与論島の子供たちの視力低下がヤバイ件について~学校薬剤師の気付き~

おはようございます。

はなアンニャー(@hanadeso3)です。

みなさまご存知のとおり、与論島は映画『めがね』の舞台になった島です。

その映画では、登場人物のほとんどがめがねをかけていました。

映画『めがね』のことについては、与論島で、映画『めがね』をあらためて鑑賞してみたよにわたしがまとめておりますので、ぜひ読んでみてくださいませ。

これを読んだら、映画の内容がまったく想像できないので、観ないといけなくなるという魔力を持つと家族内で話題です。

ひとことで書くと、のほほんです。

 

さて。

 

小学2年生の時からめがねをかけていためがねっ娘、はなアンニャーです。

目が悪すぎて、ソフトコンタクトを通り越して、ハードコンタクトを愛用しているベテラン近視人間です。

さらに、最近では40歳手前で、眼科の先生から老眼を宣告されまして、なんとも目玉事情はいいことないです。冬の乾燥している日の夜は、コンタクトがぼやけてきます・・・どうも、ドライアイもあるようです。はぁ、どうしましょう???

 

今回は、わたしの目玉事情はおいといて、

ちょっと、本日は学校薬剤師シリーズとしまして、与論島の子どもたちの視力がヤバイ件について、書きました。

 

目次

与論島の学校薬剤師は照度検査やってます。

 

これは、以前も書きました。

わたしが学校薬剤師になった経緯は、与論島にずっと住むであろう薬剤師がわたしだけだったので、なんとなくわたしがやるようになりました。

今では、与論島出身の優秀な薬剤師さんが増えていて、わたしのダメダメぶりに懲戒免職させられるかもしれないので、がんばらんばいけません。

 

今回、与論島の子どもたちの視力低下がヤバイとゆー話は、与論高校の保健委員会に出席したときに話題になりました。

その委員会では、生徒さんが、与論高校の生徒の目に関する調査をされていて、とても上手にまとめられたのを発表してくれました。

 

わたし的には、与論島は自然も多いし、スポーツしてるひとも多いので、わりかし視力は問題ないのかと思っていました。

ところがどっこい。

 

なんと、三分の一の生徒さんが、あまりよく黒板が見えてないんだとか視力の悪い生徒の確立も全国平均よりも上!!!!

 

学校薬剤師の仕事は、主に子供たちが過ごす環境を調査することです。

環境衛生や、空気検査、視力に関係あることでは照度検査を担当しています。

与論島の学校は、どこもそんなに高くないし、まわりにさえぎるものは何もないので、どこの教室もとても明るいです。

そのときに、思うことは

教室は小さいし、生徒数も少ないので、席もみんな前に偏ってるから、さぞかし黒板が見やすいであろうと勝手に思っていました。

 

それが、1/3見えてないとなると、これは大問題。

 

めがねをかけている人が多いわけでもない。

 

視力が悪くても、眼科を受診する生徒も少なかったらしい。

与論徳洲会病院には沖縄から週に1回程度、眼科の先生がいらっしゃいますが、白内障、緑内障のおじいちゃんおばあちゃんの予約でいつもいっぱいです。

最近は、与論島出身の眼科の和田先生が龍美クリニックに来られて、常時いらっしゃるので、ぐーーーーんと受診率が上がっているようで、嬉しいですね!!

だけど、メガネを作るのは思いのほか、お金がかかる。

スポーツをすれば壊れる。

こうなると、けっこうな出費です。委員会に来られていた保護者の方はもしものときのために、めがねを二つ用意していると言われていました。それはキツイ。めがねって、高いですからね~。

 

わたしは、一度眼鏡屋さんで作ってもらって、次に買うときはネットで安い眼鏡屋さんに送って、同じ度数で作ってもらっています。

最近はフレームもお洒落ですよ。


眼科の先生の話によると、高校生まではできればめがねでなんとかしたいと言われておりました。

与論徳洲会病院にも、月に一回、眼鏡屋さん来てますが、龍美クリニックにも月に一度、眼鏡屋さんが来ているそうですよ。値段の安い眼鏡を準備してくれているそうですよ!!

龍美クリニックに眼鏡屋さん来てるのは、知らなかったからビックリ!!

 

与論島の子供たち、なんでこんなに目が悪いのか?

 

視力低下は遺伝や病気がからんでいることもありますが、

生活習慣が大きく影響します。

勉強のしすぎもよろしくなかろう。

 

しかし、堂々たる第一位!!

 

ずばり、スマホの影響が大きい!!

わかる!!!スマホ、めっちゃ目が疲れる!!!

わたしは視力保護モードってやつにしてるけど、疲れる!!!

