与論島、発酵暮らし~まずはぬか床から始めます~

こんにちは。

田舎暮らしに憧れて、田舎から田舎に移住した、はなアンニャー(@hanadeso3)です。

地元は、山奥で元々ドがつくほどの田舎です。与論島と違うのは、海ではなく山奥だということですかね。

イノシシ、タヌキ、シカ、ふつうにその辺にいますからね。こないだの里帰りでは、家の入り口で、五頭のシカの集団と出会ってびびりました。玄関には、タヌキの親子に出会う始末です・・・。

ここでも、十分田舎暮らしできるだろ?と思うんですが、いかんせん、実家暮らしって、何もせんのですよ。

ご飯も作ってもらって、家の仕事は何もせず、だらだらと好き勝手して暮らしていました。

そのくせ、熊本のカフェで見た自給自足の暮らしに憧れる、という矛盾な生活を送っていたわけです。

なので、与論島へ移住して、実家から離れれば、憧れていた自給自足の暮らしができる!!って思ってたんですが、与論島はわりかしハイテクで、意外となんでもそろってる。

そして、いつのまにか子供が生まれて、子育てに追われ、あれよあれよと10年以上たってしまいました。

子供たちも小学生になり、とりあえず、子育てが一段階落ち着きました。

与論島に来たのが20代。そして、もうすぐ40代・・・

そろそろ、やりたかった、できるものは何でも自分で作る暮らし、始めようと思います。

健康も気になるお年頃ですし。

そんなわけで、前から興味のあった発酵について勉強します。毎日の食事に関することなので、生活の一部として、当たり前になるといいなと思っています。あえてやる、ではなくて、それが普通になるといい。

じつは、大好きなワインも発酵食。

毎日使う醤油だって、納豆だって、ヨーグルトも味噌も全部が発酵食。

案外、発酵食品は毎日の暮らしにありふれてるもの。

それを自分で作れるようになりたいのだ!!!

 

目次

発酵食ってなに?

 

意外と、暮らしに身近な発酵食ですが、それが何なのか知らない人も多いんじゃないでしょうか?

発酵とは、

有機物に、細菌やカビ、酵母といった微生物が働きかけ、人間にとって身体によい物質を作り出してくれることです。化学的なものを使わず、自然の力で、食べものを変化させます。また、菌の働きによって、旨み成分が増えるので美味しくなります。

また、保存期間を長くする働きもあるので、保存食としても便利です。

昔は冷蔵庫がなかったので、食材を保存するために微生物の発酵を利用していました。

発酵と腐るというのは、どちらも微生物による食材の変化ですが、結果として、人間にとって有益なものを生み出すのが発酵、有害なものを生み出すのが腐敗になります。

発酵食は、適度な温度と湿度、時間など微生物が喜ぶ環境を作る必要があり、それができれば自分でも作ることができます。

自家製って、安全で安心で、しかも美味しいなんて最高じゃーないか!!

 

 

発酵食の体にいいところ知りたい

 

発酵食が、体にいいことはなんとなく知っているかもしれません。

とりあえず、1日1杯味噌汁食っとけ!!とは、よく言われます。

便秘解消

女の人や、おじいちゃんおばあちゃんが悩まされることが多いのが便秘です。わたしは困っていませんが、病院にくるひと、便秘に困ってる人多すぎます。与論島、暑いから体から水分が蒸発しとんのか?と思うくらい、便秘の薬の人気は絶大です。

でも、薬に頼らず、食べ物で解消できたら嬉しいですね。

味噌やヨーグルト、納豆、ぬか漬け、醤油、甘酒には乳酸菌が多く含まれるので、腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスを整えてくれます。

また、味噌や納豆には善玉菌が喜ぶ食物繊維も豊富なので、毎日の生活に取り入れたら、快腸になります!!

