こんにちは。
はなアンニャー(@hanadeso3)です。
2022年1月15日の真夜中に日付が変わってすぐくらいに、スマホがめっちゃでかい音で鳴り響き、町内放送も鳴り響き、あわてて、家族みんなでだんな氏の実家に避難しました。
そのときのことを忘れないうちに、記録しておきます。
目次
津波警報発令!初動、逃げる。
まず、スマホがあんなにでかい音が鳴ったのに、子どもらが起きない!!
起こしても起きない。それだけ、安心しきって寝ているのはいいことなんだが、このときは起きなくてあせりました。
とりあえず、ねぼけてる子どもらに持ってる服の中でいちばんあったかい上着を着せて、
コンロの火がついてないか確認して、
電気やテレビは防犯のためと、もしもすぐに帰れたときのためにつけっぱなしで、いざ出発しよう!
と思ったら、わが夫婦は、1週間で土曜日だけは、家でワインを飲む日に決めていて、ふたりとも、飲酒・・・
これは、飲酒運転になるのでは・・・でも、緊急事態・・・
全然酔っ払ってはなかったのですが、まだ心に余裕があったので、どうしたもんかな、と考えて、ちょーどオーシャンマーケットのみねさんがお店を閉める時間だったので、それに合わせて、車でだんな氏の実家まで送ってもらうことにしました。
後から調べると、緊急の場合は、少なくとも刑法的には、緊急避難(刑法37条1項本文)が成立し、飲酒運転でも罪に問われない場合もあるとのこと。
害の程度ってーのがポイントでビミョウなところだな・・・
でも、こんな真夜中なのに、与論島では日頃見ない車の大渋滞が発生しており、
また、与論島には信号機がないので、十字路などが大混乱。
いつもなら必要ないものが、このときばっかりはないと、めちゃくちゃ危険な状況。
高いところにある中学校付近では避難してきた路駐の車がいっぱいで、道幅もせまくなり、酔っ払った状態で運転していたら危険だったかもしれないな、と感じたので、できるならば、飲酒運転はしないようにしないと、二次被害だな、と感じた夜でした。
あとは、泥酔するまで、酒を飲まんようにすることが大事だな。
とりあえず、スマホの充電器とかばん、持って出ました。
避難して、冷静になって考えたこと
うちの実家は、与論島では高い場所にあるので、毎度、台風や津波が来る!って時は、実家に避難しています。
津波なんか来ないって思ってるひともいるようですが、わたしが与論島に移住して15年足らずのあいだに、津波が理由で避難したのは、今回が3回目で、けっこう頻繁に避難しています。
結局、津波は来てないかもしれませんが、我が家では実際起きたときにちゃんとできるように、シミュレーションしながら避難しています。
避難するときの道順は、島人のだんな氏の指示で、高いほうへ行く決まった道を行くようにしています。
1回目は、東日本大震災のとき。
このときは、娘ちゃんの育児休暇中で家におり、昼寝中のだんな氏をたたき起こして逃げました。
このときは昼間で明るくて、まわりがよく見えたので、少しよかったです。
2回目は、まだ暗い早朝。このときは、与論島は津波大丈夫だろうけど・・・一応、みたいな感じだったけど、訓練として、子どもらをたたき起こして、避難しました。
暗い時間の避難はあせりますね。
そして、今回、今回は、ほんと、不意打ち。
いや、津波なんて、毎度、不意打ちだけど、もう寝るぞってときだったので、うわってなりました。
ちょうど、土曜日で、真夜中で、お酒も飲んでて、まじでうわってなったけど、
ちょうど、土曜日で、真夜中で、家族が家にみんないた時間帯でよかった。
もし、昼間で、みんなバラバラの場所にいるときだったら、いったいどうしたらいいんだろう・・・
そうなったときにことも考えておかねば、と思いました。
いざ、南海トラフが起きたとき、あわてず、動けるようにしておかねばです。
津波避難でおぼえておくこと
避難する場所、避難する道順、持って行くもの、を決めておく。
日頃から、ガソリンはすっからかんにはしないように。
道路は渋滞するけど、あわてない。
与論町の防災マップをよく見ておく。
海は見に行かない。
見てから逃げても、もうおそい。
50センチ程度の津波でも命取り。
また、大事なことがあったら、追記していきます。