与論島の離島医療は生まれたときから死ぬまでずっと興味深い!!

こんにちは。

薬剤師、はなアンニャー(@hanadeso3)です。

本職が?薬剤師なので離島医療には興味を持ってました。

特に与論島のような離島は特殊だからです。

与論島の医療は、生まれる前から、そして死ぬときまでなかなか大変で、そして独特なのです。

 

目次

離島医療に興味のあるひとはぜひ現地に行くべき!

 

与論島に移住する前に、沖縄県の宮古島にあるドクターゴン診療所の泰川恵吾先生の『日本でいちばん幸せな医療』という本も読みました。

10年以上前の話なので、久しぶりにホームページ見たら院長先生が変わってますね・・・確実に時間は流れている・・・ドクターゴン先生は離島の在宅医療に取り組まれたお医者さんです。

 

与論島の病院に入職してすぐに、2ヶ月間、宮古島にある系列病院に薬剤師の応援として行っていました。

その時、友達と、その友達の就職活動を兼ねて?ドクターゴン診療所を覗きに行ったんですが、ちょうどお休みで誰もいなかったことを思い出しました。もし、そのときゴン先生に会えていたら、与論島には今いなかったりするかも。

このとき一緒に覗きに行った友達というのは、宮古島で2ヶ月間一緒に暮らしてたんですが、山口県で働いていた病院のリハビリの先生で、ずっと宮古島で暮らしたいと言っていた子。

わたしが、宮古島に行くし、ちょうどいいので?山口県から呼び寄せました。呼んですぐやってきた友達もスゴいよなぁ。

 

この山口県の病院、類は友を呼ぶってやつですかね?

その人の何年か前には、同じ病院の別のリハビリの先生がその病院から偶然にも与論島に移住して、わたしが今働いている病院でしばらく働いていて、今はまた移動して、石垣島に住んでるそうです。

なんと、南の島移住先進病院だったのです!!!

田舎に住んでるくせに、さらに田舎に行こうとするなんてバカじゃないの?とよく言われたもんです。

今考えると、人生最初の就職先が、その山口県の病院だったことが、はてさて、ラッキーだったのか、はたまた、アンラッキーだったのか・・・・?

でも、離島医療に興味のある方は、実際に行って自分で見てみるといいです。

都会とは違う、とんでもない不便さと人の優しさに気付けます。

 

与論島の医療は思ったよりはるかに充実していた

 

与論島に移住する前は・・・

与論島=大きな病院がなく、医者もよぼよぼじーさんしかいない、薬剤師なんかいるわけない、最新設備もなく、島民はほとんどがお年寄りの島に行くんだ!!

とずっと思っていました。

しかし、

来てみたら、あらあらびっくり。

前、働いていたところとあんまり変わらない。

離島医療、思った以上に充実しているではあーりませんか。

いざ、住んでみると足りないところも見えてくるのですが、最初はビックリでした。

与論島から出ていかなくても、診療が受けられたら、経済的にも精神的にも楽ですよね。いろんな専門のお医者さんが定期的に来てくださるのも助かります。

わたしは、あまり病院にはかかりたくない派なので、どーでもいんですが、やっぱり子どもたちは小児科の先生に診てもらいたいです。

やっぱりプロ。小児科の先生の注射は痛くないんだそうな。

ちょっとやそっとの熱では、受診はしないんですが、熱が出て寝てたのに突然起き上がって、タンスを指さしてΨ(`∀´)Ψケケケっと笑い始めたときは、さすがにつれていきましたが、異常なしでした。

いつもは、ほっておける症状でも、いつもと違う変な症状が出たら、たとえ医療従事者でも怖いもの。

病院に行きます。

 

産婦人科の先生も頻繁に与論島に来てくれて、その節は大変お世話になりました。

壮絶!?未熟児出産秘話、与論島出産事情とは?

あんな↑大騒ぎをしながらもあれから9年たちました。

1692グラムでうまれたちいさいのが、今ではあんなむちむちばでぃになりました。

昔は、よく赤ちゃんを脇に抱えたり、肩にかついだりしていたので、近所のおばちゃんたちに

「まるで、どぅっくい(うり)を抱えてるみたいだ」

と、言われてました。

今ではもう、重たすぎて、抱えられません。自分も歳取ったけど、子供の成長もスゴい‼️片手で持ってた時期がなつかしい・・・・。

 

与論島には赤ちゃんを産む施設はないので、里帰り出産や沖縄の病院での出産になります。

これも離島ならではのこと。

 

与論島の死生概念がまた独特!

 

与論島は生まれるときも大変なんだけど、じつは死ぬときも他の場所とは違う、独特の死への考え方があります。

与論島の病院には霊安室がありません。

病院で死ぬという概念が元々ないからです。

与論島では、いよいよ危ない!!なったら、息のあるうちに自宅へ搬送します。

そして、自宅で息を引き取る、という風習があるのです。

これもまた、後々くわしく書いていきたいと思います。

この考え方は、正直全国のお年寄りが望んでいることであり、これからの日本の医療のポイントでもあるかと思います。

与論島の離島医療~病院に霊安室がない~

 

離島医療を学びに与論島で働きませんか?

 

医療職の資格があるひとは、田舎でも求人はたくさんあります。

お医者さん、看護師さん、理学療法士さん、作業療法士さん、検査技師さん、放射線技師さん・・・・他にもいろいろありますが、田舎では、特に離島では、絶対的に人手不足のところが多いです。

医療職の転職サイトはたくさんあります。自分にあった場所があれば、思い切って行ってみるのも人生ですよ。

 

 

 

 

2 件のコメント

  • 大阪在住46歳バツイチナースです。親離れと今の職場の責任の重さでいっぱいいっぱいで、逃れたい、あと沖縄離島でナースしたい夢を思い出し、この先このままいくと後悔するんじゃないかと思い、後悔しないため沖縄離島で単身移住を考えております。宮古島を探してましたがこのブログを見て与論島でも、というか、与論島の方が自分に向いてるかもと思い返事させてもらいました。私もなかなかの人見知りで打ち解けるまで人のこと観ます。この歳で応援ナースもいるんやろか?とか思ったり。後悔したくないのでしたいと思うことはしたいんですよね^_^勤務的に来年の春くらいには行きたいなと考えております。

    • こんにちは。コメントありがとうございます!
      全然遅くないと思います。与論島に来るひとも、わりかし人見知り多い気がします。
      あと、のんびりもできるのでちょうどいいんではないでしょうか?
      何回か、遊びに来てみたら雰囲気がわかるので、ぜひ遊びに来てみてくださいヽ(*´∀`)ノ♪
      そのときは、ぜひ声かけてくださいね

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    ABOUTこの記事をかいた人

    【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。