スマホを使い出す年齢あたりから、ぐっと視力低下の割合がぐーーーーんとあがるようです。

特に中学生、高校生。

 

勉強やりすぎの影響は、どうってことなくて、問題はスマホと目ん玉の距離が近すぎるということ。明るすぎるそうです。

特に、暗いなかでのスマホを見ると、ピントがあいにくいため、眼精疲労が起こりやすくなります。

暗闇でスマホを見ると、普段より明るくなり、そこに集中し、視野が狭くなります。これが近視や視力低下を引き起こします。

 

自分も、思いきり暗闇でスマホさわりまくってるわ!!

・スマホ

・暗闇

・近距離

 

このみっつが、視力低下を招く最大要因である!!

 

この話を聞いていて思ったことは、

自分の子供たちにはいつ、スマホを解禁すればいいいのか・・・

 

そして、パナウル診療所の古川先生が興味深いことをおっしゃっていました。

 

「与論島の子供たちは他の場所より、いろんなものに影響されやすいような気がする」

 

確かにそれは思います。

身体にしても、メンタルにしても。

 

これは、これからオトナたちが、子供たちが島立ちするまでに、いい方向へ導いていかないといけない課題なんだと思われます。

 

保健委員会の最後に、学校医さんや学校眼科医さん、学校歯科医さん、そしてワタクシ学校薬剤師が一言ずつ助言的なものを言うコーナーがあるんです。

なかなか、みなさんがいいことおっしゃるなか、なぜか最後の〆はいつも、オチにもならないへなちょこなわたしの一言で終わるというね・・・すみません、いい事言えなくて。

挙動不審になるので、終わったら、そそくさと帰ります。

 

 

 

便利になると、なにかしら失うものがある世の中は、便利なのか、不便なのか・・・・

 

そして、スマホを使うことで失うものリストが怖すぎる!!と話題のようなので、引用します。

スマホの使いすぎで失うものはどうやら、視力だけではないようです。

 

《スマホを使っている間に失うもの》

・視力

・睡眠時間

・学力

・脳機能

・体力

・コミュニケーション能力

怖すぎるわ。

確かに、字が書けなくなってる・・・特に漢字。

コミュニケーション能力は元々だけど、スマホでも無理だわ。

睡眠時間は、がっつり減っているので、最近反省して寝る30分前にはスマホを放り投げようとは思ってます・・・

 

目が悪いと何が困る??

 

最後に、経験者として目が悪かったせいで、困ったわたしの学生時代のお話をば。

わたしの視力が落ち始めたきっかけっは、まちがいなく漫画本を読み始めたことでした。

小学2年生のとき、どうしても『ちびまるこちゃん』が読みたくて、買ってしまったりぼんという雑誌・・・・

これ、終わりがないやん!!

連載モノは続きが気になり、毎月買うようになり、視力激減。

うちのかーちゃんは保健室の先生だったので、すばやく娘の変化に気づき、眼科へGO!!あの頃は、まだめがねをかけている小学生はおらず、わたしは最先端でした!!

 

コンタクトレンズ導入も、多分一番乗りだったと思う。

 

そんくらい、うちのかーちゃんは動きが早かった!!

 

あんときは、「めがねなんてかけたくないよ・・・」と意気消沈していたけど、今となってはかーちゃんグッジョブ!!である。

 

一番困るのが運動するとき。

特に水泳。

わたしは、裸眼ではほとんど視力がないので、めがねやコンタクトなしでは生きていけない。わたしがそれをはずすのは、夜寝ているときだけ。

そのくらい、最先端のわたしは、目が悪いもんだから、最初からソフトコンタクトでは対応できず(昔だからかも?)、いきなり、ハードコンタクトを入れることに!!

コンタクト始めたのはいつ頃だったかなぁ~・・・中学生になったときにはもうコンタクトしてた。部活してたから。

 

しかし、このハードコンタクト。目が乾燥すると落ちるんですよ・・・

大学生のとき、合気道しながら、何度ポロリしたことか・・・そのたびに、

「みんな、そこどいて!!!」

とさけんで、落ちたコンタクトを探すということを繰り返しました。よく割れなかったもんだと自分で自分をほめたい気分です。

いまでは、水の中に入るときだけはソフトコンタクトにするようにしています。これ、入れるのに相当時間がかかるんだよ・・・・不器用な女ですけん。

 

コンタクトレンズもお金がめっちゃかかりますからね~。もう、落としたら必死ですよ。

けど、最近、よくコンタクト流したり、なくしたり、割ったりすることが多くなってるんです・・・手元が震えたり、手が滑ったり・・・目じゃないところも老化してるのも問題です。

 

ほんと、目が悪くなると、なにもかもめんどくさい!!!!

 

 

 

はなアンニャー

こうならないように、与論島の子供たちよ、

スマホはほどほどにして、外で思いきり遊ぶがよい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。