こんにちはっす!!
昔の座右の銘は
使わない金はただの石だ
だった、今考えると恐ろしいことを人生の目標にして遊びまくっていた遊び人の、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
若かりし頃は、やってみたいこと、ほしいものは何でも手に入れてなんぼや!!のように暮らしておりまして、貯金はほぼゼロ。なんなら、通帳残高がマイナスになることもしばしば・・・マイナスってあるんですよ!ほんのちょっとマイナスでも、利子はしっかり取られます。
よく、大人になれたもんだと思いますが、おかげさまで若いときに散々遊んだおかげで、今は落ち着いております。
正直、歳をとって物欲が消え去りました・・・
こんなわたしからの、一言アドバイス。
今、与論島にいるのも、若い頃、散々金を使ったからです。
しかし、若い自分の興味は与論島だけにとどまっていたわけじゃないんだよなぁ・・・
今回は、わたしのお金にまつわる失敗談を紹介したいと思います。
お金の失敗って多いと思うので、このおばかさんの話を肝に銘じて、程よく思いきり遊んでください。
目次
人生初の借金は、車代!!借金相手はかーちゃん
わたしの田舎はド田舎でして、車がないと生活できません。
一家に一台ではなく、運転免許持ってる人に一台、多くて+軽トラが普通でした。
なので、わたしが社会人になって、まずやった大きな買い物はマイカーでした。
与論島は、潮風で車がすぐさびて壊れてしまうので、中古車を買ったほうがいいので中古車が人気のようですが、昔の山口の感覚では、車は新車で買うもの!!という固定概念がありました。勝手な思い込みです。
このとき、発売されたばかりのホンダのフィットに憧れていたわたしは、迷うことなくフィットを購入することにしました。
新車だし、普通車だし、けっこう値段がしますが、ここで出てきたのがうちのかーちゃんです。
うちのかーちゃんは借金という言葉が大嫌い!!
家も、車も借金はしないで買う!!分割して、手数料なんか絶対に払わない!のが彼女のポリシー。保険も、月々支払いして余計なお金払うくらいなら、一括で払うわ!!という金に対して、がめついかーちゃんは、わたしの車も仕事に必需品だったので一括で買ってくれました。
が、しっかりしているうちのお母様。
「毎月、かーちゃんに〇〇円ずつ返しなさい!!」
とゆーわけで、人生初の借金が始まったのであります。
これが、身内のくせに、けっこうな額を取られましてねぇ・・・まぁ、生活費込みと思えば、そうでもないのかもしれませんが、毎月の支払いはきつかったです。
そして、給料日のたびに、かーちゃんから催促が来るんですよね・・・
これって、ドラマとかでは、娘が結婚するときに、かーちゃんが
「あなたがくれたお金は、あなたのためにと思ってとっておいたの」
とかなるはずだと、勝手に思ってたんですけど、この頃から、かーちゃんの旅行回数が激増し、期待した感動の場面もありませんでした。
さすがです。
もしかしたら、借金の怖さを教えてくれようとしたのかもしれません。
が、身内にしている借金はどうにかなるさ~と、思ってしまって本当の怖さには気づけずにいたのでした。借金って感覚がなかった。借金とゆーか、ただ、かーちゃんにお金を立て替えてもらったという感覚でしかなかったのです・・・・
与論島に移住する前に、着物借金地獄に落ちた話
わたしがまだ、与論島に住する前、かーちゃんから借金したフィットを乗り回し、県外にも遊びに行きまくっておりました。
買い物も大好きで、福岡まで行くのは当たり前。ほんと、今思い出すと楽しかったなぁ~・・・
そのとき、ふと立ち寄ってしまった着物屋さん・・・・23歳くらいだったでしょうか?
これが、悪夢の始まりでした・・・いや、でも着物好きだったから、悪夢でもないんですけど。
元々、着物には興味がありまして、着物の本は買って読んでいました。ブツは持ってなかったので、実物を見たくて入ってしまったのです。
さらっと売ってるような雑貨的な着物屋さんじゃなく、ガチのやつです!!
着物って、すんばらしいですよねぇ~。日本の文化です。本当は、サザエさんのお母さんのように、常日頃着物で生活したいくらいです。
そこの着物屋さんで、わたしの接客をしてくれたのは、中国から日本に嫁に来たというおねえさんでした。
片言で、日本でものすごい苦労してる話でわたしをトリコにする。そこに、ちょいちょい着物のセールス入れてくるんです。
若かったわたしは、その話にのめりこみ、同情。そして、着物が、もうほしくてほしくてたまらなくなります。
さらに、追い討ちをかけるように、
「帯もつけるよ、草履とかばんもつけるよ!!」
さらにさらに、
「京都旅行もプレゼントするよ!!!」
もう、ノックアウトされて、着物購入。
このときの値段が、車とそんな変わらない値段だったので、あれよあれよとローンを組む事に!!
若いわたしは、もうなるようになるさ~としか考えられず、いまいちローンというものがどんなものなのか分からずにいました。
とゆーか、一緒に着物屋さんに行った友達も、ご購入されたので、友達と一緒ならまぁいっか!!ですよ。
この着物屋さん、
「着物を着る機会を増やすために、京都へ行こう、福岡へ行こう」
などの、着物着て旅するイベントがたくさんあって、着物がムダにはならんというね。
だけど、京都に行けば、また着物の展示会へご案内・・・
福岡に連れて行かれて、有名なレストランで豪華な食事の後は、また着物の展示会・・・
なんか、今思うと、洗脳されてるみたいでした。トータル2枚も着物買ったんですからね!!帯も買ったな。
さらに、じつは浴衣セットまで・・・・
ひーーーーーーっ!!!
