こんにちーは。
最近、腰が痛いよ、はなアンニャーです。
このブログは与論島ブログというブログ名ではありますが、
コンセプトは
『はなアンニャーが与論島で暮らしていて、ふと思ったこと』
という、なんともざっくりとした感じで書いております。
でも、今まではなんとなくぼ~っと暮らしていたけど、最近はどこかにネタはないかいな?と思いながらきょろきょろしてるので、ますます不審人物になっている今日この頃でございます。
と、思っていたら、近くにおもいろい人がいました!!
目次
与論島の愛すべきおじいちゃんたちについて
今回の観察対象は、
うちのじーさんです。
すなわち、だんなさんのお父さん、わたしにとっては義理のお父さんですな。
じーさんの話題は、じーさんを知る人には大変喜ばれるテッパンネタでもあります。
いや、しかし、我が家のじーさんの生態は、じつは与論島のほとんどのおじいちゃんにあてはまるのではないかと思っており、我がじーさんは
与論島おじい代表
として書かせてもらっております。
与論島の男の人、特に昔の人、最近、定年退職をしたくらいの年代のひとは、仕事が優先で自分たちの子供を育てるということをほとんどしていないのではないでしょうか?
これは与論島のおじいちゃんだけでなく、うちの実家のとーちゃんもわたしが小さい頃はサラリーマンだったので、ほとんど家にいませんでした。
家にいたっては、かーちゃんもバリバリのキャリアウーマン?だったので、ほとんど家におらず、わたしはほとんどおばあちゃんに育てられたようなもんです。
自分の子供とふれあう時間が少なかったお父さん時代・・・
だから、今の歳になって、自分の孫ができて、おじいちゃんという肩書きがついたとき、
一体どうしたらいいものか・・・って、じつはものすごく悩んでいるのではないかと思うのです。
おばあちゃんたちは、元々ある母性本能で、孫をかわいがる。どっちかといえば、お母さんよりも孫の扱いが上手です。さすがプロと言わざるを得ません。
そしたら、おじいちゃんは??母性本能とかないし、経験もない。
おじいちゃんは、どうにかして孫を手なずけようと必死なのです。
おじいちゃんは、初心者マークがついています。
今回は、与論島のすべてのおじいちゃんに送るエールです。
与論島のおじいちゃんの苦悩、我が家の場合
さて、我が家には長男(小3)と長女(小1)のふたりの子供がおります。
今のところ、じーさんの孫はそのふたりだけです。
じーさんは、孫が大好きなので、毎日のように家に来て、孫を手なずけようと頑張ります。送り迎えもしてくれちゃいます。
わたしは、黙って(知らんふりして)それを遠くから見守っているんですが、彼の奮闘ぶりと子供の態度に、おもしろくもあるが、そわそわもするという微妙な感情が生まれています。
おじいちゃんの孫に対する愛情は、なんとも空回りというか、なんとゆーか・・・
長男は、好きなものはとことんやる男、好きを極める男です。ここらへんは親父とじーさんとそっくりです。サッカーや野球、釣り、将棋など男同士の遊びが大好きで、とーちゃん、じーちゃんと遊ぶのが大好きです。
そして、心優しく、空気も読める、理不尽なことには屈しない、我が家の家族の中では、一番できた人間です。なんだかんだ、文句を言いながらも、妹の面倒も見てくれます。
気遣いもできる男で、感情表現もストレート。
家族みんなが大好きだ!!としみじみと言い、
自分は世界一幸せだ!!が口グセの、最近温かいお茶をすするのにはまっているおにいちゃんです。
最近つぶやいていた幸せポイントは
「オレンジジュース飲みながら宿題してるオレ、世界一幸せだな~」
確かに、アンタは世界一幸せだ。
と、このおにいちゃんはとても、扱いやすく、おじいちゃんともよく遊んでいます。
問題は、うちのじゃじゃ馬娘、妹のほうです。
若干7歳にして、小悪魔ぶりがすごいのです!!
この娘、とーちゃんとじーちゃんに対する態度が小悪魔過ぎて、いや悪魔のようなんです!!
娘の大好きランキングというのがあるのですが、とーちゃんとじーちゃんはいつも最下位争い。なんなら、にわとりにも負けています。
とーちゃんなんか、毎日のように
と言われていますが、めげずにがんばったおかげか、最近は
にランクアップされ、湯たんぽとして、寄り添われるくらいに仲良しになりました。
本当は、とーちゃん大好き!なんですけど、娘にもプライドってもんがあるので、それは絶対に言いたくないんです。
が、ある日、あまりにも湯たんぽが気持ちよかったのか、ふわ~っとなって、
と言ってしまい、周りがどよめいたことがありました。
娘は必死に言い訳をしておりましたが、どうやらとーちゃん大好きなようです。
しかしながら、問題はじーちゃんです。
もはや、彼は孫娘から『都合のいい人』的な扱いを受けているような気がしているので、ちょっとそわそわしてるんです。
いつも、家でいちばんエライのはじーちゃんだ!!という典型的な与論島の男であるじーさんが、孫娘に翻弄されているのが、なんともおもしろくはあるのですが・・・みんな、じーさんに勝てるのは孫娘だけだと言っています。
じいちゃんは、その時刻になると、どこからともなく現れて、子供たちの送り迎えをしてくれます。遊びに行くときやサッカーのときなんかです。
わたしたち親は、送り迎え的なことは、できる限りしない方針を固めていて、なんでも自力でやらせたいという気持ちがあるので、いざというときしか助けません。
学校の下校時刻にも現れて、家まで送ってくれたりするときもあります。
そんなとき、娘はじーちゃんじーちゃんと寄っていきます。
それなのに、何の用事もないときは完全にシカトしてるんです。
こわっ!!
