与論島に娘を嫁に出すときの親の気持ちわかるか?

はるかかなたの山口県の実家から、遠く離れた鹿児島県の最南端、与論島で子育て奮闘??中。

 

与論島に来てもう10年と思ったら、与論島で子育てもそれと同じくらいしていることに気づきました。

別に結婚するために与論島に移住してきたわけじゃなかったけど、なんでかこんなことになるなんてよ。まったく、人生何が起こるかわからんから、みなさんもその辺よ~く観察してみてください。なんか、いいことが転がっているかも・・・( ゚A゚ )

 

さて、うちの子供たちは長男9歳、早産で未熟児で生まれてきたにもかかわらず、ここ最近肥満児。久しぶりに会う人には必ず、遠慮がちに「・・・肥えたよね?」と確認されるのが日常化。

初めての子供で、周りの大人も緊張し、神経質に育ててしまったため、世話焼きおばさんのような性格に成長。

長女は7歳。特に、なんの問題もなくぴょろっと生まれてきて、ふたりめなので、超適当に育てられ、完全なる自由人として、家族みんなを翻弄する魔性のオンナぶりを発揮中。

 

二人とも、特に病気もせず、すくすくと、息子は横に、娘は縦に成長しています。

 

 

 

目次

自分が親になって初めてわかる親心、未知の世界へ与論島へ娘を送る親心を知る。

 

わたしが与論島に移住すると決めたときも、与論島で結婚すると決めたときもかーちゃんは怒りの大反対。とーちゃんはあきらめの大賛成で送り出してくれました。

ふつう、テレビとかで見てるととーちゃんが

「お前なんぞには、うちの娘は嫁にやらん!!」

とか言って、ちゃぶ台をひっくり返す。のが主流かと思っていたけど、うちの場合は逆だったらしい。だけど、どちらかとゆーと、とーちゃんは弟よりわたしを溺愛していたから、けっこう意外な反応にビックリしたのと同時に、片方だけでも味方になってくれてありがたかった。

 

よく考えてみると、山口県からこんな遠い、陸続きでもない未知の世界である与論島に嫁に行く事を許してくれたもんです。最終的には、かーちゃんも怒りを鎮めてくれたし。

このときのわたしは、両親の決断に感謝するでもなく、正直、許してくれて当たり前。みたいな、逆に許すのおそすぎじゃね?みたいな、なんとも親の心、子知らず状態を邁進していたのであります。正直、今まで、うちの両親の、とゆーか、かーちゃんの単独猛烈反対運動は笑い話として受け継がれていたのです・・・。

だんなさんの両親にも、反対するお母さんの気持ちは分かる、自分でも反対するとずっと言われていました。が、いつもどーり、右から左に聞き流していました。

 

本当に今考えると、なんと親不孝な娘だったのか。

自分のことしか考えていない、まだまだお子ちゃまだったあの頃でした。

 

ここ最近、ふたりとも小学生になって、やっと人間らしくなってきました。

すると、だんなさんが

「娘は絶対、嫁にやらんぞ!!」

とか言い出しちゃって、漫画かよ!?と、わたしはひそかに思ってるんですけど、どうやら彼は本気のようです。娘を溺愛しているとーちゃんです。

それを見ていると、10年前の出来事が急に思い出されて、あの時、とーちゃんはどんな気持ちで、怒り狂うかーちゃんを沈静化し、本当は誰よりも反対派なのにうちらの味方をしてくれたのか・・・あんなに反対運動をがんばっていたかーちゃんが、どんな気持ちで敗北宣言を出してくれたのか・・・・

親になって、しかも10年もたって、じわじわと自分の両親の気持ちを考えるようになりました。

やっぱり二人とも、娘には自分たちの近くに、できれば山口県に。100歩譲って、陸続きの場所にいてほしかったんだなとやっと気づきました。

こんな、飛行機2便も乗り継いでこないと来れない外国みたいなところに娘を送り出すのはかなりの決意だったと思われます。

やっぱり、親の気持ちは親にならないと、わからんですな。きっと、娘を嫁に出す本当の気持ちも、実際にそのときにならないと全部はわからないんだろう・・・

って、まだ7歳なんですけどね。考えるの早すぎるやろ。

 

ちなみに、最近わたしは二人の子供に対する気持ちに違いがありまして、

☆男の子→このクソババアとかは言われたら腹立つけど、いろいろ苦労して悪さもして、はやく一人前の男になってほしい。成長するのが楽しみ。だけど、子供らしくいてほしい。

☆女の子→家事は手伝ってほしいけど、いつまでもこのまま(小学1年生)でいてほしい。なんか、わたしにも嫁にやりたくない的感情があるんですかねぇ?なんか、こう女らしくなってほしくないんですよね~。

 

まぁ、どんなに親が思っても、勝手にでかくなるだろう。

今までどおり、適度に、適当に与論島で子育てやっていこうと思います。

 

 

これから、実家から遠く離れた場所へ嫁に行くひと、結婚を反対されているひと、親から離れようとしているひとへのおせっかいなアドバイス。

 