ま、あとは水分ですけどね。どうも、便が硬いひとが多いようなので・・・・

美肌・糖質オフ

女子に嬉しい効果もたくさんあります。

ぬか漬け、ヨーグルトには美肌を助けるビタミンCが豊富です。

納豆には、女性ホルモンによく似たイソフラボンが多く含まれ、肌にハリツヤを持たせてくれます。

本みりんの甘みは、上白糖よりもGI値が低いので、食後の血糖値が上がりにくく、糖質制限にも役立ちます。

普段、よく使われているのはよーく見ると、「みりん風調味料」と書いてあって、みりんではないので、糖質高めになりますので注意です。

「本みりん」は、アルコールになります。14%前後のアルコール度数あります。売り場もアルコール売り場です。「みりん風調味料」はアルコール分は1%未満なので、普通の食品売り場で買うことができます。

このふたつは、原材料と製造方法が違います。

「本みりん」はもち米、米麹、アルコールを長期熟成したもの、「みりん風」はブドウ糖や水あめなどの糖類、米、米麹、うまみ調味料、香料などを短時間で調合したものです。

話がみりんにそれ過ぎましたが、発酵食は健康的なダイエットや美容に嬉しいものなのです。

アンチエイジング

醤油、酢、味噌には抗酸化作用があります。

老化の原因となる活性酸素を消してくれます。

また、納豆はイソフラボンを多く含むので、更年期障害などを軽くしてくれたり、女性には嬉しい効果もあります。

わたしもそろそろ近づいてきているので、納豆は毎日食べるようにしたいです。

疲労回復

疲れたときはクエン酸が有効です。

酢にはクエン酸がたくさん含まれています。与論島のきび酢がテレビでも話題になっているので、ぜひチェックしてください!!

薬剤師が、与論島の長寿の秘密ときび酢の効能効果について調べてみました。

甘酒にもブドウ糖をエネルギーにすばやく変えるビタミンB群が豊富で、「飲む点滴」と呼ばれています。

疲れたら、まず甘酒飲んでみたら元気になりますよ?ビタミンB群はぬか漬けにも多く含まれます。

塩麹には、消化を助ける酵素が多く、胃腸の疲れに効果があります。

 

こんな風に、元気の源になってくれるのが発酵食なんです。

わたしくらいの年代には必須アイテムですよね?

でも、これが子供のときからの習慣で発酵食をすすんで取り入れていたら、ずっと健康でいられるんじゃないかな?と思うので、子供たちにも毎日取り入れていきたい発酵食です。

味噌汁はなるべく毎日、必ず1杯は飲むように言ってるんですが、なかなか・・・・味噌汁は唯一の得意料理なんですけどねぇ・・・

昔の人が、元気で長生きなのは、習慣として発酵食をとるのが当たり前だったのもあるのでしょうな。

発酵食で、薬いらずの暮らしをめざしましょう!!

薬剤師の仕事なくなるかも!?

 

ぬか床はじめます。

 

とゆーわけで、まずぬか漬け作ることにしました。

今年は、夏野菜をたくさんもらったので、その野菜をどうにかしたいという気持ちもあります。

日頃、あまり野菜を食べないだんなさんや子供たちにどうにかして野菜を食わせたい。という野望もあります。

そして、なによりおもしろそう!!!

さっそく、ぬか床買いました!!

本当は、ぬかから作るのが醍醐味ってもんですが、完全なる初心者なので、ぬか床買っちゃいました。

しかも、最初に野菜くずを入れて書き混ぜるという捨て漬けという段階も、もう終わってる、家に届いたらすぐ野菜漬けられる!!という、なんとも便利すぎるやつ。ホーローの入れ物までついてて、なんとも親切!!初めて、ぬか床する!ってひとにはおススメです。

とりあえず、発酵食に触れることから始める、初心者でございます。

本来なら、

ぬか漬けは、米ぬか、塩をよく混ぜて水を入れ、耳たぶくらいの硬さにしたらぬか床育ての開始です。乳酸菌を増やしておいしくするために、大根やニンジンの切れ端や皮などを入れて朝晩2回かき混ぜます。(←これが捨て漬け)3、4日で野菜を取替え、これを2週間繰り返して、やっとぬか床ができあがります。

ぬか床のなかには、乳酸菌、酪酸菌、産膜酵母という菌がいて、うまくバランスをとることで美味しいぬか漬けになります。

毎日、1回ぬか床をかき混ぜることで、菌の増殖を調整し、野菜を漬け続けることでぬか床が熟成して、漬物が美味しくなっていきます。

冷蔵庫に入れると熟成が遅くなるので、かき混ぜる回数を減らすことができます。

ぬか漬けには、

 

