与論島で、自力で過敏性腸症候群を完治した男。

 

与論島、秋です。海で泳ぐより読書をしよう。

 

日曜日は昼まで仕事があっても、午後は特にやることもないので日頃あまり遊べない子供たちとお出かけしたりするのですが、今日は知らない間に二人ともいなくなっていて、ぽっかり時間が空いたので、ここぞとばかりに読書をすることにしました。

平日も、1日30分は読書をするように心がけていますが、最近はブログのメンテナンスをしたり、ちょろっと遊んだりしてなかなか本に触らない日も多くて、もやもやしていました。

そのくせ、夜更かしまでしてなんて不健康な( ゚□゚)!!!

 

今日は、まるっと丸ごと1冊本が読めたので、なんだかおかしな充実感です。

 

よし、毎週日曜日は、丸ごと1冊本を読む日に認定します!!!!

 

目次

本日、読了したのは、『歯医者が難病になってわかったこと』という1冊です。

この本は、歯学博士の長尾周格さんという歯医者さんが書かれた本です。

これは、長尾先生が潰瘍性大腸炎という難病になってから、いろいろ勉強されて分かった事をまとめられた本です。

今の世の中、いろんな健康に関する情報があふれ出しすぎていて、いったい何がなんだかわからないし、いったい何を食べたらいいのかも、正直わかりません。

わたしは、今まで何も食生活を制限していませんが、虫歯もないし、病気もあまりしないので、本当の意味であせって健康について勉強しようと思ったりしていませんでした。

実際、この先生のように自分や家族が病気になって初めてあせって本気出して調べ始める人が多いと思います。

 

うちの場合は、だんなさんがあんなにガタイがいいのにもかかわらず、長年、過敏性腸症候群というお腹の病気に悩まされていました。この病気は原因不明で、特に血液検査などでも異常がないのに、便秘や下痢を繰り返す病気です。だんなさんは特に下痢がひどかったようです。

どうやら、私と出会う前からの病気で、いろいろ薬なども試したようですが、まったく効果がなく与論島に帰ってきて放置したまま、いつもトイレに駆け込むという毎日を過ごしていたようです。

与論島でも新しい薬を試してみました。最初のうちは効果があったように感じましたが、それもすぐ効かなくなり、量を増やしてみたりしましたが効果なし。だけど、飲んでないと余計悪くなるんじゃないかという不安にかられて薬をやめることもできませんでした。

 

真面目すぎる性格も原因ではないかと思ったりもしましたが、原因はわからず。

 

わたしは薬剤師の立場で、この薬が効かなかったらもう打つ手なしジャン。と考えていたので、しょうがない、一生病気とつきあっていくしかないんじゃないの~的な感じで見ていたのですが、本人はどうしても病気を治したくていろいろ勉強を始めました。

 

病院で検査をすると、『乳糖不耐症』とも診断され、乳製品もやめました。確かに乳製品を控えると少しはマシのようでしたが、それでもおなかは痛くなる・・・。

それに効くサプリメントも買ってみましたが変わらず。

 

抗生物質を連日飲んでみたり、漢方薬を飲んでみたりと、そりゃーいろいろと試していました。

そして、ある日、熱中症になり、その後遺症で自律神経失調症になり、薬を飲んだらうつ状態になり、抗うつ薬を飲んだらますますひどくなり・・・負の連鎖に陥ってしまいました。

 

で、またまた自分自身で調べた結果、

 

 

とうちゃん

これは薬のせいじゃないのか?

最初の熱中症も、熱中症じゃなくて低血糖症だったんじゃないのか

 

 

という結論に至っただんなさんは、薬をゆっくりとやめていき、低血糖症の原因である糖質過剰摂取をやめることにしました。

確かに、彼は異常に糖質が好きでした。

アイスクリーム、カップラーメン、ごはん、お菓子全般・・・・過剰すぎる摂取でした。

 

オーシャンマーケットで働いていれば、何でも食べ放題ですからね(お金は払いますが)!!

 

それで始めた糖質制限。

ご飯、麺類はいっさい食べず、肉、肉、肉!!!毎日、肉祭り!!!

それは正直、料理を準備する嫁の負担と家計の負担もかなりのものでめっちゃむかつきましが、言い出したら聞かない男なのでがんばりました。ワタシが( ´∀` )b

 

すると、あら不思議。

 

今まで悩んでいたお腹の調子がよくなってきました!!!

