こんにちは。
与論島移住歴15年、はなアンニャー(@hanadeso3)です。
毎日、楽しく生きています。
与論島に憧れて、与論島に移住したのだから幸せです。
・・・と言いたいところですが。
いいことばかりじゃないのが、人生ってもんです。
人生、楽ありゃ苦もあるさ。
10数年間、与論島に住んでて困ったことをランキングにしてみました。
他の地方での田舎暮らしともかぶるところがあるかもしれません。
今から、地方移住を考えているひとは参考にしてください。
新型コロナウィルス流行の影響で、地方移住をしたいひとがどっと増えるのではないかと推測されます。
地方移住するにあたって、いいところばかりじゃないんだってことを頭に入れておいたほうが、うまくいきます。
目次
与論島から出るときの交通費がものすごくかかる
与論島から島外に出る手段は飛行機かフェリーです。
ですが、フェリーだとどうしても時間がかかってしまうので、わたしは飛行機を使う派です。
あと、とんでもない船酔いにあったことがあり、そのときから船に乗るのが怖くなってしまいました。
ですが、飛行機はとんでもなくお金がかかるのです。
与論島への行き方まとめ。美しい海が自慢の一度来たらまた帰りたくなる癒しの楽園
ほんとに、子供つれていくとなるとものすごい出費なんです。
我が家は子どもが2人いるので、里帰りとなるといつも10万円は軽く超えます。
一応、駆使できる割引は活用しても、です。
でも、たまには与論島から出て外の空気を吸いたいし、実家のじじばばに孫の顔も見せたい。
わたしも、地元の友達にも会いたいし。
与論島に移住してから、ほんとうに島以外の友達と会えなくなってしまいました。まぁ、しかたないですケド。
なんとか、がんばって一年に一回は山口の実家に帰るのを目標にしていますが、最近はできていません。
ちなみに、与論島から山口県の実家に帰るには
与論空港→鹿児島空港→鹿児島駅→新幹線で山口へ→車で40分
と、いろんな乗り物を乗り継いでいくわけです。
那覇空港→福岡空港→地下鉄で博多駅→新幹線で山口へ
と道順もありますが、新幹線で帰るほうがはやいし、子ども連れには新幹線のほうが楽。
いろいろなアクセス方法を調べてたどり着いたのが、この方法でした。
里帰りの手段を考えるのは離島ならではの悩みかもしれません。
お金もかかるし、時間もかかる。子連れには大変な大旅行になります。
与論島のような離島こそ、クレジットカードを持つことをすすめる理由とは。
与論島発着の飛行機のチケットが人気すぎてとれない
交通費もかかるのですが・・・・
何年か前から与論島の飛行機のチケットが取りにくくなっています。
テレビで与論島が特集されてから、かなり人気の観光地になっているのです。
夏から秋にかけては、だいぶ早い時期から満席になっているようです。
平日でもとれないときがあって、かなりチケットを取るのが大変。
与論島、大人気みたいで嬉しいのですが・・・。
実家が与論島じゃなかったりすると、実家で何か急なことがあって帰らないといけなくなったとき、飛行機のチケットが取れないと、間に合わないという事件が起こるのです。
取れても間に合わんかもしれんけど、それでもできるだけはやく行きたいときもあります。
先得とかもあるけど、うちはお店してるし、今度は与論島で何かあったら困るのでそれもできない・・・・。
昔、当日どうしても行けなくなってキャンセルしたことが何度かありまして。
大変なキャンセル料とられましたよ。
また、せっかく取れたチケットも台風で行けなくなって、泣く泣くキャンセルしたことも・・・
キャンセル料は、飛行機が飛ばないとわかるまでは、返金が決定しないんですよ。
与論島に今年最強台風接近中!パックツアーのキャンセル料ってどうなるの?
与論島のような離島に住むと、離島カードというのがあります。
与論島の暮らしに役立つポイントカードやお得な割引カードまとめ
この離島カードを持っていると、当日予約でも約半額くらいの値段で飛行機に乗れるのでとても助かります。
でも、けっこう有効期限が短いので、ちゃんと更新する必要があるのでご注意を。
この離島カードは鹿児島県、限定で使えるカードなので、沖縄便では使えないのがツライ。
離島の買い物は送料が商品より高い
与論島には、洋服とかお店がないので、毎度ネットで買うことになります。
通販、好きなんですが、洋服のサイズとか見た目とかよくわからんで失敗すること多いんです。
特にズボンと靴がまったくわからない・・・ちょっと、最近めっちゃ太ったので昔と同じサイズは無理だと思うのです・・・
最近は、ゾゾスーツというのが出まして、便利になりましたけどね。
ほんとは、目で見て買いたい!!!
ウィンドウショッピングしたい!!!!
そんでもって、離島の通販は送料が高すぎるのが大問題!
