はいたい!!はなアンニャー(@hanadeso3)です。
今日は、はなの金曜日。ハナキンというやつです
だからと言って、買い物に繰り出すわけでもなく、そとへ酒を飲みに行くのでもなく、家でひとり、本を読んだり、ブログを書いたりしています。
じつは、家には誰もいません。子供たちはばーちゃんのうちにお泊りに行ってしまいました。
だんなさんは、お仕事へ行きました。
そんなわけで、ひとりで、自分だけの時間を過ごしているわけです。
めっちゃ、静かです。テレビつけてないし、音楽も流してないし、静かです。
今までは、こんな自分ひとりの時間って、あんまりなくて、ただただ時間がない!!と叫んでいましたが、ここ最近、病院の時間を減らしてからは、がっつり自分の時間がとれるようになりました。
前まで感じていた、『時間がない!!』という感覚もあまりなくなりました。
ひとりだと、好きなことができる時間ができるんです。
いつもなら、子供たちが寝るまでは何もできません。だから、ひとりのこの時間は超貴重!!
・・・・なのに、さみしい気がするのはなぜだ??
せいせいしてるはずなのに、なんで、こんなにさみしいんだ??
こんなんで、子供たちが島立ちしたとき、大丈夫なのか???????と思ったら、4月と言えば、旅立ちの季節。
与論島からも子供たちがたくさん、島立ちしていきました。
わたしには、まだまだわからない領域のこどもたちの旅立ちですが、まだまだと思っていたら、あっとゆーまに島立ちのときは来るよ!!と言われたことを思い出し、今回は将来の子供たちの旅立ちについて、シュミレーションしてみました。
目次
正直、あっとゆーまにこどもたちは自立する
我が家の子供たちは、昔からばーちゃんちにお泊りに行くのが大好きです。泊まりに行けば、思いきり自分たちの相手をしてくれる、甘やかしてくれるヒトたちがいるので、大喜びで行きます。
家にいても、わたしが忙しいと相手してあげられないし、ギャーギャーされると、だんだん腹が立ってくるし・・・・そんで、わたしに「うるさーーーーい!!」と怒られれて、ふてくされて眠るというのが毎日の流れなのです。だから、かまってくれるひとがいると嬉しいのです。
毎週のように泊まりに行くし、じーさんばーさんも、ぜひ泊まりに来てほしそう。
でもこれが、じーさんばーさんの役割だと思うので、甘やかしていいところは思う存分甘やかしてください。
最近は、お友達の家に泊まりに行くという技もおぼえまして、週末はほとんど、家にいなくなりました。
もうすでに、子供たちの自立は始まっているもようです。
はやく、自分のことは自分で決めたり、自分が好きなことを見つけてくれるのは、親としては嬉しいことですが、そうすると、わたしからもどんどん離れていきます。
そう考えると、子供が親から離れて巣立っていくのより、親が子供から子離れすることのほうが、何百倍も難しそう!!
まったく、あいつらはさみしくないんかよ!!
こんなんで、ホント、島立ちのときが来たら大丈夫なんだろうか?????
なぜ、島立ちが必要なのか??