そして、通帳から引き落とされていく、着物代金・・・一括払いではなく、分割にすると、どんだけ損するかを知ったのはだいぶ後になってからです。ほんと、バカだよね~・・若いって、怖い。
じつは、その借金、結婚してからも続きました。だんなさんにはちゃんと言いましたよ!!
結婚するときに、借金あることだまっとったらいかんですよ、絶対!!
今は、完済しておりますから、まったく問題ないです。
まぁ、でもこのときは、心の奥では、やばいことしたっていう自覚があったようで、ヒステリックかーちゃんには、ローン組んで着物を買ったことは言えず、ブツはばーちゃんの部屋に隠していました。
結婚してから、里帰りのときにこっそり回収して、与論島に送りました。今は与論島にあるよ!!たまに着てます。
でも、いろんな人の結婚式は、もう着物で行こう!と決めて、けっこう何回も着てるんです。歳をとっても着られるデザインを選んだので、一生着れます。
なので、負け惜しみではないですが、損したとは思ってません。いい買い物だった。
ただ、借金しているという状況は、正直怖かったです。かーちゃんにお金を立て替えてもらうのとは、わけが違います。
いい勉強になったと、今では思ってます。おかげさまで、与論島移住の際の貯金はゼロ。
今から、都会に出て行く若者さんたち、気をつけるんですよ!!田舎者が、苦労話を聞かされると、同情して買ってしまうよ?
何回も書くけど、完済してます!もう、わしのもんじゃい!!
移住するときは、なんぼかの貯金が必要な話
そんなこんなで、貯金ゼロで与論島にやってきた、はなアンニャーですが、ここでまた一言アドバイス。
さっきは、若いときは金を使っても遊べ!と説きましたが、
田舎って、仕事や家がすぐに見つかるとも限りません。
ほとんどのひとが、給料は下がります。
それでも、物価が高かったり、家賃も高かったり、ガソリンも高い!!
最初のうちだけでも、貯金が使えれば、ゆっくりと田舎での生活に慣れることができます。
借金をしてしまったまま、与論島に来てしまったわたしですが、よかったのは家電はすべてもらいものですませて出費を最小限におさえたこと。テーブルはダンボール箱で代用。移住したら、すぐ仕事を始める。だったので、貯金なしでもなんとかやれました・・・
家賃もそんなに高くなかったので、助かりました。
やっぱり、お金も大事だけど、与論島に友達をつくってから移住すると、安心感が違います。お金より、大事です。
借金のもと、衝撃の事実が判明!!
着物のことを書いたので、あの着物屋さんどうしてるんかな~と思って、ググってみたところ・・・
倒産しちょるやん!!
しかも、けっこう前に。つーか、着物買ってすぐくらいに。呉服界では、けっこうでかいグループ企業だったみたいなのに・・・
まじですか?しかも、ブラック企業。強引な売り方が大問題。悪徳商法とまで書いてある・・・お金払ったのに、届いてない人までおるし・・
調べたら、わたしと同じ手法で、着物買わされて借金地獄に陥ったひと多数!!
まさか、あの中国のねーちゃんもニセモノか!?と疑いたくなるわ・・・
そういえば、最近も着物屋さんがいきなり倒産した事件がありましたね。着物屋さんて、なんなんだ・・・
つーか、この内容でブログ書こうと思わなかったら、一生知らない事実でした。
ありがとう、ブログ。
でも、ま、わたしは悪い買い物だったとは思ってないんで、どーでもいいや。負け惜しみじゃなくて、まじで。
だんなさんのかーちゃんも着物が好きみたいで、実家にたくさん着物あるから、なんかあるたんびに着物を借りています。大きさもぴったりだし。
そのなかに、わたしのいわくつきの着物もしれっと収納してあるのです。
お金のこと、勉強するべし!!
意外と知らないお金の仕組み。
だんなさんが、だいぶ前から猛勉強中。わたしも、だんなさんが読んだ本を片っ端から拾って読んでるところです。
ほんと、近い将来、お金の価値はがらっと変わりそうな予感です。
過去の失敗は、今からいかす!!
今度はコレを読む。
最後に、もう一個失敗談思い出しました。
買って失敗、だまされた!!と思ったら、すぐにクーリングオフ制度だ!!特に、道端でやってるキャッチセールスは危険すぎる!!
クーリングオフすると、やつらは本性を現すぞ!!
あとは、ねずみ講にも注意だ!!!極秘潜入捜査もしたことあるけど、あれはヤバイ。
全部、社会人になって、お金をもらい始めた頃の話です。
給料が出たからって、調子に乗ってはいけませんよ!!
・・・・けっこう、田舎から都会に出ると、いろんな経験をすることになります。勉強だったと思えるようになればいいけど、ならない人はツライ。
わたしだけか、こんなにひっかかってるのは?純粋無垢な娘さんだったのね、ウフ。
よく分からない事は、一人では解決しないこと。
誰かに頼るのも大事なことです。特に、お金のことはようわからん世界ですからね。だから勉強するのだ!!
こうやって、失敗したおバカさんの話とか聞いておいて、いざって時の参考になるといいな。
いまから10年以上も前の話だから、もっと手口が巧妙になってるはずです!?
わたしもあらためて、気をつけます!!