送料無料って書いてあるのに、離島だからと送料がかかる場合が多々あります。離島は別料金なことがほとんど。
与論島には、ヤマト運輸さんと郵便屋さんしかないので、その他の運送屋さんの場合は、送料無料でも、送料がかかると後から連絡がくることが本当に多いのです。ヤマトさん、郵便さん対応となっていても別料金かかるときもあります。
特に、大型家電などは送料無料を探すのは至難の技。
もしかすると、島の電器屋さんなどで購入したほうが安くつく場合もあります。
ちなみに、大型家具を送ってもらったときの送料80000円くらいかかったときがあります。いろんな運送屋さんを経由することになるとかなり送料がかかるのです。
そして、送料って不思議なもので、県内だと鹿児島本土でも安いのに、あんなすぐそこに見える沖縄からなのに送料3000円と言われて、即お断りしたこともあるのです。
通販するときは、まず配送してくれる会社がヤマトか郵便であるかどうかを見てからお店のぞいています。
そうじゃないと、あとからショックがでかいです。
そうすると、
ほしいもの探すのめっちゃめんどくさくなるんですよね。
最近は、買い物しなくなりました・・・・
田舎で暮らすときは、不必要なものは買わないことが大事。
だから、移住するときはあまり荷物を持たず、こっちに来てから準備するくらいがちょうどいいです。
田舎の人は交通ルールを守らない
とりあえず、与論島の自動車の制限速度は速いところで40キロ。街中は30キロとなっております。
最近は慣れてきましたが、もうとろっとろです。10キロくらいで走っているお年よりもいます。
わたし、かなり車の運転が大好きでして、山口にいたころは、毎週のように県外まで車で行っていました。
遠くは鳥取。
与論島まで移住するときも車に乗って九州を縦断してきました。
あ、途中で四国に寄り道して、また北上してから南下しました。お世話になったひとに会いながら来たので。
ですが、与論島は周囲24キロしかないし、みんなおそいし。
車、道のど真ん中に止めて、通りすがりの人と話し始めるし、ものすごい自由っぷりを発揮されます。
そのまま、道路の真ん中に停めたまま、いなくなったり。
三叉路の真ん中に車停めて、大渋滞になったり・・・けっこう、腹が立ちます。
シニアカーもけっこうばんばん通っている、しかも逆走とか当たり前なので、かなり危ないんです。
パンクしてるのに、窓ガラスが割れてるのに、平気で走っている車もあるくらい。
台風のあとは、ガラスがビニールシートで覆われている車、よく見かけます。
だんだん違和感なくなってきますが。
さらに、酔っ払いはふつうに道で寝ています。
夜、ウォーキングしているひとは、なぜか黒い目立たない服で歩きます。
とにかく、注意して運転しないと、危険なのです。
移住するひとも、レンタカーのひとも与論島で運転するときは、本当に気をつけてください!!
与論島民、みんなが親戚?悪口には気をつけて
田舎ならではですが、みんな親戚のような人間的距離感の近さです。
うわさばなしも大好きで、うそもホントもすぐ広まります。
わたしも最初の頃は、いろんなひとと仲良くしていましたが、だんだん疲れてきて結婚してからは、あまり人付き合いはしなくなりました。
やっと最近、外に出るようになった感じです。
付き合うひとを自分で選べるようになった気がします。そうすると、人間関係がラクになるのは田舎も都会も同じですけどね。
あまり、人付き合いが好きではない人は、田舎に行けば静かに暮らせる・・と思ったら大間違い。
若者が寄って来なくなっても、けっこう、おばあちゃんとかが、かまってきてくれます。
わたしも与論島に来て、最初に友達になったのは近所のおばあちゃんでした。
ものすごい、寄ってきます。
だけど、あまり知り合いがいなかったので、けっこう救われもしました。
本当に、ひととの距離感を間違えるときついです。
特に田舎は逃げ場がないです。
結婚すると、いたるところで、あの人とあの人は親戚だから、とか、じつはあんたの実家と親戚だ、とかいろいろ言われるようになります。
ほんとに、どこに敵が潜んでいる状態かわかりません。
なるべく、いらんことは言わないことをおすすめします。
スパイがいるかもしれません。
地方移住はいいことばかりではないけれど。
憧れの地方移住、田舎暮らしかもしれませんが、それなりに困ったこともけっこうあるのです。
わたしは気になりませんが、無視嫌いの人には南国の虫は恐怖でしょう。大きいのが多いので。
でも、困ったこと以上によかったと思うこともたくさんあります。
正直、虫も慣れます。
嫌なことも、受け流せるようになれば、田舎暮らしはとてもいいです。
むしろよかったと思うことのほうが多いと感じています。
不便な面はたくさんありますが、心はかなり穏やかに暮らせていると自分では思っています。
田舎暮らしの失敗談などを知っておくと、いざ移住してみて何かあったときの心の準備になるのはまちがいないです。
なんでも、いいところは最初のうちだけで、あとからどんどん悪いところばかり目に付くようになってくるものです。
でも最初から、ここはダメ!が分かっていると、それも半減するのではないでしょうか。
楽しい田舎暮らし、めざしましょう!
まずは、プチ移住から始めることをオススメしますよ。
[…] 与論島 困ったこと […]
初めまして。
外から与論島に移住した方という立場での情報発信
たいへん興味深く読ませていただいています。
私たち夫婦は与論島に魅せられてしまい、プチ移住を希望して調べまくっています。
ところで、あまり情報がなくて、でも私にとっては大きなことなんですが、
「与論島にはへびがけっこういますか?
一年に何回ぐらい遭遇しますか?
浜辺の岩場にへびはいますか?」
ということについてのがなかなか得られません。
自然大好き、温かな人柄の方たちと静かに暮らしたい、
と願っているかなり自然派な私なのに
どうしたことか、へびを見るだけで発狂するくらいの恐怖に見舞われてしまうのです。
お手数でたいへん申し訳ないのですが
教えていただけたらたいへん助かります。
よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
与論島にはハブはいません。ほかのヘビもあまり見かけませんが、アオダイショウとアカマタがいるみたいです。
だけど、ほぼ見たことないですよ(*´▽`)v岩場にもいませんが、ウミヘビはいます。
ふつうに暮らしてるとまったくみたことないです。
もう少し調べてみますね‼️