じーちゃんが、話しかけても、来いと言っても知らんぷりです。
たしかに、じーさんはなんでもかんでも「あれはダメ、これもダメ」と言うひとなので、自由すぎる娘にはうるさすぎる存在です。
あ~、でも、わたしも忙しいときやイラついてるときは、「あれはダメ、これもダメ」って言っちゃうタイプなので、じーちゃんを見ていると、自分の鏡として反省しています。
子供の可能性をつぶしてはいけない。
じーちゃんが、やめろ!!と言ったことは絶対にやめません。
じーちゃんが、静かにしろ!!と言ったら余計にうるさくします。
娘は、追えば逃げるし、逃げれば追ってくるスーパーあまのじゃく女なのです!!
もうね、びっくりするくらいじーさんととーちゃんにそっくり!!!!
我が家はオトコがみんな、そんな感じの系統だったのに、わたしが血を混ぜてしまったばっかりに、とうとう女にもその系統が出現してしまったようです。
うちの娘はオトコどもをもてあそんでいる!!!!
しかし、おにいちゃんだけは、妹の小悪魔ぶりに絶対に屈することはないのが、せめてもの救い。
ただ、最近、妹に対して怒ってばかりいるので、もしかしたら別のやり方でもてあそばれているような気もします・・・・
おじいちゃん、がんばって!!!あきらめないで!!!
おじいちゃんには、おじいちゃんのやり方があるよね。
なんだかんだ言っても、
ほんとは、じーちゃんのこと大好きだと思うよ!!・・・・・・・・・・・・・・多分。
与論島での子育てがしやすいのは、おじいちゃんがいてくれるおかげです
さっきも書きましたが、わたしたちとーちゃんかーちゃんは、自分のことはできるだけ自分でやるようにと、送り迎えはやりません。遠い場所は別ですが。
サッカーも遊びも自分で決めたことなんだから、自分で行くのが当たり前。
お小遣いも、うちは定額制ではなく、『報酬制度』をとっています。
報酬制にすると、ごほうびをもらわないとお手伝いしなくなるという話もあるようですが、うちは、お手伝いだけでなく、テストの結果も報酬の対象にしています。
子供たちは、学校もあるし、サッカーもあるし、友達と遊ぶのもあるし、けっこう忙しいのです。なかなか、家にいないのでお手伝いする時間はありませんからね。
報酬制にすると、がんばれば頑張った分だけ、その対価としてお金、うちではポイント制で、オーシャンマーケットでひとつ好きなものを買える権利として報酬を与えています。
ポイントがなくなれば、自分でお手伝いを見つけて申し込んできます。
そのとき、困っていることがあればやってもらって、ポイントゲットです。
こないだは、夕ご飯作るのがめんどくさくて、
と、言ってみたら
との返事が来ました。さすがに、今は無理だなと我に返り、しょうがなくご飯を作ったんですが、
これから一緒にご飯を作る練習をして、できるようになって、食事を当番制にすれば、わたしも楽チンやな・・と母は悪巧みをしています。うひょひょ。
食事が作れたら、島立ちするときも安心ですからね!!
男の子だって、家事をする時代ですから。
と、こんな風に完全自立をめざしているのです。
にいちゃんは、我が道を行き、報酬を得ることに喜びを感じているようですが、すぐに自分の好きなものに変えてしまいます。ここが、ちょっと心配ではありますが、好きなことを極めるのは我が家の家訓でもあるので、今は様子を見ています。
娘は、正直、報酬を何に使っていいのかイマイチわかっていないので、ポイントもあまりゲットできておらず、使っても、あまり意味のないものや、にーちゃんのためのものに使います。
いつか、大切なのは報酬じゃないこと、ちゃんとお金のやりくりを学び、大人になってくれるといいなと思ってます。
他のおとうさんおかあさんから見れば、子供を突き放しているように見えるかもしれません。
じーさんにも、
とよく怒られますが、知らんふりです。
いや!!!
だからこその、おじいちゃんおばあちゃん、特におじいちゃんの出番なのですよ!!
おばあちゃんは、孫に対してものすごく優しいですが、甘やかす事はしません。ここは徹底しているなと思っています。別に、甘やかさないでとは言っていません。
自分で、わが子を育ててきたからこそ、甘やかす事が優しさであるとは思っていないんです。
わたしは、じーちゃんが送り迎えをするたびに、心の中で
甘やかしてくれるなよ~
と思っていましたが、
最近は、これはこれで孫とじーちゃんとのコミュニケーションなんだから、好きにやってもらえばいっかと思うようになりました。
親が、手出しをしない分、どこかで甘やかしてくれる人がいるのは、子供たちにとっては安心できるところかもしれません。じーちゃんができるのは(思いつくのは)、送り迎えくらいなんです。あとは、肉まんを買ってきてくれたりなので、そこはお土産として、ありがたくいただきます。
とゆっても、子守を頼んだり、お泊りに行かせたり、じーさんに甘えているのは、わたしのほうなんですけどね。
そこは、重々、自分でもわかっておるつもりですが、お互い、ちょっと不器用なもんで、素直になれないのです。
自分のうちではなく、近くに、自分を甘やかしてくれるひとがいるのは、子供にとってはありがたいことです。
そう考えると、おじいちゃんは甘やかし専門員という大役です。
定年過ぎて、大仕事が舞い込んでおったのですね!!!
報酬は、孫の笑顔。
子供たちも、週末はすすんでじーちゃんばーちゃんの家にお泊りに行きます。
うるさいけど、嫌いじゃないんです。
今日もまた、のこのこと子供たちは甘やかされに行くと思います。
これからも、どんどんよろしくお願いします!!!!
おじいちゃん!!!!
こんな愛すべきじいちゃんがやらかした、許すまじ事件がコチラです。
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