そもそも、島立ち自体、必要なのか考えてみました。
今の世の中、便利なものでして、パソコンひとつあれば、勉強もできるし、仕事もできます。与論島内にも、少ないですが、働き口はあります。親の牛小屋を継ぐのもあり、畑を譲り受けるのもありです。
必ずしも、与論島から出て行く必要はないんです。いまや、どこにいても、普通に生きていけます。
だけど、わたしはやっぱり与論島の子供たちには、島立ちって必要だと思うんだよな~。
いや、子供のためというより、親のための島立ちといったほうが、本当は正しいのかもしれない。
島を出る子供たちは、きっと不安もあるけど、ウキウキの方が大きいに違いない。楽しみでしょうがなかったりする。
島立ちというより、親立ちってところでしょうかねぇ・・・
わたしが、10年間与論島で暮らして感じたことは、与論島は縦のつながりは、まぁまぁ普通。なのに、横のつながりがめちゃくちゃ強いということです。正直、人見知り、挙動不審のわたしには、入り込む余地はありません。
もう、生まれたときから島の人間関係が出来上がっているような感覚です。そのなかで、ずっと守られてきています。これがいいのか、悪いのか・・・よくわかりません。
だから、与論島から一歩出れば、別世界。最初から、人間関係を作り始めることからはじめる必要があるんです。これが、多分いちばんキツイし、大変だと思う。守ってくれるヒトはもうそばにいません。
仕事や勉強のために、島を出る・・・のは表向きの理由です。でも、さっき書いたとおり、どこにいても仕事でも、勉強でもできる時代です。
島立ちは、親がいない場所で、さらなる自立をするためにも必要なことだと思います。
与論島の子供さんたちには、ぜひハートが強くなってもらいたい!!
で、結局、与論島に帰ってきたときに、どうするのか??が、島立ちの成果だと思う。
楽しみですね!!
子供たちの島立ちまで、思う存分、かーちゃんしておこう!!
わたしには、子供がふたりいますが、ある日、子だくさんのひとに言われました。
「もうひとり、子供作れって!!島立ちしていったとき、さみしくてしょうがなくなるから、もうひとり作っとけ!!」
ありがたいお言葉??ですが、さみしさをまぎらわすために子供がいるわけではないし、自分は早産体質なので、この歳ではリスクも高い気がする・・・そして、今これから、もう一度子育てを始める自信もありません。
小学生に、あがるまでの子育ては、まるでひとりで子育てしているかのような雰囲気で、イライラすることも多かったと思います。特に、一人目のときなんかは、初めての体験なので、なにもかもがわからず、うまくいかず、泣いてわめいたこともあります。
おかげさまで、二人目は超テキトーになりましたけど。
小学生になっても、子供たちは甘えん坊なところは相変わらずで、やっぱりイライラするときもあります。イライラをぶつけてしまうことも、日常茶飯事です。
でも、いつか、もうすぐ、島立ちのときが来る・・・・
意外とすぐ来る。
よく考えてみると、これからの時代、中学校から、与論島の外の学校に行くことになるかもしれません。
もしも、そうなったら、あと3年しか時間はないじゃないか!!与論中学校に行くのが当たり前と思ったらいけない。
子供たちの選択肢はもっと広がってるかも知れないし、それが当たり前になってるかもしれない。
とーちゃんは、息子に
と聞かせるもんだから、実は最近まで、息子は与論島には中学校がないと思い込んでいて、フィリピンに行くつもりでいました・・・
だけど、ありえない話じゃないかもしれない。
ふつうに与論高校まで卒業したとしても、あと8年しかありません。短い!!!!
この一緒に、与論島でいられる時間がこれしかないと、毎日思っていれば、もっと大事に子供たちとの時間が過ごせるんじゃないかと思って書きました。
そうなると、
いつもガミガミ怒ってごめんなさい。
ヤツあたりしてごめんなさい。
話をまともに聞いてあげてなくてごめんなさい。
たくさん遊びに連れて行ってあげれなくてごめんなさい。
今までのわたしの子供たちに対する悪行三昧を思い出すと、まじでごめんなさい。しか出てこないわ~。
・・・なのに、またおなじこと繰り返す自信があります!!!
絶対、さみしい。
想像しただけで、さみしくなってきた。
自分が与論島に移住するってなったときに、親はこんな気持ちだったのか・・・・
山口から陸続きの神戸の大学へ行くのとは、わけが違うな・・・与論島から一歩出れば、そんな頻繁にはもう戻ってこないようになるんだろう。
あと、一緒にいられる時間は、ちょこっとしかない!!だから、今は思う存分かーちゃんするしかない。
やっぱり、島立ちって子供のための試練ではなくて、
親が子離れするための試練みたいです。
かーちゃんが、お犬さまを飼い始めたのなんか分かる気がしてきた( ;∀;)