【島の子育て】与論島の子供と大人、自由度比較!~みんな違ってみんないい~

こんにちは。

沖縄県に近いけど、鹿児島県です与論島在住の、はなアンニャー(@hanadeso3)です。

与論島で、10歳の息子と8歳の娘を、人間の育て方をよく知らないまま、なんとなく子育てしてきました。

『育児書』や『賢い子供を育てる本』とか、いろいろ世の中にあふれていますが、そんなんはまったく読んだことなし。あ、だんなさんが読んでたけど、どうしたんだろう??実践してるのだろうか???

正直、ほぼほったらかして、でっかくなった我が家の子供たちです。でも、どこの家も似たようなもんなんでしょうな~。

最近、

だんなさんのとーちゃん(わたしにとって義父)に、怒られました。いや、最近ではなく、ずっと怒られてます。

じーさん
お前たちの子供は自由すぎるぞ!

 

え!だめなの?!

悪いことしてないよね?たぶん・・・・

そんなわけで、今日は子育て・・・は、してないんだけど、他になんてゆーのか、今まで10年間、子供みまもり隊?をしながら感じたことをまとめてみました。

うちだけではないはず・・・

 

目次

我が家の最強の自由人は誰だ?

 

うちの子供は、たしかに自由だな~と思うことが、多々あります。

たしかに、自由にやってるんですが、じーちゃんは、

じーさん
あれはダメ!これはあぶないからダメ!〇〇するのやめなさい!!

と、子供たちによく言います。

わたしもよく言うほうなんですが、その様子を見てると反省します。あんまり、あれダメこれダメ言ったらあかんなぁ、って。

人の振り見て我が振り直せ。とは、まさにこのこと。

心配なのはわかります。だけど、危ないから、何でもやったらダメと言っていては、何もできない。

かわいい子には旅をさせよ

ほんとにそうです。旅に出てみないとどうなるかわからんのです。

 

 

だけど、子供たちは、その一歩先を行っていて、反省を忘れて笑ってしまいます。

もっとやれ~!!と応援までしています。

むすこ
じーちゃん、うるさい

息子はまだ返事をしてあげるだけ、優しい。彼は優しさのかたまりですから。最近は脂肪のかたまりにもなってます。

むすめ
・・・・・・

娘にいたっては、完全シカトです。ちょっと、これにはさすがに注意しますが、改善はしません。じつは、わたしも右から左へ、聞き流すという特技があるんで、娘にも遺伝しているのかもしれません。←けっこう、そばで見た人にはすごいと言われるレベルの聞き流し方らしいです。

じーさん
耳が聞こえないみたいだから、耳鼻科に連れて行け!

毎回、これの繰り返しです。

大人にとっては、何も言い返せない、絶対的存在のじーさんを手のひらの上で転がす、我が子たち・・・たしかに自由度は我が家でナンバーワンです。特に娘は最強。

こんな風景、たぶん我が家だけではないはず。

与論島のお父さんはみんな、一家の大黒柱で、家族の事は、なんでもかんでも管理しておきたいひとが多いんです。

だけど、孫には弱いおじいちゃん。

孫は、どんなに強いじーちゃんにとっても最強なのです!!

まぁ、うちはじーちゃん以外の人間が、なんとも適当すぎるので、ひとり管理者?支配人??的なひとがいてくれるのは、ある意味、助かります。まとめ役は必要ですよね。娘にはいじめられていますが・・・

 

子供は子供なりに苦労している

 

と、まぁ自由なような我が子でありますが、見ているとほんとに、自由なのかは疑問です。

毎日、夜、眠たいのに泣きながら宿題やったり、意外と大変そうに見えます。

ちらっと見ると、なんとも難しそうな・・・もうわたしには、解けそうにありません。

同じ計算問題でも、昔とは答えは同じでも、解き方が違うんですねぇ。そんなん教えられんわ。

勉強以外でも、誰々とケンカした。だの、〇〇先生がムカついた。だの、大人が会社に行ったときとあまり変わらない愚痴も多い。

子供も大変ですねぇ。

学校で勉強したのに、また家でも勉強!!これには、わたしも疑問です。勉強は学校で終わらせてくれよ。

はなアンニャー
泣きながら宿題やるくらいならやらんでもいいよ!

