与論島で、『ヘンテコノミクス』という行動経済学。本から人生を学ぼう。

はじめましての方も、こんにちはの方も、いつもこのブログに寄ってくださってありがとうございます。

与論島で、なにかしらの才能が発揮できないかと、日々、探しているはなアンニャー( @hanadeso3 )です。

とか言いながら、サボってばかりいて、ぼやぼやしているうちに、どうも息子に先を越されているようです。

息子は、自分が好きなカードゲームを選んで、それをオーシャンマーケットで売って、おこずかいをもらうというわたしの憧れ、不労所得を手に入れてしまいました。いくらもらってるかは知りませんが、わたしのアルバイトより稼いでるかもしれない・・・いや、確実に稼いでいる!!

ちゅーか、現役のゲーマーが好きなの選んだら、売れるに決まってる!!!

いいところついてる。最近は、妹もうらやましくなって、自分で商品を選んで販売する計画をたてているところ。

子供たちよ!!自分の金は自分で稼げ!!!

 

そんな息子が、真剣に読んでいた本がありました。

その名は、『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』

表紙だけ見ると、なんだか面白そう。

まんがって書いてあるしな。これが、まんがじゃなかったら、絶対に手には取らないであろう経済学の本。

まんがの力ってスバラシイ!!子どもたちも、まんが読んで、親より難しい言葉知ってるし、小さい頃から、積極的にまんがは読ませてます。

ただただ、気になるのは読みすぎて目が悪くなるんじゃないのかしら??ってこと。

 

だって、自分もそうだったので・・・・・

 

 

目次

『行動経済学 ヘンテコノミクス』を、かーちゃんもこっそりと読んでみた!!

 

すると、この本。金の稼ぎ方について書かれた本ではありませんでした。

ただただ、人間の動きについてのまんがでした。

子供に聞いたら、ひまつぶしに3~4回は読んだそうです。なかなかやるな!!

で、行動経済学ってなんぞや??

わたしたちのように、商売で生活しているひとたちはもちろん、農家のひと、漁師の人、会社員のひと、みんな知っておくと、いいかもしれない。

行動経済学とは、従来の「人間は必ず合理的な経済行動をするもの」という経済学では説明しきれない不思議な人間の経済行動を、人間の心理という視点から解明しようとする新しい経済学です。

わたしは経済学部出身でもないし、経済についてはさっぱりわからんけど、人間の経済に対する心理でどう行動するのかと言われると、けっこう興味がわいてきます。

どうして、人はそれを買うのか???安いから、質がいいからという簡単な理由だけじゃなかった。

このいろいろなものがありふれた世の中で、なぜそれを買うのか!?確かに気になる。

 

では、このまんがのなかで、特にはなアンニャーが気になったところ、わかる~な部分をご紹介します。

プラセボ効果

このプラセボというのは偽薬。効果のないニセモノの薬のことです。

病院でも、たまに使うことがあります。これがまたよく効くんですよ!!本当に、人間の思い込みの強さを実感させられるのが、このプラセボです。

このプラセボが威力を発揮するのは、どうも病気のひとに対してだけではないようです。

まったく同じものなのに、肩書きを変えただけで、人間は凄そうに書かれたものを買ってしまいます。

しかも、感覚的にも凄い風に感じてしまうようです。

 

確かにそれが、たとえ、プラセボ効果であったとしても、同じものよりいいものだと自分が感じたのであれば、そんな幸せなことはないですね。

 

これを読むと、お店のポップ(売り場の商品ごとの広告)の書き方って重要だと思いました。

もっと、上手にポップ書けるよう頑張ります。ポップ書くのはわりと好きなんです。

信じる者は救われる。まさにコレ。

 

無料による選好の逆転

よく、ネット通販でも見かける

『1万円以上お買い上げの方は、これを無料でプレゼント』

『2万円以上なら、さらにさらにこれも無料でプレゼント』

とか、

『1万円以上お買い上げの方は、送料無料』

とかの文章を見ると、ついつい、なにかしら追加して買い物をしてしまいます。

それで、気づいたら要らないものを買っていたり、最初の予定の金額の倍くらい買い物してしまっていることありませんか?

