与論島、3月は旅立ちの季節とフェリーのお見送り風景

こんにちは。

あまり人間づきあいが得意ではない、はなアンニャー(@hanadeso3)です。

昔は、ほんとに人間と関わりたくなくて、人間と関わらない仕事をしたい!と考えていたくらいです。

与論島、わたしが人間不信になったワケ

そんな自分が誰かと出会うことに感謝できるようになったのは、与論島に移住したことと、ブログを書き始めて、いろいろなひとと関わるようになってから。

ほんとに感謝しておるのです。

 

さて、出会いがあれば別れもある・・・

3月といえば、別れの季節でありまして、与論島でも頻繁に送別会が開かれます。

はなアンニャー
 3月はかなり忙しかったような記憶が・・・・送別会という名の飲み会が3割増しで多かったです。

 

そして、

また今日もひとり、与論島から送り出すのです。

 

目次

出会いのぶんだけ、別れもありますが・・・?

 

つい最近の送別会でのこと。

「別れが悲しいから、最初は仲良くなりたくなかった」

と言っているひとがいて、超共感しちゃいました。

はなアンニャー
わかるー!!!わかるよー!!!おいらもそうだった!!人間つきあい苦手なくせに、いざ仲良くなると別れるのツラすぎるから、仲良くなりたくないって思ってた、若い頃!!!

自分は、人間嫌いとか言っておきながら、仲良くなってしまうと離れてしまうのがさみしくなる・・・そんな理由で友達を作りたくないときもあったなぁ・・と。

与論島は離島なので、いずれ出て行くひとも多いです。

そして、交通の不便さや費用などから、なかなか会えなくなることも想像できます。

でもでも、なぜか、与論島から送り出すと、

またどーせ会えるさー

と思えてしまうのが不思議な与論島のちからなんです。

 

与論島フェリーでのお見送り風景といってらっしゃい!

フェリーでのお見送り風景です。

写真などでよく見る風景ですが、実際に見るのは初めてでした。

フェリーからたくさん流れているのは色とりどりの紙テープ。下にいる見送るほうの人間が、紙テープの先っちょをつかんでいます。

見送られるほうの人間は、フェリーに巻き付けたり、上から紙テープを投げたりも。

これがなかなか感動的で・・・・旅立ちと別れをさらに感じるんです。人と人をつなぐ紙テープが印象的。

そして、フェリーが動き出すと、みんな港のギリギリまで走って手をふる・・・・

本土では、お見送りというと最後は、家族だけ集まって・・というのが多いかもしれませんが、与論島はちがいます。

学校の同級生。先生。クラブ活動の友達。地域のひと。親も一緒の場合は、その関係者。

ものすごいたくさんの島人が集まるんです。

それはもうお祭り騒ぎのよう。

いたるところで写真撮影会が行われ、何度も挨拶。正直、旅立つ本人がどこにいるかも分からない状態。

飛行場でも同じような光景。夏休み並に空港が混みあうのです。

泣いているひまはありません。

そのくらい盛大なお見送りが行われるのです。

はなアンニャー
 そのひとの人徳にもよると思われますが・・・

旅立つのは、子供たちだけではありません。

今から、お世話になった先生や職場の人、大人の人もたくさん旅立っていきます。

そんなとき、みんなが言う言葉は、

「バイバイ!」「さよなら!」

ではなくて、

「いってらっしゃい!!」

なのが、与論島の送り出し方。

また、絶対会える。そんな気持ちがこめられています。

わたし、この「いってらっしゃい」がすごい苦手で言えなくて、もじもじしてたんですが、最近やっとボソッといえるようになってきました。

正直、いまは「バイバイ」に違和感があるくらい。

 

そして、みんな元気に旅立っていくのです。

「いってきます!!!」

またいつか、帰ってきてくれるでしょう。

このあたたかい気持ちになる見送りが与論島の別れ際の風物詩なのです。

また帰って来たくなるんだよね~・・・経験者は語る。

 

自分の子供たちもいずれ島立ちするときが・・・

 

まぁ、いつか自分たちの子供も島立ちしていくわけです。

与論島の島立ちについて、考えてしまった。

今回、島立ちして行った子供たちも、わたしが与論島に移住してきた頃はまだ赤ちゃんだった子供たちです。

子供が大きくなるのなんて、あっとゆーま。

毎日、ケンカばっかりしていますけど、まぁそんな時間も大切にしていきましょうね。

ほんと、すぐですよ、みなさん!!

 

出会いに感謝します。

 

何度も出会いについては、ブログに書いていますが、ほんとに与論島に移住していなかったら、こんなに濃い出会いはなかっただろうと思います。

まぁ、その分、見送ることが多くなったのも事実。

山口に住んでいたら、見送ることなんてほとんどなかった。

ほんとに出会いに感謝できるようになったのは、与論島に移住したおかげです。

ありがとう。

 

与論島から旅立つみんな!!

逆に与論島にやってきてしまった、おばちゃんから送る言葉です。

 

外の世界を見ることはとても大切なことで、与論島は人同士のつながりが強かった分、都会に行ったらさみしく感じることもあるかもしれん。

わたしも、大学生になったときは、勉強よりも友達ができるかどうかのほうが心配だった。

なんせ、こんなんだし、人見知りだし、コミュ障だし。

ぶっちゃけ、友達ほとんどできなかったけど、それでも、今でも連絡取り合ってる大事な友達数人はできました。約2名くらい・・・

出会いはほんと大事だから!

自分からいくのも大事だよ!

幸せになっておくれーーーー!!!!!!!

つらいことがあったら、帰る場所があるんですから。

つらくなくても、たまには顔を見せに帰ってきんしゃい。

大人になったら、オーシャンマーケットにお酒買いに来てください。

待ってます。

 

はなアンニャー
まっちゅんどー!!!!

与論島の方言で、「待ってるよ~」

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。