こんにちは。
山口県出身、与論島永住予定、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
山口って、たまに長州と呼ばれることもあります。
中国地方なのに、よく九州地方の仲間に入れてもらえています。
与論島にも、いろいろな呼び方があって、おもしろいのでまとめてみました。
目次
与論島、なんと読む?
わたしはいつも与論島のことを
と呼んでいました。
家族もみんな、『よろんとう』と呼びます。
が、じつは正式名称は、『よろんじま』なんだそうです。
わたしは、響き的には『よろんじま』のほうが好きなんですが、どうしてもクセで、『よろんとう』と言ってしまいます。
『よろんとう』と呼ばれているのは、1970年代に観光振興の目的で外国風に『ヨロン島』と表記して読ませたもので、それが現在にいたるというわけ。
でも、『ヨロン島』と書いてあると、外国だと思う人もいますよね。
わたしも、実は外国だと思っていました。
『与論』は琉球方言で、『ユンヌ』と呼ばれていたものが、琉球や薩摩藩により感じが当てはめられて、『与論』になったそうです。
今でも、与論島のことを『ユンヌ』と呼ぶ人は多いですよね。与論島民のことは、『ユンヌンチュ』といいます。
与論島に来たら、パナウル王国パスポートをゲットせよ!
さて、与論島は、パナウル王国とも呼ばれ、パナウルウォーク、パナウル診療所など、『パナウル』とつくものもたくさんあります。
正直、今まで気にしていませんでしたが、『パナウル』って何でしょう?
ヨロン島は、1983年(昭和58年)にミニ独立国、『パナウル王国』を設立しました。
日本国内において、地域振興や自然保護運動の手段として「建国」を標傍する活動。
宣伝の一環として、架空の国家を建国する形態が多い。
『パナ』は花、『ウル』はサンゴのこと。花と珊瑚の王国にしようという願いがこめられています。
ちなみに、国王は町長さんだそうです。大統領が観光協会会長。
ヨロンパナウル王国パスポートなるものが存在し、与論島内のお店や施設で割引が受けられてとってもお得なんです。
ヨロン島観光協会で1冊400円(2019.1月現在)で販売しています。
パックに含まれているツアーもあるので、そのときは引換券で無料で交換してもらえます。
これを見せると、いろんなお店で10~20%割引になったり、記念品がもらえたり、与論島をお得に満喫できます。
グラスボートやマリンレジャー、あーどぅる焼き体験など、体験型サービスが主に割引になるようです。他にも協賛している飲食店、お土産屋さんでも使えます。
記念にもなるし、与論島に来たらゲットしてください!
ヨロン島観光協会
住んでしまうとなかなか立ち寄ることのない、ヨロン島観光協会。
最近は、お友達もできまして、ちょこちょこ遊びに行くようになりました。
あそこには、今まで見たことなかったパンフレットやグッズなんかが並んでいるので、住んでいても意外とおもしろい発見があります。
どうやら、調べによると、『ヨロントウ』という外国風に、与論島を広めたのは観光協会の仕業?のようです。
沖縄が日本復帰した昭和47年頃、他の島と差別化してイメージアップをはかるために、カタカナ表記で「ヨロン島」読みを「ヨロントウ」として、海外のハワイやグアムのイメージと重ねながら、海をメインにした南の島を連想してもらえるようにプロモーションしたそうな。
このおかげか、観光客は激増。
このときから、観光面ではカタカナ表記で「ヨロン島」読みを「ヨロントウ」にして、今にいたるそうです。
ヨロン島(ヨロントウ)と与論島(よろんじま)の使い方については、ヨロン島観光協会において、観光的には「ヨロン島」で表記をしていくことで確認・報告されました。
(ヨロン島観光協会ホームページより)
今まで、深く考えた事ことなかったですが、こんなことになってるんですねぇ。
ヨロントウとよろんじま、どっちの読み方がお好き?
結局、正式なのは、「よろんじま」のようですが、TPOによって、名前を使い分けているようです。
与論島のひとも名前が2種類ありますからね。普通の名前とヤーナーです。
それどこころか、さらに名前があるひともいますね・・・・
どれが正式名称かわからない・・・
わたしは、「よろんじま」が好きだけど、言いなれているのは「ヨロントウ」という板ばさみにあってます。
うん、好きな読み方でいいんじゃないかと思います。
「ヨロントウ」も「よろんじま」も与論島には変わりありません。
呼びやすい名前で呼んでください。
よろん!って呼び捨て?の人もいますよね。それでもおっけー!
与論島に興味を持ってもらえたら、それだけで嬉しいです。
とゆーわけで、名前をたくさん持つ、沖縄がすぐそこなのに鹿児島県の与論島へ、どんどん遊びにきてくださーい!!!