与論島でもやっている!超大型猛烈台風が来る前にできること

こんにちは。

はなアンニャー(@hanadeso3)です。

本当にやばそうな台風が、本州に向かって行っています。

でも、まだ少し時間があります。できることはあります!!

台風がやってくる前にできること、台風がガンガン当たる島、与論島でもやっている台風前対策をもう一度復習しておきましょう。

与論島はコンクリート住宅ばっかりじゃないのか?

そんなことはありません!!

与論島は木造住宅が多く、毎回、台風で屋根が飛ばされたりしています。

それでも、人間自体の被害はとても少ないです。

あっても、片付けのときに釘を踏んだとかです。台風真っ最中のケガはあまり聞きません。

ですが、ただ待ってるのはいけません!

与論島民だって、台風に慣れてるからって、何にもしていないわけではありませんよ!!!

台風は、地震などとは違って、予測ができる自然災害です。

はなアンニャー
さぁ、いますぐ準備開始!

仕事も、もし台風がやばかったら、休めるように事前に調整しておきましょうね。

 

目次

台風情報は、こまめにチェック!

 

与論島のひとが気にする台風情報は、まず

・進路

・大きさ

・速さ

・最大瞬間風速

被害が大きくなるのは、最大瞬間風速が大きいとき。

ちなみに、今回本州に向かっていった、台風19号は猛烈な台風なので、最大瞬間風速54m/s以上です。

今のところ、最大瞬間風速70m/sということなので、これは2018年に与論島や沖縄を直撃して、大変な被害が出たときとほぼ同じです。

大きなホテルの屋根が吹っ飛んだり、空港近くの電柱がのきなみ倒れて、しばらく自家発電で空港が動いていました。

この台風も、最初は与論島のほうを向いて来ていましたが、いつのまにか進路が東寄りに変わっていました。

(西側に高気圧があるので、それに押されて東に寄るだろうとは予想されていましたが・・・)

こんな風に、台風の進路はちょいちょい変わるのです。

あとは、雨雲レーダーもチェックしましょう。

 

台風が来る前に家のまわりをかたづける

 

台風で窓ガラスなどが割れたりするのは、風圧が原因ではなく、ほとんどの場合、何かモノが飛んできて、それがぶつかったことによるものだそうです。

沖縄県の建築士さんに聞きました。

沖縄の建物は、ほとんどコンクリートですが、雨戸がない家が多いんです。その代わり、ガラスがとても分厚く設計されています。

雨戸のかわりに、ネットなどを張って、モノが飛んでくるのを防ぐのが主流となっています。

確かに、建物の前に運動場がある学校などは、窓ガラスが割れたとか、あまり聞かないですね。

(2018年の台風24号では、小学校や図書館、サザンクロスセンターの窓ガラスが割れたので、完全に大丈夫というわけではないですが・・・)

うちも、台風前は、家のまわりにあるものはすべて家の中に無理やり入れ込みます。

去年は、庭に落ちている石ころも、何日かかけて拾いました。

風速70m/s以上というのは石ころさえも凶器になります。

家の中に入れられない、プロパンガスなどはロープなどで固定します。

うちは鶏小屋を完全に固定しました・・・・

植木鉢や物干し竿など、忘れがちなので要注意です。

本当に、ものが飛んでくることによって、窓ガラスは割れます!

もちろん、台風直前になったら、雨戸のあるところはしっかり閉めましょう。

はなアンニャー
何年か前の超巨大台風のときは、まさかそこの窓ガラスが割れる!?というところのガラスが飛んできて大変でした。二次被害が起こる可能性もありますので注意してください。

窓ガラス対策強化

マンションやアパートは、雨戸のないところがほとんどです。

マンションやアパートで気をつけるのも、飛んでくるもので窓ガラスが割れることです。

ベニヤ板でふさいだり、暴風ネットをかけましょう。

建物で一番弱い部分はガラス部分です。

雨戸がちゃんとある家でも、一部には雨戸がない場所があります。

雨がサッシから入ってくる場合は、サッシに新聞紙をつめておきましょう。

窓ガラスが割れないようにするために、

・養生テープを貼る

・雨戸がない場所にはベニヤ板でふさぐ。ふさげないところは暴風ネット。

・網戸がはずれやすい場合はいっそのことはずしておきましょう。

与論島でも、大きな台風前になると、とんとんかんかんとベニヤ板を打ちつける音が鳴り響きます。

台風接近中は、あまり窓ガラスのそばに寄らないことも大事です。

避難場所、避難経路を台風が来る前に確認しておくこと

 

意外と、知らないのが自分たちの避難先です。

自然災害の被害予測地図である、ハザードマップは絶対に把握しておきましょう。災害時、危険な場所だけでなく、避難場所もわかります。

うちは、昔、地震が早朝に地震が起きたときに、みんなを起こしてシミュレーションしてみたことがあります。

もし、津波が起こった場合、なるべく高い場所に逃げたいけど、道筋をまちがってしまうと手遅れになることもあります。

災害が起こると、細くて渋滞したり、使えなくなったりする道路なども出てくるので注意が必要です。

引っ越したばかりのひとや一人暮らしのひとは、住んでいる場所の地理にあまり詳しくないひとは、本当に確認しておいてくださいね!!

