与論島のお盆とお墓参り代行報告

こんにちは。

はなアンニャー(@hanadeso3)です。

2019年は、新暦のお盆と旧暦のお盆が重なるという奇跡が起きたようですが、みなさまいかがお過ごしだったでしょうか?

わたしは、地元山口に住んでいたときから、特にお盆だからと言って、親戚が集まるでもなく、ごちそうを食べるわけでもありませんでした。

でも、与論島という場所に移住して、いろんなひとから、

お盆とか正月とかめっちゃめんどくさいよ!!

と聞かされていてました。

与論島の方のツイートやらインスタを見ても、いろんなごちそうが並んで、野菜や果物がわんさか積まれている写真が・・・

はなアンニャー
フェリー来なくて、食糧難のなか、こんな豪華なの準備するのさすがです・・・

ところがどっこい、だんな氏の実家は分家で神様もまだ不在で、しかも、宴会ごとは嫌いなお家なのです。

そんなわけで、お盆最終日に実家に行って、みんなではがみ(与論島の方言でおがむという意味です)、あまりお盆とは関係ない、とんかつなどを食べさせてもらって我が家のお盆は終了したのでした。

与論島でも、おうちによって全然ちがうのです。

自分的にはありがたいけど、本格的な与論島のお盆についての記事は書けそうにないのはちと残念な感じもあります。

いつか、どなた様かのうちに見学に行かねばなりませんな。

沖縄のお盆は、もっとすごいと聞きました。長男のお嫁さんは大変そうです。

沖縄のお盆

 

与論島のお盆の基本的な過ごし方については、こちらの記事に書いてあります。

与論島のお盆はいつ?島のお盆の過ごし方は?

 

目次

与論島のお墓参り代行サービスとは?

 

お盆といえば、お墓参りです。

ご先祖様を大事にする与論島では、たくさんのひとがお盆の初日にお墓参りをします。

合同会社OceanLineでは、与論島お墓参り代行サービスも行っています。

このサービスは、与論島にお墓の管理できる人がいない、いても高齢であったり、体が不自由であったり、仕事が忙しかったりといったような理由で、お墓参りができないひとに利用してもらいたいサービスです。

年に1回、2回、4回、12回コースが選べます。

今までも、何度かこのお墓参り代行サービスの申し込みがあって、お掃除したことあり、そのときの記録がこちら。

【与論島オーシャンマーケットの仕事】お墓参り代行サービス始めました!

与論島のお墓は、砂地に作られることが多く、ほっておくとすぐに草ボーボーになってしまいます。

台風などもあるので、すぐに荒れてしまいます。

だからといって、島外に住んでいると頻繁にお墓参りのために帰ってこれるわけではありません。

これから、どんどんそんな人が増えていくのではないかなと考えています。

 

お墓参り代行やってきました。

今年のお盆も、一箇所、お墓参り代行させていただきました!

ビフォーアフターの写真です。

与論島のお墓は、最近は本土と同じような墓石のものが増えていますが、昔ながらのシンプルな骨壷のままのお墓もまだまだたくさんあります。

今まで、東区の霊園しかお掃除したことなかったのですが、今回は初めての茶花霊園でした。

昼間に入るのは初めてだったのですが、思っていたよりすごく広くて、きちんと整備されている印象でした。

今、週報を配る組長さんとゆーのをやっていて、霊園管理費というのを集金したのですが、実際見て、霊園を管理するのは大変だなと実感しました。

草取りだけすればいいんじゃないか・・と思うのですが、その草取りがけっこう大変なのです。

ふたりでやっても、1時間ちょいくらいはかかりました。

でも、やり終わった後のすっきり感はとても気持ちいい。お墓がきれいになると、たとえ自分のご先祖様のお墓でなくてもうれしくなります。

 

ここの霊園からは、茶花海岸がとてもよく見えます。

この日は、とてもいい天気で、海がとても青くキレイでした。

与論島の霊園は、海がよく見える場所に作られていることが多いので、そんなに怖い感じはしないのが特徴です。

じつは、ヨロンサンゴ祭りのときの、打ち上げ花火もここからよく見える穴場スポットでもあるのです。

 

与論島の土葬と洗骨

 

与論島では、明治時代までは、岸壁の洞穴などに遺体を安置して白骨化を待つ『風葬』が一般的でした。

今でも、ところどころその跡が残っています。

その後、明治になってから衛生上の問題などから風葬が禁止され、『土葬』がされるようになります。

沖縄では戦後まで、風葬が行われていたようです。

土葬した棺の上には、棺蓋と呼ばれる木製の家を据え、死後の世界でも同じように暮らせるようにとの願いを込めて、生前に愛用した身の回りの品や好物を供えるのです。

この棺蓋、最近はあまり見かけなくなりました・・・

そして、埋葬後、3~5年たったら、骨を掘り起こして、海水などでキレイに洗う、洗骨を行います。

遺族は、遺骨に触れて故人を懐かしみ、骨を洗うことで、海のかなたの浄土に導いてもらうといわれているそうです。

沖縄県の一部では、今も洗骨が行われている地域もあるようです。

今では、与論島にも火葬場ができて、火葬が当たり前のようになっています。

土葬からの洗骨の伝統が、火葬へと変わったのは、子や孫に負担をかけたくないという故人の思いもあるようですが、

洗骨の担い手が女性であったことから、女性解放運動の高まりに伴い、指摘を受けたことや、衛生面についての指導を受けたことも理由のようです。

 

与論島お墓参り代行サービスのお申し込みは、与論マーケットBASE店からどうぞ

 

そんなわけで、お墓参り代行やってます!

与論島にお墓があるけど、めったに島には帰れないから困っているという方がいらっしゃいましたら、

与論島お墓参り代行サービスをぜひ、ご利用ください。

与論島に住んでいても、自分ではできない・・という方も大歓迎です。

誰かに頼ること、代行してもらうことは全然悪いことではありません!!

できることをできるひとがやる、これが一番効率がいいです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。