もう、これは 親に感謝を忘れない事。

ですかね。

結局、乗り越えてやっと気づくことなので、他人から聞いても多分身にはならないアドバイスだと思いますけど。

でもこの当時は、自分の思い通りにするために必死すぎて、親の気持ちなんか考えている余裕はなかったんでしょうな。

おかげさまで、いまは照れくさくもありますが、昔よりも自分の両親とは仲良くできているんじゃないかな?と勝手に思ってます。

別に、与論島移住騒動だけでなく、

実家に住んでいた頃は、わりかしやりたい事をガンガンやりたい放題で、ほとんど家にいる事もなく、突然、与論島や利尻島に旅に出たりと好き勝手やっていたので、ちゃんとした会話あんまりしてなかったかもしれない。家にいても、そんときはひきこもりだし。

両親ともに、働いていたので、食事もばらばらで食べていたし、生活リズムもばらばら。今でも、特に用事がないと電話はお互いしない、たまに生存確認の電話くらい。でも、もしかしたら、与論島に住んでからのほうがちゃんと話をしているかもしれません。

里帰りしたときも、両親だけでなく弟夫婦もみんな大集合して、ご飯食べに行くし、今のほうが家族らしくなったような気がします。

 

その瞬間は気づかなかったことも、あとから相手と同じ立場になれば嫌でも気づきます。

男の人に女心なんて、一生わかるはずがないのと一緒です!!!

 

たとえ、よそに行って、よそ様の嫁さんに行ったって、めったに会えないような遠くの場所へ行ったって、とーちゃんかーちゃんはとーちゃんかーちゃんなんです。

いまは、自分がやりたいことならどんなに反対されても、思いきりやりとおすべし!!!あとから、じわじわと親への感謝はわいてくるはずです。

あっ、ワンポイントアドバイスといたしましては、

反対されて、めげるようならやめちゃいな。です。

 

意外と、反対してみたい願望なんてものも、秘かにあるのかもしれない。

本能的に、子供を試しているのかも。

 

まぁ、どっちにしても子供がどこにいても、元気に幸せに暮らせているなら、とりあえず親孝行進行中なんじゃないでしょうか???

 

全然、アドバイスにもなんにもなってない。

 

 

夢は、はやくおばあちゃんになりたい。

 

息子は早く結婚して孫をよろしくお願いしたい。

娘には嫁に行ってほしくないような気はしますが、矛盾してますが、孫を連れて帰ってくるのめっちゃ楽しみ。まだまだ先の、もう平成じゃない時代の話になりそうなのに先走りしまくってるけど、わたしは早くおばあちゃんになりたい。

若いおばあちゃん、かっこいい。

今も、だんなさんのかーちゃんにたよりまくっているので、ばあちゃん需要はありと見た!!!共働き夫婦には、強すぎる味方!!

だんなさんのとーちゃんかーちゃんにも大変感謝しておるのですよ。でも、最近話題の高齢者の孫疲れの真っ最中かも。

孫疲れは深刻かもしれん。娘はわざとじーさんを困らせていると言っていた確信犯。

 

妄想としては、

バイクの後ろに孫を乗っけて、与論島じゅう暴走するばあちゃんになりたい。

 

バイクの免許持ってないけどね・・・

 

そういえば。

昔、わたしの死んだばあちゃんは、私が幼稚園児の頃、自転車の後ろにでかいカゴがついてる自転車のカゴにわたしを入れて、幼稚園の送り迎えしてくれよったけど、あれ、すごい体力いったよね、けっこう坂とかきつかったし・・・・昔も今も、おじいちゃんおばあちゃんはスゴイ!!!!

 

ありがたや、ありがたやヽ(;▽;)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

4 件のコメント

  • あははー、これ私のことだよね‼️
    正直覚えてないけど、坂田姉さんが旦那さんと出会った時のことかな⁉️

    ご馳走しなくて申し訳なかったねー笑笑、いつもそんな時するけどなー、酔ってたのかなー

    帰省したらご馳走するよ‼️

    偶然見つけてコッソリ読んでるよ

    • わあえ‼️びっくりこきました( ゚□゚)めっちゃ失礼なこと書いてますが、大変ごめんなさい。
      たぶん、どこぞの薬屋さん合コンだったよーな記憶がありますが、タブん山口市らへんまで行ったンデスヨー。
      だから、男が払ってくれるもんかと思ってたらワリカンかよと衝撃的だったんですけど・・・
      ごめんなさい‼️
      最初はめっちゃ怖かったけど、あとからはめっちゃおもしろくて大好きなんですよ~✨おかげさまで与論島でもやっていけてると思っておりますo(*゚∀゚*)oマジです。
      あっ、元気ですか~??
      ご馳走お願いします‼️

      • じゃあ、やっぱ姉さんいた時だ
        着いてすぐ私的にビミョーだったからサインぶち込んだ気がするよ!

        2歳の娘がいて、病院でパートしながらボチボチやってます

        先月は石垣島に1週間バカンスに行ってきたよ。
        そのうち与論にもお邪魔するかもね‼️

        • 娘さんがおるんですなo(*゚∀゚*)oぜひぜひ、夏に遊びにきてくださいまし‼️うちのむすめっことたたかわしてみましょう✨
          いや~ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ♪
          びっくりこきましたが、コメント嬉しッス❤️❤️❤️

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    【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。