前回の台風でも分かるように、木造のお家はどうしても屋根が飛んでしまうことがあります。

あのときも、まさか、自分の家の屋根は飛ばないだろう!!と思っていたと思います。

飛ぶんです。屋根は。

ほんとに、その辺に屋根が落ちてることもありました。

お隣さんも屋根が飛んで、家のなかが真っ黒になって大変そうでした。

実は気象庁によると、平均風速が15m/s以上だと、屋根が飛んでしまう可能性が出てくるといわれています。

この風速は数字だけ見ると弱く感じますが、風に向かって歩くのが困難なレベルの風です。

特に古い家のひとは、あらかじめ避難場所に行っておくことをおすすめします。

屋根が飛んでから避難するのは、今度は人間自体が危険な目にさらされることになります。

与論島の木造住宅の屋根はトタンが多いので、飛ばないように土嚢を並べたりしますが、日本家屋のように瓦屋根はきちんとした補強が必要です。

台風後に備えたグッズも販売されているので、心配なひとはチェックしておきましょう。

 

台風が来る前に家に準備しておくもの

 

まだ時間はあります。今から準備しておきましょう。

停電対策

停電は台風が大きければ、長引く可能性があります。

うちは去年、5日間くらい停電していたことがあり、かなり不便でした。

真夏なのに、冷蔵庫も使えないから毎日買い物行かないといけないし、夜は冷えるのにお風呂はお湯が出ないし、エアコンや扇風機も使えないから暑いし、スマホの充電はモバイルバッテリーがありましたが、極力使わない方針でした。

懐中電灯やランタンは必ず、準備しておきましょう。

電気がないのは、思いのほか不安感がすごいです。特に、子供さんのいる家庭では、予備の電気は必需品になります。

我が家では、懐中電灯よりも、ランタンを使っています。

ランタンのほうが光が部屋全体に広がります。

懐中電灯は、トイレなどに移動する際にはあったほうがいいので、どちらもあると便利です。

昔は、大きなろうそくなどを準備する家庭が多かったですが、正直、倒れたら火事です。もしも、窓ガラスが割れて、風が家の中に入ってきたときに倒れてしまう可能性も無きにしも非ず。

ランタンを推します。

その懐中電灯やランタンの光を絶やさないために、予備の乾電池も必ず準備しておきましょう。

台風前は、かなり電池を買う人が増えるので、早めに購入しておいたほうがいいですよ。

また、情報源は、かなり大事です。

台風のとき役立つ情報源は、スマホよりラジオが優秀。

スマホはすぐに電池がなくなりますので、できれば緊急連絡用に温存しておきたいものです。

電灯がつくラジオ、普段は邪魔くさいですが、災害時は非常に便利なものと化します。

モバイルバッテリーがあると便利。

台風のときだけでなく、旅行のときなんかもあると役立つのでひとつ持っておくと安心感が違います。

遠出して、外で動画なんかを撮影するときにも、モバイルバッテリーがあると安心です。

これから、ユーチューバーになりたいというひと、必需品です!

うちには、もう一個大きめのポータブル電源も準備しています。

去年の長期間にわたる停電では、とても助かりました。

このときは、うちは停電していましたが、オーシャンマーケットは停電していなかったので、昼間満タンに充電して夜、バッテリーを使うという生活でした。

家族会議の結果、発電機まではなくても、大丈夫だろうということになり、このふたつのモバイルバッテリーで台風を乗り切っています。

冷蔵庫は停電したら開けないが原則

停電したら、冷蔵庫は開けません。

冷蔵庫を開けずにいれば、しばらくは冷蔵庫のなかは冷たい状態が保たれます。

うちは、停電前に、使えるナマ物はなるべく調理しておき、冷蔵庫のなかを少なくしておきます。

今はだんだん涼しくなっているので、暑さ対策はそんなに重要ではないかもしれませんが、真夏の台風では台風前に保冷剤をたくさん用意しておくと、暑さ対策になります。

夏、一番きついのはエアコンが使えなくなることです。

熱中症にならないために、暑さ対策は非常に大事です。

停電中、暑いとけっこう汗をかきます。お風呂に入ろう!と思っても給湯器が作動しない・・・・

お風呂は明るいうちなら、まだなんとか水風呂に耐えられます。

できれば、台風が来る直前に、明るいうちからでも、すばやくお風呂に入っておきましょう。

食べ物と水は最低3日分準備しておくと安心!

