こんにちは。
通常営業に戻ります、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
が、本日も与論島が襲われた50年に1度の大雨の話の続きです。
でも、最近
『○○年に1度の○○』ってやつが多すぎるような気がするんですけど、気のせいでしょうか?
こんなときに、お祝い事なんかするのは不謹慎かもしれませんが、もうやるしかない。
「本当に、お祝いするの?」
と、前日からみなさん心配してくださいましたが、やります。やるしかないです。準備しちゃいました。
そうこうしていると、雨雲レーダーの予想どーり、夕方前には雨がやんで晴れ間も出てきたのであります。
目次
50年に1度の大雨の後の与論島を回る。
今回、オードブルを東区の福家さんに注文していたので、取りに行きました。
東区は、大雨のあと、しばらく停電していたようで、最初、
「停電で暗くて、料理が作れない」
と、連絡があったのですが、電気がついてからものすごいがんばってくださって、ものすごい豪華な料理を作ってくれました!!
写真がないのが残念です。
いつもどーり、食べるのが先になってしまいました・・・
みなさん、福家さんのオードブルおすすめです!すごい豪華で、おいしい!
他にもオードブルを、今回は、あぐん茶さん、カフェココさん、かすたねっとさんに頼みました。
あぐん茶さんは、日頃はオードブルやってなかったみたいですが、今回は知り合いのよしみ?で無理言って作ってもらいました。あぐん茶さん、冠水は大丈夫だったのか!?店長さんテレビに出てたけど。
カフェココさんのオードブルは、女子が大喜びで、男の人にはいっさい回さず、女子グループでいただきました。
カスタネットさんも、台風のなか、なかなかキッチンカーを出動させられない状態で、がんばって作ってくれました。ほんと、申し訳ないです。
他にも、
かよい舟さんにはのり巻きをお願いしました。
シーショップ登喜さんには、酢の物を。
みなさんには、いつもお世話になっているのですが、こんなときに本当にお世話になりました。
こんなときでも、きちんと作ってくれる、ありがたいことです。
みんな、とてもおいしくて最高でした!!
話は元に戻りますが、
雨が上がったので、東区の福家さんにオードブルを取りに行ったわけですよ。
そしたら、ピャーヌパンタは崖崩れ?で通行止め。だから、違う道でなんとかたどり着いて、古里一直線を通って帰ろうとしたら、道路が水没して通行止め。
いたるところが水没しているようでした。
畑から水があふれ出し、畑はまるで水田のようでした。
何年か前に大きな台風が来て、与論島が青と緑から、茶色の島になったときのことを思い出します。
水溜まりを車で通るのが怖すぎるはまったら、ヤバイ!!!
そして、与論島の海が大変なことに。
茶色く見えるところは、砂浜ではありません。海です。
今まで、10年以上、与論島で暮らしていますが、あんな色の海は初めて見ました。青い与論島に慣れている自分にとっては、だいぶショックな光景。
あの茶色い水が、満潮のときと重なって、あの信号機らへんにどーっと流れ込んだらしいのです。
通行止めで、知らない道を走り、なんとか家にオードブルを持って帰ることに成功しました!!
だいぶ、時間がかかってしまった。
こんなときでも、与論島のひとは来てくれる。
こんなときだから、お祝いにはあまりひとは来ないだろうと勝手に思っていましたが、
今回の大雨による対応のために、
大工さんたち、消防士さん、消防団さん、役場関係のひとたちは、来れませんでしたが、だんなさんの同級生や、友達がたくさんお祝いに駆けつけてくれました。
ほんと、こんな時に、こんな催ししちゃって、ほんとごめんなさいって感じです。
すごいありがとうございます。
来れなかった人たちにもお礼を言いたいです。ご苦労様でした。
また、今度お礼にまいります。
無事に終わってよかった。
とりあえず安心です。
与論島の再生能力は、島人の人間力にあり!?
与論島は、今までも何回かバカでかい台風による被害を受けてきました。
何年か前のスーパー台風による被害は深刻でした。たくさん家が飛んで行きました。
だけど、そのたびに再生してきたのも与論島なのです。
与論島のひとは、台風だからと言って落ち込みません。
台風だからこそ、宴会したりします。停電になってもかまいません。
台風に慣れているといえば、慣れています。屋根が飛んだとしても、宴会は続くと聞きました。
今回の台風による、50年に1度の大雨で冠水したおもちゃやさんは、台風の翌日から、おもちゃを半額にして、子供たちに売ってくれたそうです。
前から欲しかったやつが買えた!!
と大喜びだったようです。
さすがだなーと、わたしは思うんですよ。
濡れたから半額にする。それはまぁ、なんとなくわかる、
でも、それを台風で大変だった翌日からやってしまう人間力の強さ!!しかも、自分達は困ってるのに、子供を喜ばせてくれるってゆーね。
台風慣れしてないと、どーしても、
あ~台風ににやられちゃった、どうしよう・・・
って、どうしよう・・・の分だけ間が空くんです。どうしても、自分を守るにはどうすればいいか考える。
これは、山口に住んでいたら多分気づかなかった、与論島のひとの対応力、人間力なんですけど、伝わりますかねぇ~。
わたしは、まだまだ間が空いちゃうなー。
50年に1度、もう50年来ないのか??
あと50年てゆったら、自分は生きてるかわからないけど、それまでに何回かこんなことあるんじゃなかろうか?
50年に1度ってことは、なさそう。
台風がいくら小さくても、その小さいなかにどんなパワーを秘めているかわからないことが判明した、今回の台風6号だったと思います。
油断大敵とは、まさに今回のことでした。
2日経過すると、与論島の海も少し回復傾向です。いつものヨロンブルーに戻るまでどのくらいかかるのかな?
最近、台風直撃なかったから、そろそろデカイのが来そうな予感もあります。
毎回、あのへんは冠水してるのに、なにか対策とかできないのかなぁ?与論島は、川も山もないのに、あんなに水があふれるなんて不思議です。
どうにかならんものか・・・
被害に合われた方々が、早くいつもの暮らしに戻れるように祈っています。