恥ずかしながら、わたしも昔は、『あと何円で送料無料』にだいぶ、のせられました。

与論島って、送料がべらぼうに高いから、ついつい送料無料だとついつい買ってしまうんですよね。

人間て、タダとか、無料って言葉にホント弱い生き物ですよね・・・日本人だけなのかな??

そのくせ、いつか必要なものだったから。とかいろいろ言い訳して、自分を納得させようとするんですね・・・・

これは、商売人だけでなく、買い物するひともよく知っておくと、要らん買い物をせずに済みそうです。

 

反省です。

タダほど怖いものはない。

 

基準に引っ張られて、価値が変わる

人間が物事を評価するとき、その物事自体の価値ではなく、基準となる状態との比較によって、価値が決まることがあるという話です。

同じものでも、くらべる基準が変われば、そのもの自体の価値が変わる。

例えば、同じ白飯でも、それだけなら、味気のないただの米ですが、味の濃いものを食べ過ぎて、もう食べたくない状態を想像しながら食べると、世の中こんな美味しいものはない!!となることです。

少し、最初のプラセボ効果に似ていますね。

 

ハロー効果

 

表面的な特徴(見た目)に引きづられて、全体を評価してしまう心理効果のことです。

ハローは後光という日本語になります。

人の学歴や、見た目だけでそのひとを高く評価してしまうこともハロー効果です。実は、中身についてはこれから知っていくのですが、見た目と中身が伴わないひともいるわけでして・・・

買い物も、あとから落ち着いて見てみたら、自分にまったく似合わない服を買っていたり、着そうにもない服だったりすること、多々ありました・・・・

人間に関しては、わたしはあまり見た目でだまされたことはない・・・ないと思い込んでますけど、どうなん??

だからこその、第一印象って大事よね!!

わたしは第一印象で、確実に、

『このひと、変わってる・・・』

と思われるひとなんで、どうしても仲良くなりたければ(何様や!?)、変わってると思ってもずいずい近づいてきてくださいましね。

そうすると、印象が良くなるわけでもないんですけどね。

 

ひとは見た目が100パーセント。最初だけね。

 

人間の思い込みの力はすごいのかもしれない。

 

こうやって、読んでみると、行動経済学というものは、ほとんど人間の思い込みによる経済に対する動きのようですね。

思い込みって、けっこう重要なキーワードです。

お店の人はそれを、思い込ませるように上手に一生懸命売り出す努力をしないといけないし、買うひとのほうは思い込みで、不要なものを買わないようにしないといけない。

 

この思い込みパワーは、何も経済の中だけで役にたつものではありません。

うちの息子は、『自分はすごい運がある男だ!!』と、なぜか思い込んでいます。

でも、確かに、ちょっといいことがあると

「やっぱり自分は運がいい!!」

とはしゃいでいます。それは、ほぼ、ほしかったカードが当たったときのセリフなんですが、こちらから見ると

「そんだけ大量にカード買ったら、いつかは数打ちゃ当たるだろうよ」

なんです。もう、一個のかごにはおさまりきれないほどの大量のカードが、かごに入りきらず、そこらじゅうに散乱しているんです。

でも、この『自分は運が最高にいい』という思い込みは、人生で最強だと思うので、これからもぜひとも、『運がいい男』であってもらうように、こちらも持ち上げていきます。

 

口にだすと、ほんとになっちゃうことって、けっこうありますからね~。

 

言霊ってやつ。

だったら、悪い言葉、汚い言葉よりも、『運がいい』のがほんとになればいい。

 

思い込みの力、あなどるべからず!!!!

やっぱり、まんがだと読みやすいし、理解もしやすい!!これなら、子供も読めるし、勉強にもなります。

我が家は、積極的に子供には、お金の仕組みについて教えていく方針のようで、いろいろ教えているみたいです。

わたしには、よくわからないので、息子にがんばってもらいましょうかね!!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【人見知り与論島全力案内人】 22歳、初めて訪れた与論島に運命を感じて、26歳で山口県から与論島に移住→そのまま、結婚してかーちゃんになっちゃった!! ワイン大好きぴちぴちのアラフォー薬剤師。 与論島の旅行や移住、田舎暮らしについてブログで全力発信中。 ツイッター、インスタグラムもやっています。