って、言っても、泣きながら宿題をやる子供たち・・・義務感というか、なんというかがスゴイ、学校の宿題の呪い・・・

日本人て、こうなんですよね~。子供のときから苦労している。

でも、宿題は意味がない!ってゆー記事を読んだんだけど、日本人て昔からの習慣を変えたりするの、ほんとに苦手だよな~。意味ないっつってんのに、宿題はいつまでも続くのでしょうな・・・

大人の会社の残業と同じです。

 

子供は、親のなんなのか?

 

ほんと、子供は親のなんなんでしょうか?

たしかに、気になる存在ではありますが、自分から生まれてきた者たち。ひとつの人間。

気になってしかたないけど、じつは他人であって、自分ではないんですよね。

なのに、大人は自分の考えを無理やり子供はに押し付けようとしてる。教えるところも多いけど、何か押し付けているところも多々ある。

わたしもそうだし。

ぎゃーぎゃー言うな!って言ってるだんなさんが、じつは一番うるさかったりする。将来フィリピンに行け!だのサッカー選手になれ!!だの、無理やり押し付けてる。多分、本人気づいてない。

自分で押し付けてる分には、まったく気づけないのだけど、他のひとがやってるのはすごい分かる。

子供たち、好きなことやればいいんですよ。誰かに迷惑をかけなければ。わかってはいるんです。

 

わたしの生まれ故郷、山口県長門市の詩人、金子みすゞさんの詩に、『わたしと小鳥とすずと』ってやつがあるんですけどね、最後が

みんな違って みんないい。

で、締めくくられます。

みんな、大人の言うこと聞いて、みんな同じにならなくていいと思います。

自由すぎると悪く言われるって変だよね?別に、ルールを破ってるわけでもないのに。

 

そーいえば、ずっと気になることがあったんです。

うちの子供たち、やたらと、

むすめ
かーちゃん、○○していい?
むすこ
かーちゃん、○○食べていい?

やたらめったら、どんな小さいことでも、わたしに同意を求めてくるんですよ。

娘にたっては、毎回、

むすめ
かーちゃん、う〇こ行っていい?

と、う〇こちゃんの許可まで取ってくる。なんでよ?

勝手にやれ~、う〇こちゃんの管理までできーん!!

なんなん?正直、ウザイんだが。

そんくらい、自分で決めてくれよ?っていつも怒っちゃう。

だけど、これ、うちの子供だけじゃなくて、よその子供も、やたらお母さんに同意を求めているのに気がついた。なんでなんだろう?

別に、子供は親の下僕とかじゃないんだからね、好きにしたらいいよ。

大きなこと、例えば、友達の家にお泊まりに行く。とか、そんなことは勝手にひょいひょい決めてくるくせに、なんで

〇〇やっていい?←テレビ見るとか、どーでもいいこと。

〇〇食べていい?←その辺に置いてある食い物。

う〇こしていい?←生理現象まで知らん

とか、しょーもないことやどーしよーもないことだけ、かーちゃんに同意を求めてくるのだろうか?すんげーどーでもよいんだけど。

でも、こんなにかーちゃんに同意を求めて来るってことは、わたしがおしつけちゃってるところがあるのかもしれないな・・・

そうだったら、ごめんなさい。

はなアンニャー
好きにしやがれ!!

 

 

いちばん自由なのは誰だ?遊びのすすめ。

 

子育て、子育てって言うけど、実際、ほんとに親は子育てなんかしてるんだろうか?と思うときがよくあります。

そりゃー、赤ちゃんのときは笑ったり泣いたりして、自分を表現するしかできなかったから、しかたないんだけど、今はどうだ?

