばあちゃんを頼りやすい環境なのではないでしょうか??

なんといっても、預けやすい距離。どこに行くのも近い。

実家が近すぎるのがめんどくさい点も多々ありますが、子育てを手伝ってもらうには、一緒には住むのは無理だけど、近くにおじいちゃんおばあちゃんがいてくれるって最高です。

正直、だんなに預けておくより、だんなのかーちゃんに子供を預けるほうが、信頼できるし、安心です。いまだに、だんなだけにあずけて、出張とか無理だし。多分、子供たちもだんなも嫌がると思う。無理だと思う。だんなとじーさんほど、あてにならないものはない。お父さんだけで子供見て、お母さん夜勤とか、マジで尊敬しています。

 

夫婦共働きの家なんて、こどもえんがあるからなんとかなるけど、子供が病気になったときなんか急に休めません。こんなとき、おじいちゃんおばあちゃんに見てもらえたら安心です。

じじばば(めんどくさいので省略していきます)も、孫が来ると嬉しそうです。じーさんはいつも、泊まりに来ないか?と誘っていますが、小学生になるとお泊りも週1回あればいいほうです。そして、なぜかじーさんは孫に遊ばれています。孫のなかで、ジーさんの順位、最下位・・・。がんばってはいるんだけど、やりかた間違ってる。それ、嫌われるやりかた!!

 

だんだん、孫はじじばばのうちには行きたがらなくなると、じーちゃんばーちゃんはさみしがっていますが、我が家は昔よりお泊り率が上がっているような気がする・・・

やっぱ、優しいばーちゃんとおじちゃんと、もて遊ぶためのじーちゃんがいる家は居心地がいいだろうね~。うちにいると、いつも全力でわたしに怒られるから。

 

そんな子供の逃げ道としてのじじばばのお家は大切だなって思います。

 

でも、我が家、じじばばに預けすぎなんじゃないかな~って、心配もしてるんです。共働きだし、たまにわたしもオーシャンマーケットで働くし、最近は泊り込みの出張も多いし・・・

だから、孫バテはすごく心配。

「あんたんちのじじばばは、まだ若いからいいよ~」

って、よく言われるけど、肝心要のばーちゃんはめまい持ちなので、けっこう寝込んでることが多くて、もしや孫の面倒見すぎて疲れてるんじゃないかと思ってるところ。だからといって、全然預けないのもおかしいし、お泊りするならどうぞどうぞなんだけど。

 

でも、昔は正直、ばーちゃんのほうがわたしよりも確実に優しいし、ほぼばーちゃんが育ててくれている状態で仕事していたので、このままではかーちゃんよりばーちゃん好きの子供になるんじゃないかと嫉妬してました。ほんと、今考えるとバカみたいだけど。ほんとに、反省。

だって、優しいのは絶対的にばーちゃんだから!!

じじばばの存在ほどありがたいものはありません。

 

子供が熱でも出せば、実家に連れて行くしかない。

だって、急に仕事は休めない・・・・・

 

今は、嫉妬どころではなく、じじばばが倒れたらどうしようという不安しかない。

頼りすぎだな~って思います。ありがとうございます。

 

これからも、元気なうちは頼りますよ~!!!

 

子供をママ友に預けた事ある??

 

これ、ママ友さんいないんでわかりませんが、わたしなら絶対できないやつです。

 

確かに、預けられたらどんなに楽かって考えるけど、問題は逆ですよ、逆!!

 

だって、自分ちの子供見てるのも疲れるのに、ヒトんちの子供の面倒見るなんて、想像しただけで疲労感しかない。

なんか壊したり、誰かをいじめたり泣かしたりしてもガツンと怒れないし。(わたしは他人の子供も本気で怒れますが、一回やったら他の親御さんに驚かれたので自粛気味・・・)

もし、わたしが預けたとして、自分の子供が大怪我とかしたら、どうしたらいいかわからない・・・怒っていいのか、申し訳ないのか・・・・預かるんじゃなくて、ただ遊びに来てるだけなら、放置。むかついたら怒りますけど。

昔、私が子供の頃、もっと小さい子とブランコ乗ってて、思いきりブランコこいだらその子を吹っ飛ばしてしまい、血まみれにしちゃったことがあるので、なんとも怖いよ、人の子の扱い。あれから、あの子はどうなったんだったっけ???

