理想と現実がちがうのは、なにも今に始まったことではない。
ほんとに、与論島に来る前は、自然と暮らす!!みたいないきおいで来たのに、とんでもなかった。
自然なのは、景色ばかりで、それすらもまともに見れないくらい。
口癖は
「あ~忙しい。忙しくて、自分の時間が全然ない!!」
いつも、言い訳ばかりするなと怒られて、全然理想と違う!!!
もっと、のんびり、海を眺めながら与論島で暮らす予定だった・・・・はずだった。
・・・だったかな??
いや、こんな暮らし、自分らしくない!!!!!!
目次
与論島の暮らしで見えないけど見えるもの→理想
妄想族なんで、昔から妄想や想像は得意中の得意。なんなら、特技といってもよいくらい。
そして、これは親のおかげさまなのか、何を想像しても、何かやりたいと思っても、うまくいくようにしか想像できない。もし、はたから見て、大失敗だと思われる事態が発生したとしても、いい方向に考えられる楽観的な精神力の持ち主なのである。
たとえば、与論島に来る前の話。
じつはわたしは、人間嫌いがひどすぎて、どうしても働きたくなかったので、これはどこかにこもって研究していたほうが自分のためだと思い込み、なぜか実力もないのに大学院へ進もうと試みたことがあるのです。先生のコネとかで入るもんだと思ってたので・・・
なにか特別な夢があったわけでもない。大学院へ進んでいる人様には大変失礼なオンナでした。まったく、適当に生きてる。
ただ、人間とあんまりかかわりあいたくないという、個人的根暗な性格のために大学院に進もうとした浅はかな人間なのです。
一応、ひととそんなにかかわらなくてすむかもしれない(勝手な思い込み)科学捜査研究所で働きたいという淡い野望はあったのだけれど・・・
で、話は大学院へもどる。大学院に行くなら国立!!とか思って、天下の大阪大学薬学部大学院を受験する!というありえない挑戦をしたのです。やるときはやる女、チャレンジャーなんです。受けるだけなら東大でもいけるんじゃね!?とか思ってそっちも検討しました。遠いからやめましたけど。やるだけ満足タイプ。
持ち前の前向き精神力で
もしかしたら、奇跡的に阪大に受かるかも・・・・
とか思っちゃったりして、特に勉強もせずにのこのこと阪大に受験に行き、あっさり落とされてしまったのでした~。当たり前。何もしていない。何かしても無理かも・・・
ちなみに、センター試験の時期です。いつも寒いですね。
わたし、英語以外平均点以下でした。数学12点。化学25点。その前に推薦入試受けていて本当に良かった・・・。受験生のみなさん、がんばってください!!こんなやつでも、なんとか社会人になれてます。
大学院が不合格だったら、地元に帰って、地元の病院に就職する親との約束があったので、しかたなく山口に帰って、地元の病院に顔パスで就職することになりました・・・田舎ってそんなとこあるよね。就職活動とかしたことない・・・
当時、大学院に受からなかったときは、一瞬、めっちゃ落ち込んだんですが、すぐに、大学院に行かなかったら、大好きなばあちゃんと一緒に暮らせるし、いいじゃん!!と急に思ったら、不合格のことなんかすぐに忘れてしまっておりました。こんなやつでも、生きてるから大丈夫!!
失敗しても、すぐ、この失敗(とは思ってない)は、こうなるために必要ないつのまにか終わってた過程だった!!失敗(じゃないと思ってる、ただの過程)してよかった!!と思いこむポジティブ精神の持ち主なんです。
多分、いろいろと大失敗やらかしてるけど、ポジティブにごまかして忘れてきたって感じですね~。
地元で就職したおかげで、じーちゃんばーちゃんとは普通に話せるようになったからよかったし。それが、与論島でも生かされている!!と思う。
あいかわらず、若者は話せないけど。
科学捜査研究所も、持ち前のチャレンジ精神で受験→もちのろんで不合格。しかし、これも合格していたら与論島移住できなかったから受からなくて良かった~と解釈しての今があるのです。
理想的じゃなかったことも、なぜか理想的にしてしまうことができていたのに・・・・
あれ??
