こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
わたしの昔の1日は
毎日朝起きて、ご飯を作って、仕事に行って、疲れ果てて家に帰って、ご飯作って、洗濯して、ブログ書いて、寝る。
の繰り返しでした。
それではだめだと、今、軌道修正をはかっているところであります。
こんないつも変わらない日常生活は、多分ほとんどの人がおなじようなもんだと思います。
与論島に住んでいても。
山口県に住んでいても。
東京に住んでいても。
アメリカに住んでいても。
どこに住んでいても、1日の長さは人間みんなおんなじで平等に過ぎていきます。
だけど、その暮らしのなかの隙間に、ぽっと幸せが生まれる瞬間もあります。
それを見逃さずに、いれたらいいと思う今日この頃です。
こんな田舎に住んでいて、ふと幸せだなぁと思う瞬間。
探してみました。
目次
与論島は通勤ラッシュがない!!
ここ最近、日本は最強寒波なるものに襲われて、例年にないくらい雪がガンガン降っています。
東京でも、大雪で電車が止まったりして、バス乗り場や電車の駅に家に帰れなくなったひとが集中して集まってきてしまい、大混乱になっている映像をテレビでよく見かけました。
わたしは、通勤ラッシュなど経験したことがない田舎者ですが、だんなさんは昔東京に住んでいたので、その映像を見て、
と、しみじみつぶやいていました。
だんなさんは、前から言っているように、過敏性腸症候群という病気です。どこでも、お腹が痛くなって、すぐにトイレに行ける状態でないと不安になってしまう大変な病気です。
いろいろと自分で勉強して、以前のような症状はおさまり、今ではなんともないように生活できています。ですが、本当に病気が克服できているのかは確実でないので、今でも与論島から出ると少し、ナイーブになってトイレの回数が増えている気がします。
東京で好きな仕事をしていたのに、田舎に帰る決断をして、こんな田舎にお店を作る決意もすごいと思うけど、あの頃抱えていた不安が解消されているのは、本当に良かったなと、近くで見ていると感じるのです。
与論島には、いたるところにトイレがあるし、彼は今、幸せだと思う。
しかし、トイレって、あの大きさ。
ちょうどいいんですよね。
わたしも、基本的にお腹が弱いひとなので、トイレにこもるの好きなんですが、トイレって妙な安心感があるんです。わたし、子供の頃、将来、トイレに住みたいと思ってましたから。
与論島で、自給自足は最高だ!!
たしか、わたしは自給自足したいという夢を抱えて、与論島にやってきていたはずなんです。
それが、いつのまにか1日のほとんどが仕事人間になってしまっていて、すっかり忘れて、ストレスばかり抱えていました。家に帰っても、愚痴ばかりでした。
これでは、どこに住んでいて同じですね。
だけど、最近、だんなさんが40歳という節目の歳であるからか、コレまでの暮らしを考え直し、夫婦でこれからの人生について考え始めるようになりました。
いろいろな本を読んだり、ツイッターやブログを始めてみたり、オーシャンマーケットで自分たちが興味のあるものを探して、売ってみたり・・・。
やっぱり自分たちの好きなオーガニックや、自分で見つけてきたチーズをみなさんに食べてもらるのは、いつも以上に楽しかったです。
そして、最近の究極の幸せを感じた瞬間がコレ。
我が家のにわとりが隠れてうんでいた卵を発見したので、盗んで食べます pic.twitter.com/2THgHpebb1
— はなアンニャー@与論島田舎暮らし (@hanadeso3) 2018年1月28日
そういえば、いつのまにかやっていた自給自足の暮らし。
忙しくて、それを当たり前のようにやっていて、それが幸せかどうかも気づいていませんでした。
久しぶりに産んでくれたタマゴだったこともあるかもしれませんが、なんだかすごく幸せだなぁと感じてしまったのでした。
このたまごがもう少し、定期的に手に入るなら、お菓子の研究とかしてみたいもんですが、今はコレが精一杯のゼイタクです。
そして巨大卵焼きへ・・・ pic.twitter.com/x81PCyMK5e
— はなアンニャー@与論島田舎暮らし (@hanadeso3) 2018年1月28日
そしたら、与論島には自分で野菜をつくったり、魚をとって食べたりしているひとが、実はたくさんいることに気づきます。
わたしも、いつか自分の畑を持ちたい!!!
そして、それを誰かにあげてみたり、逆にもらえたり・・・
なんだか、いい光景じゃないですか!!ほのぼの~。
お互い、自分で作ったものやとったものを分け合うって、すごくいいことだと思います。
なんともいえない、安心感がありますねぇ。
自分で食べるとなると、無農薬にもこだわりたいし、おいしく作りたいですもんねぇ。
与論島産じゃなくても、生産者が見える食べ物を家まで届けてもらえるサービスには興味あります。やっぱり与論島では手に入る食材が限られるので、嬉しいかもなぁ。
でも、この前、ウチのにわとりが産んだタマゴを隠していたのをたまたま大発見したのですが、あまりにも大量にあったので、お隣さんに10個くらい、おすそ分けしたんです。
すると、ものの見事に、全部腐っていたという悲しい出来事・・・とゆーか、ものすごい申し訳ない失礼なことしてしまいましてですね・・・反省しました。
あげていいものと、悪いものがある。
やっぱ、誰かにあげるものは、新鮮さが確定しているものに限りますな!!!
本当に、くさったタマゴほどくさいものはないだろうから、完全なる嫌がらせでしかなかったと思います。本当にごめんなさい!!!!!
与論島、何もないから幸せ。作り出す楽しみも。
与論島の最大の魅力。
何もないこと。
なにもない。
遊ぶところもない。
買い物するところもない。
観光地もあんまりない。
正直、なにもすることがない与論島ですが、なにもないことが魅力的だなんてすごいじゃないの。
それに、なにもないということは、これから作り出していけるということでもあります。
伸びシロ満載だということです。
子供たちも、特に退屈してる様子もなく、毎日毎日遊びほうけていて、ほとんど家にいません。
わたしは、子供が勉強してるより、遊びまくってるほうが嬉しいので、いっぱい遊びなよ~って思ってます。
子供って、すごいですよね。何もない中からいろんなもの作って遊んでるんですから。
ここは大人も見習うべきところ。
だけど、夜になって、泣きながら宿題やってるんですけど。まぁ、それも自分のことなんで、全部自力でやってもらいます。いっさい、手出しはしませんが、「泣いてやるくらいなら、宿題なんかやめちまえ~!!」とヤジはとばしてます。ますます、泣きます。
こんな風に、毎日がすぎていきます。
時間の流れは、都会も田舎もおなじなんじゃないかな?
きっと、特に変わった事件や事故があまりなく、いつもどおりの毎日だから、都会よりゆっくり時間が流れているように感じるのでしょう。
いつもどおりの何もない毎日が過ごせることが、きっと一番の幸せなんですな。
人はどうしても、もっともっとと刺激を求めてしまうのですが・・・・
わたしも、変化を求めるタイプなので、常に変わっていきたい。
すぐに髪の毛を切りたくなったり、コスプレに憧れているのはそのためではないかと思ってます。
でも、じつはもっと幸せになるには、
ちょっとした(くらいですんだらよいが・・・)悩みもストレスも必要で、
それがなかったら、これからの人生について考えようなんて、まったく思わないと思うのです。
悩みを解決しようと考えるのが変化であるかと。悩まなければ何も変わらない・・・。
悩むこともめちゃくちゃ大事です。
解決できる悩み事であればね。
そして、幸せだなぁ・・・と思うことばっかりではない現実も見て見ぬふりはできんのです。