ウチの家族(実家)、加減てもんを知らんから、弟も柔道で友達の鎖骨折って謝りに言ったし、とーちゃんなんか高校生とムキになって柔道して、逆に自分の足の骨を折るとか、いろいろと情けない武勇伝アリまくりです・・・

 

ま、わたしにとってママ友なる人に、子供を預けるというのは、憧れではありますが、怖くてできない。

この例えは変ですが、お金の貸し借りの後のぎこちなさみたいなイメージ。

 

この感覚を感じないでいられるなら、ママ友同士の子供の預けあうのはありかもしれないけど、自分では無理です。預かるのも預けるのも無理です。

与論島、けっこうやってるママさんたちいるみたいだけど、たびんちゅさんで、じじばばが与論島にいなかったらしかたないかもな。お互い、ギブ&テイクで割り切れるのかもしれない。

 

仲良しのママ友さんいたら、もしかしたら気にせず預けあいできるのかなぁ・・・

 

わたしには、未知の世界だ・・・・・ママ友・・・・

 

 

そもそも、子育ては『仕事』なの??

 

さっきも書いたけど、我が家は、紆余曲折ありましたが、今となっては子育てに関しては完全なる放任主義。

仕事してる、子供を育てている感覚、ほとんどなし。

昔、まだ子供が小さい頃に、自分が落ち込んだり、妙な怒り方したりしていたのは、自分ひとりで抱え込んで産後うつの5歩くらい手前みたいな状況だったのかもしれないが、《仕事》として子育てをしようとしていたような気がします。

小さく生まれたから、元気に大きく育てないといけないとか。

いろいろ、ごちゃごちゃ考えて自分で自分を追いつめて、自分だけでやってるからキツイみたいになっちゃってたんですよね。ほんとは、まわりのみんなが助けてくれていたのに。

 

人間の子供っちゅーもんは、牛の子供と違って、歩き始めるのに1年もかかるけども、勝手にでっかくなるもんだってところは、動物みんな共通ですな。

 

 

もう、思うがままに、成長してくれい!!って感じです。

 

ご飯だって、ちょっと前までは、ちゃんと残さず食べなさいよ!!って思ってたけど、食べないのは、食べたくない、腹減りじゃないってことで無理やり食べさすのもやめました。

さすがに、お菓子ばっかり食べてるのはむかついてますが。糖尿病になるぞ~。

 

自分ひとりで子供育ててるって思っちゃうと、子育てを仕事として考えてしまうんですよね・・・

仕事と思っちゃってるひとは、誰でもいいから誰かに頼るのがいいです。

つらくなる前に。実際はつらくなってから、こうすればよかったって気づくんですけどね。

 

子育ては、家事ともちょっとジャンルがちがうし、お母さんがやらないといけないと思われがちな行為ですけど、別に誰がやったっていいんだから、てゆーか誰かがやるものなのかすらわからなくなってきた。

 

ほんとならとーちゃんにも子供産んでほしいくらい。

かーちゃんができるのは、子供を産むところまで。

 

それから先は、家族、近所の人みんなでやればいいのです。

ほっとけば、こどもが勝手に導いてくれます。

 

 

 

そういえば、こないだお正月におじさんのうちで生まれた牛の赤ちゃんの名前が、息子の名前にされてたんですよ。

体格が似てるからとかなんとか・・・まだ見てないけど、けっこうガタイのいい子牛だったらしいから。

だから、「○○(息子の名前)がめっちゃ下痢して、死ぬかと思った」とか普通に言われるから、ビビる。下痢してるのは牛のほう!!うちの息子はいいうんこなのが自慢だよ!!!

 

別にいいんだけど、

何ヵ月後かに、その子牛売られちゃうんだよな

 

・・・・複雑・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。