こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
今回は、沖縄で出会ったおもしろいタクシーの運転手さんのお話です。
たまに、仕事で沖縄に行くんですが、まったく地図が読めない、あしがないわたしはタクシーを利用します。
レンタカーは怖くて、沖縄の町をひとりで運転する自信がありません・・・
あまり、地理もわからず、ゆいれーるの乗り方もわからないので、タクシーに乗って移動することが多いのです。
まとめると、沖縄のタクシーの運転手さんっておもしろいです!!
目次
沖縄のタクシーの運転手さんはフレンドリーである
沖縄のタクシーの運転手さんみんながおしゃべりなわけではないですが、
と言うと、わりかし、おしゃべりしてくれるようになる運転手さんが多い印象です。
これは、ある日出会った、運転手さんのお話。
そのおじさんは、最初からとてもよくしゃべる、それはそれは明るい個人タクシーのおじさんでした。
「あそこで事故があってね~」
「飲酒運転で人ひいたんだってよ~」
ネガティブな事故の話ばっかり、明るい話題じゃないのに、なぜか明るい雰囲気になる不思議なおじさんでした。
沖縄、そんなに事故多いのかしら・・・
そういえば、サイレン鳴らしたパトカーがやたら走ってますね。
与論島では、パトカーのサイレンはほとんど聞いたことがありません。
消防車もあまり走っていませんが、救急車はけっこう1日中音が聞こえるときがあります。
話がそれましたが、このとき沖縄で会った運転手さんの話に戻ります。
この運転手さんは、わたしの今まで生きてきた37年間で、いちばん長く時を過ごしたタクシーの運転手さんになりました。
クレジットカードが使えるタクシーを探して歩いてやっと見つけた逸材。
沖縄のタクシーはエディやペイペイを使えるタクシーは多いんですが、クレジットカードを使えるタクシーを探すのは至難の技なんですよね。
「ほら、ドアのとこにカード使えるって、小さく書いてるでしょ。カード使えるように携帯電話改造したんだよ~!!ほら!!!」
いきなり、クレジットカードが使えることを自慢されました。
でも、個人タクシーなのに、自分で端末準備してて、えらいです。
最初からフレンドリーな運転手のおじさん、まさか、あんな長く一緒にいることになろうとは・・・・・
沖縄のタクシーの運転手さんは、ナビよりも自分のカン
行き先もあやふやなのに、いきなり、運転しはじめたおじさん。
行き先をスマホで表示して見せようとしたら、
「今、運転してるから見れんよ、わからない?」
と、怒られました。
行き先ちゃんと聞いてから発進してくれよってまじで思いました。
結局、止まってカーナビ操作しました。このときも、カーナビの使い方よく分かってなくて、大変でしたけど。
この日は、まず、
那覇市から浦添市に向かったんですが、そのとき、カーナビ使ったらカーナビ批判がはじまりました。
「カーナビ、2年前買ったんだけど、これがあるとあほになるんだよ~。昔は行き先言われたら、なんとなくわかったのにもうわからん。道がおぼえられなくなるんだよ。」
カーナビが、いざ案内を始めると、
「こっちじゃないかね~」
とカーナビの指示を完全無視して、自分の思うがままの道に進んでいきます。
「こいつ、あんなにしゃべってたのに、ちょっとおじさんが違う道行くと黙るんだよ!」
そりゃ、そーだ・・・。カーナビも、いまからどう立て直すか必死に考えてるんだろう・・・
で、どうにかして、結局到着するんですが、多分ナビどおりに行ったほうが早かったと思われます。
「ほら、着いた。まっすぐ行くところを回り道したな~。」
と、まるで、カーナビが悪かったような言い方をして、なんとか最初の目的地に到着しました。
たまには、カーナビを信じておあげよ、運転手さん!!
と、思いながら笑いそうになるのを必死に耐え抜いて、浦添市にだんな氏を降ろして(だんな氏はだんな氏の仕事のため)、わたしは、わたしの目的地、沖縄市に向かいます。
沖縄のタクシーで長旅しました
次の目的地は、沖縄市。
しかも、だんな氏はいなくなり、自分ひとりでです。
沖縄の地理を知らないわたしは、こんなに沖縄が細長いとは思わなかったのです。
沖縄市、すぐその辺だと思っていたのです。
ナビの距離優先で下道から行くことに決めて動き出したんですが、
「ふつうはこんなこと言わんけど高速道路通っていったほうが20分は早くなるような気がする。多分、代金も300円くらいしかかからないはず。」
ふつうに最初から教えてほしかったです。
というわけで、急遽、高速道路に乗って、沖縄市に行くことになりました。
高速道路を使えば、そんなこんなで、沖縄市にはスムーズに行くことに成功したのです。
用事はすぐ終わりそうだったので、おじさんに待ってもらって、さぁ、那覇に帰ります!!!
行きは、道がわからんで、沖縄の地図についての話ばっかりだったんですが、帰りはもう友達ですよね。
与論島の話や込み入った家族の話になりました。
「おねえちゃんち、何むんちゅー?」
むんちゅー?どうやら、沖縄独特の一族みたいなもんらしいです。
詳しくはメンドクサイので、こちらをご覧ください。
おじさんには、独身の娘さんが一人いるそうです。
おじさんのむんちゅーはおじさんで終わることになっているとのこと。
娘さんに継がせるのはかわいそうだから、とのことでした。
田舎は、跡継ぎだのなんだの大事にしていますからね。
でも、これからは、そうはいっていられなくなるかもしれません。
そこから、子育ての話になり、反抗期は必要よ、とか、いろいろ、いろいろ、教えてくれました。
(書けば長くなるのではしょりあげます)
で、やっとこそ、那覇に着き際に、
「おねえちゃん、独身なの?」
さっき、あんだけ、与論島に嫁に来て、子育ての話で盛り上がったのに・・・
わかったことは、タクシーの運転手さんは子育ての話が好きです。
那覇市から沖縄市までタクシーで行ってみたら・・・
一緒にタクシーに乗ってた時間、2時間。
タクシー料金、13000円。
タクシー料金、13000円・・・・
いい勉強になりました。
今度、那覇市以外に行く用事があるときは、与論島から自分の車を運転してきます。
でも、2時間、タクシーに乗って、まったく退屈せず、とても楽しい道のりでした。
また、この運転手さんに出会いたいなー!!
旅をすると、いろいろな出会いがあるのが嬉しいですよね。
与論島のタクシーの運転手さんも、
・鳩の湖に行く道を聞いても知らなかった
・台風で飛行機が飛ばなかったお客さんを泊めてあげた
などの、ほっこりエピソードを聞いたことがあります。
タクシーの運転手さんブログを書いたら、人気出るんじゃないかと思ってます。
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[…] 沖縄では距離感がつかめずにタクシー代金13000円も払うはめになったけど、タクシーで与論島一周したらいくらくらいかかるかしらね?与論島に遊びに来た記念にどなたか実験してみてはいかがでしょうか?タクシー13000円事件の真相はこちら。 与論島 人生いろいろ、TAXIもいろいろ。 […]