こんにちは。
与論島に住んでる、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
台風21号、すごかったですね。
与論島からは映像でしか見れませんが、関西在住の友達に9/5の朝に連絡をとると、
・停電、断水
・停電してるのに、めっちゃ晴れてるからクソ暑い
・電柱、信号機、でかい木が、根元からが折れ曲がっている
・マンションの11階まで、ソーラーパネルが飛んできてる
・コンビ二はオープンしてても、弁当がない、食べ物がない
・開いてないお店もある
・電車動いてない
・道路は大渋滞
と、なんともすごい状況。与論島ではまず、ここまでの大混乱にはならない。
それでも、子供さんは学校に行き、友達も昼からお仕事だって言うけど、どうやって移動するんだ・・・
今は、少しくらい復活できてるかもしれないけど、ここまで被害がひどいことになるとは、誰も思いもしなかったのではないでしょうか??
でも、正直、台風直撃当日は与論島のみんなこう思ってたことはまちがいない。
南の島のひとは
なんで、こんなときに外出とんじゃい( ゚□゚)
って、みんな思ってる。
— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年9月4日
台風、なめたらアカン。
最近は、沖縄や与論島より、本州に向かって行く台風が増えているのが、気になりますね・・・
目次
過去の与論島台風被害を思い出す
わたしが与論島に移住した次の年にすぐ、けっこう大き目の台風が来ました。
あの時は、まだ知り合いもほとんどおらず、一軒家に一人暮らし。
しかも、停電してから携帯電話の充電が切れて、外との通信が途切れる。
という、恐ろしい体験をした記憶があります。
でも、朝起きたら、台風は過ぎ去り、晴天の空が広がっていました。
それから、数年後、与論島に最強の台風がやってきたことは、まだ記憶に新しいはず。
あのときは、竜巻並の台風が来て、たくさんの家の屋根を吹っ飛ばしていきました。車のガラスが割れたり、緑の草花は、一気に黄色になりました。
知らなかったですけど、このとき電柱もかたむいていたみたいですね。
ツイッターで教えてもらいましたけど、奄美や沖縄は、電柱や照明ポールは、80m/sにも耐えられる特注なんだそうです。
それでも折れた、ってことは、相当な台風だったってことですな・・・
うちも、雨漏り・・とゆーよりも、天井から雨がばしゃーっと落ちてきたときは、びっくりでした。
このときの台風で、被害を受けた人がたくさんいて、仮設住宅まで建ちました。
あれから、あまり大きな台風が与論島には来ていないので、多分、島民は油断している・・・ような気がする。
台風21号の映像を見ていて、思ったこと。
南の島のひとは
なんで、こんなときに外出とんじゃい( ゚□゚)
って、みんな思ってる。
— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年9月4日
さっきも書いたけど、本当にこの一言に尽きるのです。
テレビ見ていると、人間もその辺歩いてるし、車も風が強いとわかってる橋の上を走ってる。
今年最強レベル
って、最初から言ってたのに。
コースも、過去に5098人の死者、行方不明者を出した昭和34年の伊勢湾台風と似た経路になる可能性も予想されていたのに。
都会は、どうして仕事優先なのか・・・
与論島だったら、すぐ仕事自宅待機、もしくはお休みになって、台風真っ最中に、外に出ているひとなんて、ほとんどいない。
島が小さくて、人間も少ないから、いないように見えるのかもしれんけど。
950ヘクトパスカルといえば、与論島でも恐怖に陥れられるレベル。
じつは、最初に日本に上陸したときは935ヘクトパスカルレベルだったとか。これは、数年前に与論島に来たのと同じレベルじゃないかな~?
与論島では、強い台風が来るとなると、準備のためにみんないっせいに動き始めます。
家の危険な窓に板を打ち付けたり、屋根に土嚢を置いて飛ばないように対策したり、お風呂に水をためたり、カップラーメンを買い込んだり、最初から避難所に避難しておいたり。
けっこう、日頃、適当そうな南の島のひとでも、できうる限りの対策をとります。
雨戸はもちろん閉めるので、家の中は真っ暗。停電するのは、想定内、とゆーか絶対停電すると確信してるから、懐中電灯なども完璧に準備。
実は、昔ながらの台風対策が最強だったりする。
ちょっと違うのは、
お酒やお菓子、おつまみなどを準備すること。
台風接近中は、暗闇でも飲み会をして楽しめる根性はさすがだな!!って感じです。
でも、これも今までに大きな台風を何度も体験してきたからこそできることなのかな?
と思うのです。
2012年の台風16号で、台風に慣れているはずの、ハズだった与論島でも甚大な被害を受けました。
でも、この台風があったからこそ、こういった対策をするようになったのもあると思うんです。
いろんな経験が、その土地のひとを強くしてきたんですね。
台風はそのときどうなるのか、本当にわからないからおとなしく飲み会だ!!
台風などの自然災害は、南の島だけ話ではなくなりました。
とゆーか、今年はほぼこっちには台風が来ていません。
だから、多分与論島のひとは油断してると思います。わたしも、ちょいとそんな感じになっていて、台風情報をテレビでもネットでもチェックしなくなりました。
あんまりにも今年の台風の数が多いのもあるかもしれません。
これは、なんとなく『ガンはふたりにひとりなる時代です』ってやつと似ていますね。
人間の生活環境が変わって、ガンが増える。
地球の環境が変わって、台風が増える。しかも、行き先も変わる。
今回、関西の方は、とても大変だったと思います。
関西国際空港は、あんなになって復活できるのか!?って、田舎の人は、ドキドキしています。
ネイリストのゆりちゃん先生も、与論島に来れなくなってしまいましたしね、他にも来れなくなったひといると思います。ぼちぼちと影響を受けています。
でも、今回の経験を次にいかすしかないです。
①屋根の点検
②ベランダにモノを置かない
③危険物等がないか確認、飛びそうなものは固定する
④雨どい、雨戸、必要なら外から板を打ち付ける
⑤外壁の確認
⑥窓ガラスの確認(テープを貼る、カーテンなどは閉めておく)
⑦停電への備え(懐中電灯など)
⑧避難準備(非常食などの準備、避難所への避難経路の確認)
⑨浸水への備え(家財道具を高いところへ上げる)
⑩断水への備え(飲料水の確保、トイレなどのためにお風呂に水をためておく)
何事も、準備しすぎることにこしたことはないのです!!
①窓が吹き飛ばされたら→天井が吹き上がって大惨事を招く恐れがあるので、思い切って反対側の窓も開け、風を通り抜けさせる
②屋根が吹き上がったら→風雨が弱くなるまで待ってから、上からシートをかぶせ、ブロックなどの重いものを乗せておく
③窓ガラスが割れたら→慌てずに、ベニヤ板などを窓枠に釘やねじで仮止めするか、棒などで支える。畳をあげ、テーブルなどでおさえる。
ガラスの破片はガムテープでくっつけて取り除く。
大事なことなので、もう一度。
南の島のひとは
なんで、こんなときに外出とんじゃい( ゚□゚)
って、みんな思ってる。
— はなアンニャー@バックに守護霊を110体つけ、時速300kmの風速で島にやってきた高エネルギー体 (@hanadeso3) 2018年9月4日