自律神経失調症も精神面も回復だぜぃ!!!

 

実はだんなさんは、過敏性腸症候群やらのほかにも、ニキビや肥満にも悩んでいたのですが、それも見事お悩み解消☆まぁ、肥満に対しては、朝ごはん抜きなどの他の取り組みの成果もありそうですが。

 

昔は、乗り物に乗ってお腹が痛くなるのがこわくて、与論島から出られなかっただんなさんも、最近は仕事の関係で沖縄に行けるようになりました。実は、飛行機自体が怖いらしいのですが・・・・

昔の姿からは想像できないです。

いつか、旅行に行けるように仕事がんばるぞうとはりきっております。

 

最近は逆に便秘に悩んでいるときもあるくらいです。

 

と、長くなりましたが、

結局、今回読んだ『歯医者が難病になってわかったこと』でもたどりついた先は、病気の原因は食生活であり、糖質制限が健康への第一歩であるということでした。

 

だからといって、実際にそんなんできないよなー。

 

だんなさんは、自分がよくなったからお前らも糖質とるな!!白米食うな!!とか言いますけど、育ち盛りの子供にそんなん無理だし、お菓子やアイスクリームを控えさせたいのは分かるけど食べたい盛りだし・・・・・美味いし。

読書の秋でもあるが、食欲の秋でもあるしな~・・・

 

確かに甘いもん食べ過ぎのわが子たちです。息子なんて、未熟児だったのが肥満児になってしまいました。彼は白米ラブなんです。

 

確かに確かに、確かにあまり甘いのはよくない!!!そりゃー糖質制限どうこうでなくてもわかるんだよ。

お菓子は確かにどうにかしたい、ケド・・・

 

でも、ご飯や麺類を食べないとなると、一体なにを食べたらいいんだろうか??

 

とかーちゃんは悩んでいます。

最近は、あれもだめ、これもだめといろいろな健康に関する情報があふれまくっていて、わたしも正直どうしたらいいのか分からなくなっています。

薬は飲みたくない。病気にもなりたくない。

薬剤師的に見ても、薬は病気を治すものではなく、症状を一時的におさえるだけだと思っているのでなるべく、薬は飲まなくていいからだでいたいのが人間の一番の幸せです。

 

真実はいつもひとつ!!!だったらよかったのに。

 

いろいろな情報に踊らされながら、いろいろ自分の体を実験台にしてきただんなさんですが、確かに効果は出ています。

ありがたいことに、わたしや子供たちはほとんど風邪もひかず健康に暮らしているので、あまり今の生活をどうこうしようというという意欲は、だんなさんにくらべて弱いです。

 

あふれている健康情報のなかには、糖質制限は危険だと言っているものもあります。

まるで真逆の健康情報です。

いったい、何が本当で、何がまちがっているんだか、本当にわからない。

いったい、何を食べたらよくて、何を食べたらいかんのかもさっぱりわからない。

 

実際に病気になって自分自身で試して効果があったのなら、その人にはその方法が合っていたんだなとわかります。が、今なんでもない健康状態だと今のままでもいいんでないかと思いもするんですが、こればっかりは勉強するしかないとつくづく感じました。

 

今回読んだ本は、素人でも読みやすく書かれていて、途中で意味が分からなくなることもなくすらすらっと読めました。1日で1冊読みきれたのは初めてかもしれない。

この本では、お腹の病気だけでなく、虫歯からアレルギーや免疫疾患などの全身疾患もすべて糖質の過剰摂取により腸が傷つき、免疫機能がうまく働かなくなったからだといっています。

だんなさんもこの本を読む前から同じ事を言っていました。

なにか今、体の不調があって困っているひとは試してみるのもアリと思います。

何もしないで悪くなるよりは、試してみるべし!!

 

やってみないとわからないんです。

名探偵コナンばりに、真実がいつもひとつ!!だったらどんなに楽に生きて行けるか・・・

 

黒糖はどうなのかなぁ・・・・・????

確かに糖質には間違いないけど、与論島の昔のひとはめっちゃ長生きで元気だしな~

 

 

もっと、勉強しないといかんですたい!!!!

 

だんなさんが、どうやって過敏性腸症候群を完治させたのか、

実際はもっと壮絶な闘いだったので、今度がっつりまとめますので、悩んでいるかたの参考になればいいなと思います。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。