こんにちは。
思ったとおり、ヨロンパナウル健康ウォークの翌日、激しい筋肉痛におそわれている、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
2日後とかに、筋肉痛が出てこなかっただけよかったとしましょう・・・・
さて、パナウルウォークの最中、妙に気になった言葉があります。
『世界自然遺産奄美トレイル』
これは、なんかかっこよさそうではあるけど、一体なんなのか気になったので調べてみました。
目次
世界自然遺産奄美トレイルとは?
『世界自然遺産奄美トレイル』とは、奄美群島(喜界島~奄美大島~徳之島~沖永良部島~与論島)をつなぐ長距離の自然歩道のこと。
亜熱帯の森や白い砂浜、サンゴの石垣のある集落あど、奄美ならではの自然や文化に触れ合うことのできるコースを地域の人たちと一緒に選んだものだそうです。
この奄美トレイルは
・自然や人とのつながりを感じる心を育む道
・地域住民が地域の誇りを再確認し、地域を元気にするきっかけとなる道
・奄美群島の島々のつながりを深める道
として、世界自然遺産登録をめざしています。
奄美の自然の特性
①奄美群島の成り立ち
奄美群島は、かつてはユーラシア大陸や日本本土と陸続きでした。約200万年前に大陸から切り離され、その後、島同士がくっついたり離れたりして、現在の形になりました。
②島ごとに異なる自然
サンゴ礁に囲まれた奄美群島には、島ごとに異なる風景や生き物が暮らしています。
奄美大島と徳之島は、標高が高い島であり、大部分は森林でおおわれています。この森には、アマミノクロウサギやハブなど、たくさんの生き物が生活しています。ココには、ここにしかいない生き物や、絶滅危惧種とされている生き物が多く暮らしていることが評価されているのです。
一方で、喜界島、沖永良部島、与論島は低くて平らな島で、サンゴ礁起源の琉球石灰岩からできています。
この島々には、山や森は少ないですが、喜界島の百之台や、沖永良部島の鍾乳洞、与論島の長く続く白い砂浜などのスバラシイ景色が広がります。
③自然と共に生きる文化
奄美群島は、自然を畏れ敬い、自然と共に暮らしてきた独特の暮らしや自然観があります。
島唄や豊年祭、泥染め、島料理など、地域固有の生業や伝統文化、知恵がこれまで継承されてきました。
トレイルのルール
①自然を大切に
動物や植物は持ち帰らず、見るだけでに。思い出や写真で楽しむ。
奄美群島の珍しい動植物の多くは、法律などで守られています。それらの生き物を捕まえたり採取した場合は、罰則などが科せられます。
②ごみはすべて持ち帰る
自分の出したごみは、必ず持ち帰る。また、落ちているごみを拾うように心がけ、みんなが気持ちよく楽しめるトレイルにする。
③ルート上を歩く
マップのルート外の森や畑、人家の中を歩かない。特に、不用意に草むらのなかに入ると、植物を踏みつけてしまいます。
与論島にはハブはいませんが、他の島ではハブにかまれることもあります。
④気遣いある利用する
他のトレイル利用者や、地元の人に配慮した行動をとる。
与論島エリア
奄美トレイルの与論島エリアは、A~C区間までの三つに分かれています。
A 茶花集落・トゥマイ海岸コース
このコースは、高低差もなく、比較的歩きやすいコースです。茶花市街地からも近いのでおすすめコース。
こちらは、夕焼けが最高にキレイに見えるスポットが多く、映画「めがね」のロケ地にもなった、ヨロン島ビレッジやトゥマイビーチなどが有名です。
晴れていたら、与論島のお隣の沖永良部島もよく見えます。
オーシャンマーケットにも寄り道してみてくださいね~。
冬は、映画『めがね』のロケ地マップで与論島をドライブしよう!
B 寺崎・皆田・大金久海岸コース
このコースは、ヨロン島のきれいな海に一番近づけるコースです。
こちらも高低差なく、歩きやすいですね。
東なので、朝日を見るために朝早くにでかけてみてはいかがですか?
朝日を見ながら、波の音を聞きながら砂浜を裸足で歩いたり、ビーチヨガを楽しむ人もたくさんいます。
心も身体も癒されて与論島のエネルギーを吸収できます。
隠れパワースポットの、枯れない水『鳩の湖』を探してみたり、幻の砂浜『百合ヶ浜』へグラスボートに乗って行ってみるのもありです。
与論島の百合ヶ浜、まじで死ぬまでに1度は行きたい絶景です!!!
C 赤崎・城集落・ビドウコース
こちらは、高低差の激しいコースで、ヨロンマラソンでも難所とされています。
与論島に初めて、人が降り立ち住み着いた場所と言われている赤崎海岸からスタートし、ご先祖様が島の内部へと住居を移動していった歴史をただれるコースです。
与論島の頂上という与論城跡や与論民俗村、サザンクロスセンターなど、与論島の歴史が学べるスポットがたくさんあります。
1日で全部まわるよりは、ゆっくりと景色を楽しみながらゆっくりとまわるといいですね。
与論島を歩くときの注意事項
秋は、風が気持ちよく、寒くもなく暑くもない天気なので、奄美トレイルを歩くのにはいい季節です。
ちょうど今です。冬は、内地ほどではないですが、与論島も寒くなりますし、天気も不安定になります。
11月~12月は、天気はいいのに、風がけっこう吹きます。その日差しと風の組み合わせは、与論島で一番気持ちいい時期かもしれない。
夏は、ちょっと暑くてきついですね。どちらかというと、海を楽しんだほうが与論島のよさを知ることができる季節かな?
あと、与論島は、そこらじゅうにカフェやお店があるわけではないので、水分の持参は忘れずに。
自動販売機もちらほらありますので、小銭を持ち歩くようにしてください。
秋でも冬でも日差しの強い日は、とても暖かいので、脱ぎ着しやすい服装で歩きましょう。
紫外線は晴れていると、冬でもきついです。日焼け止めと帽子は必須アイテムですね。
公衆トイレは意外と、たくさんあるのが与論島のいいところでもあります。
もし、万が一、困ったことが発生した場合、まわりに誰もいない場合も多々あると思います。
重要な機関やタクシーなどの電話番号はあらかじめ、メモしておきましょう。
警察署 0997-97-2803
タクシー 南タクシー/0997-97-3331
大洋タクシー/0997-97-2161
医療機関 与論徳洲会病院/0997-97-2511
パナウル診療所/0997-97-2073
龍美クリニック/0997-97-5607
まとめ
歩くのって、普段車で移動していると見えないものが見えたりして、とても新鮮です。
いつもどれだけ、いろんなものを見逃しているかわかります。
普段会えない人たちとも会えるかもしれません。
話す内容もまた、変わってくるかもしれない。
歩くということが、まるで非日常生活のようになっている今日この頃です。
どんどん歩いて、新しい与論島を発見してみてください!!
わたしもまだまだ知らないことが、たくさんありそうな気がしています。