去年は5日間くらい停電しましたが、お店の電気がついていたので食糧難にはならな・・・・

と思ったけど、台風で荷物が届かなかったので島自体が食糧難になってましたね・・・

飲料水は多めに準備するべし!!

最低でも、2リットルのペットボトルは10本。それ以外の水は、断水にそなえて、湯船に水を満タンためておきます。

食べ物は冷蔵庫が使えないので、カップめんや賞味期限の長いロングライフパンやお湯で温められるレトルト食品を最低でも3日分準備しましょう。

うちでは、焼きそばが愛されています。

オール電化のお家は、カセットコンロを持っておくと、停電しても料理ができます。

停電しても、火さえ使えれば、けっこう暮らせます。

ほんと、古代の生活に戻る感じになります。

食べ物は、調理の必要のないものを準備すると楽です。

パンや缶詰、お湯を入れるだけのカップめんなど。

停電する前に、冷蔵庫の中身を全部調理する場合は、できるだけ洗い物をしなくて済むように、

紙コップ

紙皿

割り箸

を多めに準備しておくといいです。

ごみも多めに出るので、ゴミ袋の準備もしてください。

暗闇になると、できるだけ家事はしないでいいようにしたいものです。

ちょっともったいないと感じる人もいるかもしれませんが、ここは使い捨てグッズを大いに活用しましょう!

はなアンニャー
シンクに使ったお皿をためといて、台風が去ったら洗う・・というのもありですが、台風の直後は、けっこうやることが多くて、皿洗いとかやりたくなくなりますよ?

その他

家だけでなく、自動車も大事な財産です。

車のまわりもチェックします。

背が高めの車は風にあおられて、転倒することもあります。

与論島でも、窓ガラスが割れたまま、ビニールシートやダンボールを窓に貼って走ってる車をけっこう見かけます。

友達は新車のフロントガラスが割れました。

けっこう、窓ガラスが割れる原因となるのが、折れた木の枝だったりするので、そこらへん難しいのですけどね・・・

島は、車を車庫に入れる習慣があまりないんですよね・・・・・うちもですけど。

与論島では、大きな扉の前にあえて車を置いて、風除けに使ったりもします。

また、ガソリンは満タンにしておきましょう。

万が一、避難する必要が出てきたときに、ガソリンがなかったら最悪です。

台風の前後は、ガソリンを積んだ船が与論島に来ず、島中がガソリン不足になったこともあります。

ちいさな赤ちゃんがいる家庭は、オムツやミルクのストックもお忘れなく!!!!!けっこう忘れがちです。

タオルも多めに用意しておくと便利ですよ。

はなアンニャー
台風のとき以外も、タオルはいくらあっても役に立ちます!!

 

台風が来る!準備する時間はあります!!

 

何度も書きますが、台風は来るのが予測できる自然災害です。

準備をするかしないかで、だいぶ変わってきます。

準備したことがムダになってもいいので、準備しておきましょう!!!!!

最近は、与論島より本州へ向かって行く台風が増えています。しかも、かなりの強さのまま・・・・

秋台風は、特に本州に向かっていく傾向があるので、まだまだ油断大敵です。

 

とりあえず、

食べ物!!水!!!火!!!

これだけあれば、1日なんとかなる!!

夜台風が接近してるなら、思い切って寝ちゃいましょう。

台風が去った後、明るくなってからなら、どうにかできることがあるはずです!!

 

はなアンニャー
一番大事なことは、台風の真っ最中にちょっとおさまったからといって、外には絶対に出ないこと!!!!吹き返しは怖すぎるよ!!!

 

台風はけっこうあっとゆーまに過ぎていきます。

問題は、その後、台風被害の中で、どうやって暮らすかです。

準備!準備は必ずやっておきましょう!!!!

 

 

台風前に準備しておくものリスト

・パン、カップめんなどの調理の必要がない食べ物

・飲料水

・紙コップ、紙皿、割り箸、ゴミ袋

・大量のタオル

・モバイルバッテリー

・懐中電灯、ランタンなど

・電池

・ラジオやスマホなどの情報源

 

台風前にやっておくことリスト

・家の周りの片付け

・窓などの補強

・ハザードマップの確認

・風呂に水をためる

・冷蔵庫のなかのナマモノ処理

・ガソリン満タン

 

ちゃんとした対策をしておけば、最悪の事態は免れます。

後から、どーーてことなかったね、って言って、みんなで言い合うくらいが理想ですね。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。