・野菜の成分をそのままとれる

・ビタミンB群で美肌&疲労回復

・乳酸菌で便秘解消&免疫力アップ

・安眠効果

 

が期待できます。ぬか漬けで、安眠効果とはビックリですが、ぬか漬けには脳をリラックスさせる効果のあるGABAが多く含まれるのです。

白いごはんにはもちろん、お茶うけにも、またお酒のおつまみにもイケルのがぬか漬けのいいところ。

家庭によって味も変わるので、各家庭で持ち寄って、ぬか漬けパーティーするのもおもしろそうです。

そのときは、もちろんワインを忘れずに。

 

ファーストぬか床野菜は与論島産の野菜で。

 

わたしの思惑としましては、なるべく、『与論島でとれた野菜』でぬか漬け作りたいんです。

なので、まず最初にオクラとゴーヤ、そして、これは与論島産じゃないけど大根たまたまあったんで、入れてみました。

ゴーヤをぬか床に入れると苦くなるとのことですが、せっかく南国に住んでるので実験です。

24時間たって、オクラとゴーヤ食べてみました。ほんのり塩味がついておいしくなってましたが、初めてだからか少しまだ味が薄いかな?って感じだったので、もう一晩漬けてみましたのがこちら。

うん、うまい!!これはご飯がすすみますね。けど、まだぴちぴち若人の味がする。もっと、ぬか床を熟成させなければです。ベテランまでの道は遠い。

しかし、ゴーヤ嫌いのだんなさんにゴーヤを食べてもらいたい!!!

次回、挑戦するのはこの2種類。与論島産かぼちゃとパパイヤ。

オーソドックスにきゅうり、なすも入れてみたいですねー。

じつは、ぬか床には野菜だけでなく、豆腐やりんご、するめ、ゆで卵、こんにゃくなんかを漬け込んでもおいしく食べられるそうです。

豆腐は和風のチーズのようになり、りんごはぬかの香りで甘さが引き立つようになるというから不思議です。

怖いもの見たさに、さっそくりんご漬けております!!!!乞うご期待!!!!!!!!

 

もやしもんがおもしろい

 

発酵についてわかりやすい本はないかと、発酵の先生に聞いてみました。

そこで、紹介されたのが『もやしもん』という漫画です。

さっそく、大人買いして、全13巻古本屋さんでゲットです。

発酵についての漫画とは、どんなもかと思いましたが、けっこう本格的なことが書かれてるのに内容はすごいおもしろいです!!細菌の名前も病院でよく聞く難しい名前もたくさん出てきます。

菌がかわいいので、難しい話もすんなり入ってきます。

なんと、この『もやしもん』。テレビアニメから、ドラマ化までされている超人気の作品のようです。

13巻もあるので、まだ途中ですけど、感じたことは

発酵食というのは昔からの人間の知恵で生まれたもので、それが将来的にも人間を救う鍵になるのではないか?ということ。

あと、日本酒にもちょっと興味が・・・

まだまだ、これからなのでこの先も楽しみです。

また、読み終ったら感想文を書くかも。

 

与論島発酵暮らしで体質改善、乞うご期待!?

 

薬剤師ですので、昔からわりと健康には興味あります。

薬剤師なのに、できるだけ薬に頼りたくないので、すごい興味あります。

正直、病院や薬に頼らず、病気を予防するほうが絶対、お得だし、ちょうどいいんです。

とゆーか、これからは予防医療です。

毎日の生活習慣を見直さないといけない年代にもなりました。

毎日の生活習慣といえば、運動、睡眠、そして食事。

運動も、やらないといけないなーと感じています。睡眠も夜更かしをやめて、早寝できるようにライフスタイルの修正をしているところです。できれば、朝早く起きて朝活できるようにシフトしていきたいんです。

食事は、生活の中でも3回あるので、他のものより手間ですが、発酵食という保存食があれば、おかずが一品増やせるし、健康にもなる。いいことづくめです。

 

さて、わたしがこれからどうなっていくか、またブログで書いていきますので、興味のある方は一緒に発酵暮らしやりましょう!!

 

はなアンニャー
ぬか漬けワイン会もやるよ~!!!

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。