与論島に来てから、なぜかその特殊能力が発揮されていないような気がするのだけど!?
いつのまにか、現実よりの人間になってる???
理想の生活を手に入れたはずなのに、文句ばっかり言ってる自分がいる。
これはいかんぞ。
与論島の暮らしで見えてきたもの→現実
理想は、与論島での天然生活。与論島に来れば、自分が求める理想があると思って、持ち前のポジティブシンキングでやってきました。
ところがどっこい、天然なのは風景ばかり・・・
自分はどんどん、どんどん理想からかけ離れていっている気がする。今の現実で立ち止まっている感じ・・・
正直、山口の実家でのほほんと暮らしていたほうが自由だったなぁ
・・とも思います。いや、実際そうだった。あの頃は自分のことだけしとけばよかった。ほんとに楽チンで、みんな自分みたいに何も考えないでやりたいことやって暮らせば楽なのに~とか、思ってた。
そのいきおいで、与論島移住。
でも、与論島に移住して、家族ができて、天然生活をしようと思ったら、結局はお金が必要なことが判明。お金が必要なら、一生懸命働かないといけないんです。
そして、自分の時間を持ってこその天然生活。何回も言っておりますが、自分の時間を作り出すことがどんなに大変か、思い知りました。
そして、
お金と時間、両方そろってないと、理想は現実にはならないという現実にたどり着いてしまいました。
与論島で天然生活が、まったく実行できていない現実がはっきり見えてきて、けっこうがっかりです。
これを、どうポジティブシンキングするか・・・・って、今までそれすら考える余裕がなかった事実。
本当に、与論島に来る前は、いらん妄想する時間がたっぷりあったんだということを再確認です。
いや、でも今気づいたんだから、今からそれを理想の天然生活にすることは可能なはずです!!
いままで、気づかず、現実を突っ走ってきたのは、これから理想を現実にするための大暴走のためのウォーミングアップ期間だったかも!?
与論島、理想と現実のはざまにいるのが一番ツライ。
さて、今の暮らしが理想どおりではないと気づいてしまったわけですが、これからどうすればよいのか・・・・
ただいま、理想と現実の真っ只中にいるわけですな。
ここがいちばんつらいところ。
わたしは、自分ではうまくいくとしか思ってないんだけど、まわりからはもっと現実を見るように言われて、むっとしてしまう自分・・・
自信がない証拠です。
うまくいくと思ってるのに、なんか言われるとしょぼんとなってしまう・・・
この状態が一番いやだな・・・
結局は理想→現実にすればよいだけの話
いまのこの状況、抜け出すには、理想を現実にしてしまえばいいことなのです。
ただ、わたしの場合、
物事の達成に関して、過程にまったく興味がなく、結果にしか興味がないタイプなのです。
だから、理想の先はよく見える、うまくいくとしか思ってないのですが、
いかんせん、
どーしたら現実を理想にできるのかという過程がさっぱりわからない。
そんな感じで、大学院にも行けなかったんだけど。これは、でも結果として、
大学院不合格→実家帰る→与論島に出会う→科捜研の試験にも落ちる→与論島に移住する→今
とゆーわけで、悪い方向には向かってないからいいのです。
あの失敗もこの失敗も、今に至るまでの過程だったと思えば、
いつの間にか失敗をたくさん繰り返し、結局は理想に近づいてきているんです。
なにかやらないと、理想には 近づかない。
そして、自分の足らんところを補ってくれる相方がいるとなお良し。
うちのだんなさんは、勝ち負けなどの結果にはまったく興味がなく、その過程を楽しむタイプなので、すごい勉強します。それがおもしろいらしいです。
わたしとは正反対なので、多分、わたしの過程すっぽ抜け楽観主義者にはイラついているかもしれません。逆に、わたしには、その説教じみたところがめんどくさいのですが、
わたしの場合、結果を出すにはどうしても過程が必要なので、だんなさんの思考は重要なのです。それに乗っかって、いつのまにか成功してたらいいな~という妄想嫁。
正反対の性格だからこそ、お互いを補える・・・といいけどな。わたしは、過程に関しては、だんなさんに頼りきります。
さぁ、理想を現実にするのは自分次第!!
やるしかないでしょ。
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