おしゃべりも上手にできるし、自分の感情はきちんと表現できます。

正直、わたしらはなんもしてないんじゃないかと。子育てって、なんなんだろう・・・

子育てってゆー名目のことをやりたくて、ガミガミなっちゃってるだけな気がしてきた。自己満足の押し付けみたいですね、悩むわ~。

自分勝手に子育てしてるんだな~親は。

10年間、子育てをしてきて、今さらながらの大反省会です。

最初の子供が10歳の誕生日を迎えたとゆーことは、かーちゃんも10歳になったということですよね。長いようであっとゆーまでした。

息子がこないだの10歳の誕生日に言ったんです。

むすこ
人生100年っていうから、自分の人生1/10終わったわ~

なんか、言い方がオヤジくさい10歳ですけど、うまいこと言うなと感心しました。

未熟児で生まれて、10年間よくがんばりました。これからも、その調子で。理不尽な世の中に負けるなよ!!

 

よくよく考えてみると、自分たち世代の大人が、一番自由人なんじゃないの?って思ってきました。

自由に新しい家族作って、さっさと親から離れて、それなのに、まだまだ親を頼って、子供を気が向いたときに、子育てらしいことしてる。

自由に使えるお金があるのも、ばりばり動ける体力があるのも今だけなんですよ。

子供は体力があっても、財力がない。

お年寄りは、財力があっても、体力がない。

歳を取って仕事がなくなると、遊び方がわからないと言う人がけっこういるんです。若いころ、一生懸命お仕事ばっかりやっていた人です。

うちのとーちゃんもそんな感じですが、趣味を仕事にしているので、大変そうだけど楽しそうです。前より、いろんなところに旅に出るようにもなりました。

せっかく自由になっても、何をやればいいのかわからない、できないのが一番ツライこと。

 

とゆーことで、はなアンニャーからの人生ワンポイントアドバイス。

若いうちに、いろいろ遊んでおくのを、ぜひおすすめしときます。

確かにお金はたまりませんでしたが、わたしはけっこう好きなところに遊びに行ったりしてました。

それで、与論島も見つけたので、遊ぶのも投資の一部だったかな?と前向きに考えています。

最近、いろいろと言われているのが

『趣味を仕事にするのがいい』

これって、ひと昔前は確か、逆のことが言われていました。

わたしが、高校生の時、かーちゃんに

はなアンニャー
恐竜の骨の発掘がしたいから、考古学部に行きたい

と言ったとき、

「趣味でやりなさい」

と、一喝されました。そんなの仕事にならないと言われたのです。

かーちゃんには、安定した職業をすすめられました。でも、安定した職業って、趣味の延長ではないんですよね。

今は、その時とは逆に

『趣味を仕事にしたらいい』

そんなのできてる人いないじゃんと思ったら、けっこうすぐそこにいます。よく考えたら、うちのとーちゃんがそうでした。農業は趣味です、好きなことです。それで、会社もやめました。

 

そして、

いつどこでどんな出会いがあるかもわかりません。

いろんなところへ行けば、いろんなことにチャレンジすれば、出会いはその分増えます。出会いがないのは、行動しないから。待っていても、誰も現れませんよ!!

 

 

 

わたしは、若いときにいっぱい遊んで、与論島を見つけて、移住したから、少しくらい不便でも、後悔なく暮らせていると思ってます。これは、すごく感じてることです。ほんと、遊び人でよかったわ。

 

もっと、遊んでおけばよかった!!って後悔するくらいなら、遊びすぎるくらいがちょうどいいんです!!!日本人は、どうしても遠慮がちですからね。やりすぎたくらいがちょうど良かったりします。

 

人生で一番自由な、今。

なんとなく、立ち止まってるあなた。

若者と呼ばれているときに、たくさん遊んで、自分が好きなものを見つけるのがあなたたちの仕事です!!!

 

 

 

 

 

2 件のコメント

    • 元気ですよ!!あの年代のひと(うちの親もです)は、新しいことが認められなくて、クレジットカードとか持つの嫌がるひと多いのに、才良ヤカはすぐに時代を受け入れて、行動できてスゴいと思います。

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    【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。