こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
与論島は夏になると、海での事故が多くなります。与論島だけでなく、日本じゅうでですけど。
与論島は9月になりましたが、まだまだ海で泳ぐにはじゅうぶん暑いです。
大体11月頃まで・・・いや、なんなら1年じゅう泳げてしまう与論島。
ほとんどのひとが海で楽しむシュノーケリング。
シュノーケリングは、特別なライセンスもいらないので、子供からお年寄りまで楽しめるマリンスポーツです。
今日は、シュノーケリングを安全に楽しむ方法をまとめます。
目次
シュノーケリングのときに起こる3大事故原因
シュノーケリングの事故の原因は、主に3つあります。
パニック、離岸流、危険生物によるものです。
パニック
わたしも、最初シュノーケリングしたときは、シュノーケルセットの口に入れるところから海水が入ってきてパニックにおちいりました。
ダイビングのときも、最初息をしていいのかわからなくて、息を忘れて苦しくなって、パニックになりました。
水の中は、息ができないので、パニックになりやすいんです。
パニックの原因になるのは、
・足がつった
・海水を飲んでしまった
・機材に不備
・危険生物に遭遇した
などいろいろあります。
特に多いのが、シュノーケリングクリアに失敗し、シュノーケリング内に残った海水を飲んでしまったり、マスクの中に入ってきた海水をのんでしまったり、フィンをつけているときに、自分の身長より深い場所で立ち泳ぎができず、おぼれてしまったり・・・と機材の使い方が不慣れなために起こることが多いようです。
確かに、観光客さんは、与論島に来たら海でシュノーケルするかもしれませんが、地元でそんなにシュノーケルしますか?
わたしは、ダイビングのライセンス持ってますが、シュノーケルはできません。機材の使い方がイマイチわからなくて、海水飲んでしまいます。
第一に大事なことは、シュノーケルの機材の正しい使い方を知って、それを実践できるようにしておくことです。
まぁ、できるなら、与論島ではシュノーケリング教えてもらいながらするのが一番いいのではないでしょうか?
そのほうが、キレイなスポットにも行けますしね。穴場にも連れていっってもらえるはずです。
離岸流、リーフカレント
離岸流とは、岸から離れていく潮の流れのこと。幅10m前後で起こる局所的に強い引き潮です。
どこでも起こる離岸流ですが、特に与論島のようなサンゴ礁海域では、『リーフカレント』と呼ばれる離岸流が発生しやすいんです。
リーフのサンゴ礁の切れ目にリーフカレントは発生しやすくなっています。
深いところに行くと、きれいなサンゴ礁や熱帯魚ちゃんがたくさん見られます。
それに夢中になりすぎてしまうと、いつのまにかリーフカレントに巻き込まれて、沖に流されてしまうという事故が多く起こっているようです。
もしも!
離岸流に巻き込まれた場合、
絶対に流れに逆らって、泳いではいけません!!!!!
海岸線と平行に泳ぎ、離岸流から脱出するようにしてください。
できれば、ひとりであまり沖のほうへは行かないほうが安全です。
ひとり旅の場合は、シュノーケリングツアーを利用したほうが安心です。
みなさんがよく泳いでいるウドノスビーチでもリーフカレントが起こりやすいので、注意が必要です。
できるだけ、ライフジャケットを身につけて泳ぐのが安全です。
危険生物
海には案外、危険生物がたくさんひそんでいます。
特に、南の島の危険生物は、色がきれいだったり、かわいかったりするもんだからクセモノです。
どんな生物がいるかは、こちらでチェックしてみてください。
とくに、最近、与論島でよく聞かれるのが、『カツオノエボシ』とゆーやつ。
変な形だけど、色がきれいげなクラゲみたいな生き物です。
ちょっとシーグラスと間違えてしまうこともあるので、注意してください。
普段は沖のほうにいるのですが、風向きによっては海岸近くまでやってきて、水面をふよふよ泳いでいます。
海岸に流れ着いてしまうやつもいるようですが、そいつにもさわってはいけません。
触手に強力な毒があり、刺されると激痛が走ります。
ヘタすると、アナフィラキシーショックで死亡してしまうこともあるのです。
子供も、海でよく発見しています。
海に入る前に、ポスターやネットで、どんなのが危険なのかよーーーく見ておきましょうね。
もし、さされたりしたら、すぐに助けを呼ぶことが必要です。
生き物によって、対応が違うので、わからないのならあせって自分でやらず、助けを待つか、きちんと調べてから対処しましょう。
もしも、症状が悪いときは、すぐに救急車を呼ぶ必要がある場合もあります。
シュノーケリングの事故を防ぐための注意点
シュノーケリングなんて、ただ海で泳ぐだけでしょ?と思ってるひともいるかもしれませんが、ただ泳ぐだけでも危険はいっぱいです。
それは、ただ歩いているだけでも同じことです。
犬も歩けば棒に当たるのです。
必要最低限の事故を防ぐための注意点はおぼえておかねばなりません。
・体調不良のとき、睡眠不足、二日酔いのときはシュノーケリングはやめておきましょう。途中、嘔吐したものがのどにつまってしまうことも・・・窒息死です!
・シュノーケリングの機材の正しい使い方と基本は習得しておきましょう。いざというときに対処できないとさらにパニックになります。
・ライフジャケットがあると安心。子どもさんは必ず着用しましょう!
・天気予報を確認。与論島はいきなり天候が悪くなることもあります。
・潮の流れや方向など、あらかじめ確認できることはしておきましょう。地元のひとに今日はどこの海岸がよいか教えてもらえるとよいですね。
・海の生物には、なるべくさわらないこと。できれば、ウェットスーツなどを着ると危険生物との接触や岩場にぶつかったりしたときの衝撃が弱められます。
海での事故は、事前に注意すれば防ぐことができます。
シュノーケリング未経験者なら、ツアーを使いましょう。
海で初めて、シュノーケリングをする場合は、ツアーに参加するのをおすすめします。
絶対、ツアーに参加したほうがおもしろいと思います。
ここ、ケチるところじゃありません。
いや、ベテランさんも、何があるかわからないので一人でシュノーケルで深いところまで行ったりするのは危険です。
ガイドさんがいれば、安心ですし、キレイな場所、熱帯魚が多い場所へも迷わずいけます。
ウミガメのいるところだって、ひょいひょいです。
機材もレンタルできるので、持ってくる荷物も減りますね。
こちらに、与論島のシュノーケリングツアーができるショップがまとめてあります。
まだまだ与論島は11月ころまでは、ふつうに泳げます。
なんなら、真冬に水着で泳いでいるひとも見かけるくらいです。
人が回りにたくさんいる夏は、助けが呼びやすいですが、だんだん人気がなくなってくると、自分で対応しなくてはいけなくなります。
せっかく、きれいな与論島の海で遊ぶんだから、安心安全でいきましょう!!
そして、いつまでもココロに残る楽しい思い出を作ってください。
トラウマになる思い出は作られませんように!!